
これは人の心理なのかはわからないが、
奥へ奥へと進む傾向があるようだ。

たとえば、
山奥へ向かう気持ちはよくわかる。

ならば、
海奥というのはないのだろうか?

海の奥のことを考えていると、
秘波という言葉を感得した。

そこから、
クマビーチや、
ジェフリーズの奥のインポッシブルを思いついた。

原子は、
原子核と電子によって形成されていると学んだ。
さらに原子核は、
陽子と中性子などへと細分化されているという。

それらすべては、
固体としてのイメージをもたず、
粒子、
素粒子と呼ぶという。

素粒子は空間的な広がりをもち、
たとえば、
雲の濃いところとか、
薄いといった「模様みたいなすがた」をもつ。

それらは衝突によって、
つぎつぎとすがたを変えている。
その存在知を知ると、
知の無限性が拡がっていることを空海は知っていたのだろう。

1200年も前のことだ。
TVもない、
ラジオもない。
もちろんインターネットなどもない時代のことだ。

限定的な書物、
伝承だけでこの思想に行き着くのみならず、
書にして、
または宗教として門弟たちに伝承したことが今も残る。

で、
空海は宇宙人だったのだと仮説を立てている。
すると、
さまざまなあり得ない事実に納得できる。

仏教にも偶像崇拝を認めるか否かという時代があり、
それから1000年経ってようやく仏像が認められたという歴史もある。

で、
私たちの愛するサーフィンには、
宗教感が必要だとわかった。

その宗教観は、
あちらこちらにあるけど、
ルールが前面に出すぎて、
根底のところがわからなくなっているように見受けられる。

さてロードに戻る。
足摺岬から県道27号で土佐清水まで、
国道321号を宿毛(すくも)方面に走ると、
大好きな物産店がある。

元々はポイくんが連れてきてくれた名店であり、
何よりも魚の品揃えが一流で、
地元の人だけに商品の焦点をしぼっているようだ。

例えば、
こんな一箱500円の魚群。
よく見るとキンメダイも入っていて、
格安どころか舳先価格だとわかる。

春が旬の左巻き(タカノハダイ)は絶品であるが、
一尾100円と付けられている。
「板前鬼政」と異名を取るターくんならば、
どんな料理をするのだろうかが気になった。

旅行者なので、
パックのお刺身にしたが、
アジのうまさとキハダマグロの滋味に感じ入った。
とにかくここの刺し身がうまい。

この入船鮮魚への信心が高まり、
巡礼者、
オヘンラーの気持ちとなった。

横浪半島にいくと、
春らしい暖かさであり、
陽光がきらめいていた。

ガシラハウスまで戻ると、
ご近所の半農半漁の森田さんがやってきて、
なんと噂のヒダリマキが網にかかったと持ってきてくれた。

さらには、
墨をまとったコウイカ(ハリイカ)も入れてくれて、
これはイカスミ汁だと、
前述した鬼政の気持ちとなった。

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【巻末リンク*2:Hello、4年前のロードトリップ】
Happy Surfing and Happy Lifestyles!
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