千葉北タマサキもすっかりと暖かくなり、
昨日も今日も最高気温が25度の夏日だとあった。
本日のナウファスの波高&周期は、
それぞれ50cmと6秒。
南東から東南東がベースの弱いうねりだ。
水温は昨日16度あったが、
今朝は少し下がって15度。
けれど、
水温は1度下がればとても冷たく感じる。
@keisukeku on Cosmos Surfboards The Glider 9’8”(295cm) @nakisurf_chiba
福岡は糸島より、
國武さんがやってこられた。
國武さんはドラグラ派イトシマの頂点であり、
国文的文化人の一人でもある。
氏は、
私の3日間のアテンドツアーに参加された。
グライダー体験のみならず、
エックスのカリン塔プロジェクトにも参加し、
ある程度のところまで会得されていった。
普通の人には、
エックスのアッサンブラージュ(ブレンド、複雑)は読み解けないものだ。
先日もサーフ歴30年のベテランが翻弄されて、
ほとんどいい波を得られなかったのとは、
対照的な結果となった。
石部シュリくんもエックスにやってきた。
彼も國武さんと同じでサーフ歴は浅いが、
浸透力の高いサーフマインドを持っている。
『銀鯖道の夜』
の熱い読者の一人である國武さんは、
サーフ後に物語ゆかりの地をくまなく見て歩かれた。
たとえば、
玉前神社であり、
角八和菓子店、
または、
太東岬の檀那の魚拓がある堀米釣具店だったり、
下画像の玉崎神社(いすみ市)だった。
さらには、
コスモス・サーフボードいづる所として、
エンスーラボも訪問された。
yucchi新作『波に乗るチーター』。
サーフボード用の絵具使用
前田博士は、
モメンタム世代以降の現代サーフボード・シーンには、
さまざまな*ムーブメントがおこり、
(*低浮力イズム、ミニイズム、WCT派、古典、オルタナティブ)
消滅していった。
それらのムーブメントは、
複雑に絡まりあっていて、
一人のシェイパーが複数の運動にかかわり合っていたりすることも珍しくはない。
またシェイパー&デザイナーに注目すれば、
現代サーフシーンはまた全く別の様相を見せると論じられていた。
そんな論をうかがい、
胸に抱いて私たちはミズモリさんにやってきて、
名物アジフライ定食をいただいた。
名作と呼ばれているミズモリ・アジフライ・ムーブメントは、
大量生産に抗し、
寿司屋としての矜持を保つ希望だ。
ただ、
多くの人たちは
「名作」の領域に希望と期待をかけてしまった。
つまり名作=大量生産へのカウンターをいわゆる名作と理解してしまったのだ。
このアジフライは、
大原で水揚げされたアジを現店主がさばき、
ふわりと柔らかいパン粉をまとわせ、
初代店主が油に落とし、
そこから一瞬たりとも気を抜かずに揚げたものだ。
衣はサクッと香ばしく、
アジの旨みが立ち上がり、
アジフライというおなじみの料理を未知なる領域にまで高めている。
ちょうどこれを書いているとき、
ドラグラTのサンプル各種が届いた。
これから検品して、
またここで月曜日ごろに紹介します。
(NAKISURF千葉ではステルス販売しております)

Photo by @gerrunii
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【巻末リンク:細野晴臣さんとSS氏、そしてMM水丸さん号】
【巻末リンク*2:すごい龍雲が!】
Happy Surfing and Happy Lifestyles!!
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