今回ここに持ってきたボードだが、
3本入りのボードケースに4本みっしりと詰めてきた。
波もあったのでこれが大正解。
アラスカ航空にて、
チェックイン時のオーバーチャージは、
「ボードが何本か」 という単位ではなく、
「ボードバッグが何袋か」という料金設定。
よって一袋50ドルで持って来られた。
1本でも50ドル、
4本でも同様。
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ポンパドール・ラウンド。
これも乗ると、
真夏日のソルトクリークを思い出した。
美しい模様をまとったフライングタートル。
ビーチブレイク、
そしてポイントブレイクに。
結果、
イスラエルがやたら気に入った1本。
イスラエルから9’4″ロングボードを借りた。
滑走感とピュアな世界がこのグライド・フィールの持ち味だろう。
歴史あるメキシコ。
自然がたっぷりなこの地にも
【観光開発】
という名のビジネスの波が押し寄せてきたようだ。
ミタ岬内はすでに
「一泊7万円から〜」
という超高級リゾート群に侵略されてしまった。
セントレジス、
フォーシーズンズ、
カサ・デ・ミタ。
宮殿のような豪邸。
全ては新興国における外貨獲得のための理由なのだろうが、
普段は裸足でバラック、
土間に住む人々は、
靴を履いてのウエイター、
そしてドアマンその他として働いている。
それらホテル一泊の料金は、
彼らの月収を軽く上回るものだ。
違和感を持つが、
たくましい彼らは私が思っている以上に精神力が強く、
常に前を向きで、
うれしいほど陽気なことに安心した。
◎