昨夜、震度6強の最大余震を感じました。
関東地方でこの揺れ方なのだから、
震源地付近の人は怖かっただろう。
昨夜津波警報が出たので、
いまだ問題がある原発のことを考えていた。
みなさん、大丈夫でしたか?
昨日は桜満開という新聞記事を受けて、
新素材の打ち合わせを兼ねて、国立に行ってきた。
ここは大師匠の暮らす土地なので、
ついつい彼を捜してしまっていた。
一橋大学付近の桜。
勉学に励みながら見上げる桜はどのように見えるのだろうか?
ソメイヨシノゼミナールでしょうね。
願わくば、
この大学でニコリンサーフゼミナールを開講したい。
そっか、千葉でもいいのですね。
□
コールが、
「コンケイブデッキの、BD3が完成シマシタ!」
先日ポストしたAVISOミニノーズと同日、
共に試乗してきた。
いつも乗っているAVISO BD3 5’0″と同じスペックで、
とオーダーした。
5’0″x 20-1/2″x 2-1/8″
(厚みはセンター、ストリンガー位置での計測値)
スプーン形状のコンケイブデッキなので、
センター(ストリンガー)付近は薄く、
レイルに近づくにつれ厚くなるという新設計。
ただ、そのまま厚くしてしまうと、
レイルが入りづらくなるので、
レイルチャンネルで培った技術をふんだんに用い、
段差と切り返で表現したアイディアピカリのデザイン。
英語表記だと、
ステップレイル(Step Rail)とすればいいのだろうか。
それでもレイルの一番厚い部分は2-1/2″もあり、
「ターンにパンチが出るぞ」
とコールは言うが、さてどうなるのだろうか。
ニューボードを持って沖に向かうのは、
いつでも晴れ晴れしい。
一本目のバックサイド。
すでにその操作性に驚く。
足の収まる位置が深く彫り込んであるので、
足裏と波が近く、細かい操作と、
滑りがより感じられる仕様となっていた。
なるほど、
多くの人がこのスプーンデザインの虜になるのがよくわかる。
カットバックの入り(入場)もこの安定性と精度。
走ってきたトラックに注目してください。
この速度でも、
これだけの水量を漕ぎ出し、
さらにはボードを適正に波壁に浮かせていた。
こちらも同様。
ボードは浮くのだが、
テイルとレイルエンドに操作性の沈みを残すことによって、
より高い安定性が確立されていた。
ピア脇の禁断のライト(ぶつかってしまうから危険)
にセット波が入り、
決意してセクションの奥からテイクオフした。
そのままボトムターン。
トップで切り返そうと思ったのだが、
このボードの持つ高速操作性を信じて、
そのまま前に切り出した。
.
じつはこの目の前はピア(桟橋)の橋脚があり、
その間を目指して加速しているのだが、
ここでワイプアウトしても波の角度によって、
その中に吸い込まれてしまう位置。
さらには、
波の上から加速中のため、かなりのスリルがあった。
そのままピア反対側に通り抜けることを
ぶれることなく敢行し、
ぶつかることなく、無事に反対側に出られて、
自分はもちろん、撮影、見学者たちを驚かせた。
うれしくてニコリンしちゃいました。
改めて、このボードのすごさを知り、
ボード詳細を再確認。
フィンはレイシオトライを装着。
ストリンガーに入っているカーボンファイバーが剛性を高め、
後ろ足でそれがなくなっているので、
いわゆる「テイルフレックス状態」
となって調子がいいのだろうか?
と分析してみた。
ランチはピア通り(DEL MAR)にある老舗デリカテッセンで、
ベジタブルサンドイッチをいただきました。
フレンチパン、ハニーマスタード、
アボカド、トマト盛りのクラシックなランチでした。
その帰りにコールにこのボードのことを報告に行くと、
この日は『大阪心斎橋のロックロックT』
を着てにっこりしていました。
老舗ロックバー“Rock Rock”につきましては、
https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/18876
のリンクをご覧ください。
ボードの形状分析と、彼の理論を重ねて、
このデザインを商品化できるようにしておきました。
具体的にはもう少しレイルを低く、
つまり薄くなります。
ほんのちょっとの差で、
完璧なボードになるのだと改めて感じた。
うれしいことに俺とコールが同意見でした。
□
話は千葉の一ノ宮寨(仮名)に戻ります。
ここは近所というか、
駅前の『名糖食堂』でして、
今日はここでスタッフランチ。
昭和40年代の味そのまま。
伝統的な味に俺はうっとり、
みんなは、
「こういう味が昭和40年代なんですね」
「そうです。黒電話です。演歌です」
と答えたら、
付けっぱなしのTVから演歌が流れてきて、
日野美歌さんが、
「愛しさをください」
と歌い、さらには
「桜のワルツ」
という今の気持ちにぴったりの曲が流れてきた。
深い。
俺はカレー南蛮うどん。
ちなみに大西はカツ丼
とおるは野菜ラーメン
りょうたとヤス、高井は焼き肉定食でした。
午後は波乗り有料、東金道路を通り、
ガラガラの東関道、首都高速と乗り継いで、
都内にやってきました。
シェーンと西麻布で待ち合わせして、
シロクマに遭遇。
「シロクマって、ポーラベアのことデスカ?」
「そーです。見たらわかりますよ」
「ほんとだ、すごいねコレ?!カンペキにシロクマです。
あれ、カンペキ、コンペキでしたっけ?」
「カンペキです」
シェーンの方から見ますと、
こんなシロクマさんでした。
やはりシロクマまでもニコリンなのですね。
めでたしめでたし。
□
(番外ハードコア編)
これは今年最後の北西うねりが届いたハワイ。
ボード全てが壁に浮き出ている。
どのくらいの速さで滑っているのだろうか。
こんなバレルの日はどんなダックダイブをするのだろう?
波乗りは深い。
今日もありがとう。
全てにありがとう。
また明日がやってきます。
がんばろう!
がんばれ日本1
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