こんにちは、
サンクレメンテの波は小さくなってしまいました。
そして寒いです。
予報を見ると、
木曜日にはサイズアップしそうですが、
ただ天気が「風雨」とあった。
嵐と一緒にうねりがやってきてしまうのか、
または嵐によって波が上がるのか、そんな今週です。
先週末は真夏日、夏日と続いていましたが、
これもこちら流の三寒四温でしょう。
この嵐も春に向かって進むためのものなのでしょうね。
トイボードでの滑降感触。
「遊び」が大きく、
思ったように正確なターンができないのがまたいい。
雪の日の車の運転みたい。
ネオ・ショートボードであるカーブボールでの滑走。
こちらは峠道でのコマグン(cバリバリ伝説)風に。
攻めて攻めて攻めるターンの連続。
AVISOミニボードで、
硬いストーム波に乗るのは、
気持ちを激しくしていくうような愉楽。
ロックンロールか。
剛性が高い素材の速度を角度に変える力。
舟みたいな大きな浮力のボードに乗り、
その先端で、斜面トリムしていく宇宙感覚。
波乗りとは、多様でいて、そして多感であります。
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さてさて、
松田聖子さんが住んでいたサンタモニカまで行ってきました。
アメリカン・アパレルストア。
ティーンのバンドが野外ライブ。
テスラのお店に行き、
EVカーを学ぶ。
タンゴの人たち。
「あんなに情熱的には生きられません」
とは、同行した凛太郎さんのお言葉。
やけに人気があったメキシカン屋。
謎の女性のダンス。
日本のファミリーマートが、
はからずもアメリカナイズされていた。
http://blog.nakisurf.com/naki/archives/1488
以前購入したカレーパンも日本のフードも何もなし。
アメリカで展開する日本のコンビニエンスストアって、
とってもいいアイディアだと思ったのですが。
やけにおしゃれなお二人。
パープルスーツを着て、
晴れがましく歩くサンタモニカ。
コルトレーンとマイルズ・デイビスの
『Milestones』を吹いていたサックス奏者。
881
夕陽前のサンタモニカピア。
遊園地が併設されていて、
豪華愉快この上ない。
元松田聖子さんの家が見えた。
「サンタモニカの風」という歌があり、
それは松田聖子さんの楽曲だと思っていたが、
検索してみたら桜田淳子さんが歌っていた。
「来て 来て 来て 来て サンタモニカ?」
あの時代は星の向こうにあったサンタモニカは、
こうして来られる時代になりました。
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さてさて、最後の話題です。
日本に行ったときにおいしいお米が欲しくて、
ネットサーフィンしていたら、
まるで日本昔話のような田園風景の写真を見つけた。
説明文を読むと、
「アジアのアルカデヤ(桃源郷)である”米沢平野”は、
山形県飯豊町椿にて先祖代々お米を丹精込めて作っています。
飯豊町の水田地帯は、粘着性の高い肥沃な土壌を持ち、
水源は最上川の源流白川に発し、
ミネラル分の多い清らかな水を利用し、
真夏でも昼夜の寒暖の差が大きいため、
稲穂がしゃきっと育ちます。
おいしいお米が出来上がる3大要素は水と土壌、
そして気温差に恵まれていること。
これが米沢平野で作られるお米”はえぬき”です。
粘りが強くしっかりした歯ごたえのあるお米です。
香りも良く、米が持つ独特の甘み、
口の中でその旨みがどっしりと感じられ、
その後さらりと風味が広がります」
とあって、
文体も素朴ですばらしかったので、
しばし読みいってしまった。
名前も良く、「万宝院ファーム」さん。
万の宝。
こちらが「お米の直売を始めました」とあり、
しかも直売で値段も良かったので、
NAKISURF千葉に送っていただき、
昨日もカリフォルニアのおいしいお水で炊いていただきました。
銀シャリとはよく言ったもので、
晴れがましい気分となり、そして豊かで本当においしい。
まだ見ぬ米沢平野を俯瞰して見渡しているような気になってきた。
そして風のない、暖かな砂浜に寝転がって、
川端康成の短編を読みふけるような心地よさ。
おいしいご飯をたっぷりといただくのは日本人の幸せでもあります。
こころにも体にも大事なこと。
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それではまた明日。
明日はどんな日でしょうか。
いい日にしましょう。
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