なくなってしまったフィンボックス、

コンケイブデッキ風の短く厚いスポンジボード。

「傑作の資格」を持たないボードであるということは見てとれるだろう。

最後のフィンを失ったときからこのボードは闇夜の日々となり、

ガレージの奥でほこりにまみれていたのを3日前に引っ張り出した。

形はこんな真性オバＱで、これをフィンなしで乗るには「寛容」がなくてはならない。

初日の波乗りを形容するのなら、

よく知ったる波乗り世界から痛打を受けたようだった。

最近自己流行しているコピーとしてみると、

「イタイ、波乗り」となった。

要は今までの経験を根底からひっくり返されたようになった。

あっちに曲がろうとすると、後ろを向く。

「こっちのレールを入れて」と考えた瞬間に逆側のレイルが喰って、

逆方向に廻ってしまう。。

そのままやめておけばいいのに、

昨日も持ち出してサーフすると光がほんの少ししみだしてきた。

つまり、少し乗れるようになってきた。

3日目の本日は、三日月くらいの明るさになったきたようで、

しかしスポンジボードの宿命なのか足指と膝、腹、胸が擦れてしまった。

腹と胸はウエットスーツを着ればいいのだが、膝と足指はどうしようもない。

ここで一回休みとしよう。

このフィンなしボードで波乗りを終えると、

爽快という字の意味からはほど遠く、

つぶやくような恨めしさが精神内を漂っているが、
新しい試みというのはいつもこうなのかもしれない。

折しもノースハワイの公立校は本日より新入学日。

春に始まる日本とは違い、夏が新しい学年となるのですね。

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世界一の売り上げ（4056億ドル、2008年)を誇るウォルマートに行き、

そしてブックコーナーで見つけたのは、『クアッド』マガジン。

すごいな、４フィン専門誌ができたのか?！

と手に取ると大きな勘違いで、

表紙のように4つタイヤのバギー誌だった。

↓こんにちの「LOVESドーナッツ」棚。

もうあまり食べなくなっちゃったけど、クラッシックな味です。

↓多くのウォルマート内にマクドナルドが出店しているが、

大人気のハッピーミール（日本だとハッピーセットか？）

の30周年を記念して、

『ty・ビーニーベイビー』の景品プレゼントがマックで始まったようだ。

こんなにあって、全部集められる子供はいるのだろうか？

俺は「イルカのクリッパー」と、「ギニアピッグのフラフボール」、

「グリマス」狙いで、明日のランチはハンバーガーに決まりそう。（笑）

いい年をして、何をやっているのだか。

それにしてもウォルマートの売り上げはすごい。

1億ドルって、およそ100億円だからつまり一年の売上高が約405600億円。

この利益の何％かで、いくつもの飢えている国を救えそうです。

全ての所得層の消費欲求を支える商法なのでしょう。

俺もここで買い物をするのは嫌いではない、と結ぶ。

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波乗り帰りに地元マーケットに行くと、カリフォルニアベースの

「クレイム・ジャンパー」の冷凍パイが売られていて、

その拡張されたビジネスにびっくりしたが、

この「甘すぎるであろうパイ」を見て、

「Ted’sベーカリーには勝てないだろう」

と、そのオアフで作成されているパイが

「日本ではソニープラザで売られている」

と聞いて驚く。

この分だとそのうちイシハラマートのNIGIRI SUSHIまでもが日本で売られそうだなあ。

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ココが機内のポケットで発見したトランスワールド・サーフ誌。

この銘柄は内容が若すぎて、普段購入したりはしないのだが、

ペラペラとめくっていくと、

D大先生（ドノヴァン）の見開きがあり、

そこにはNAKISURF2ヘッドイーグルステッカーが威風堂々と写っていた。

拡大するとこのようになっていて、

これはドッキーの『SWAVEGG』だな、

と自分が描いたロゴが全米誌の見開きになっていることが純粋にうれしい。

さらにはこんな写真も出ていて、

Ｄ大先生らしいポーズだとまたうっとりとする。

最近俺がライダーとなった「サヌック」広告もありました。

D師範も中央に写っていて、やはりすごい存在感だ。

ライダーになったんだけど、まだ何も商品は届いておらず、

そんなことにアメリカの時間的な雄大さを感じている、

というシニカルな気持ちになっております。（笑）

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さて、吉祥寺に伝説的な名店がありまして、

それはペパカフェこと、『ペパーミント・カフェ』。

そのオーナーの吉田さんはNAKISURFのファミリーメンバーでもあり、

グッドサーファーであります。

さらには、弊社原宿ショールームによくお越しいただいております。

その吉田さんが、

俺の導師でもあります大御所横山泰介さんとの2ショットをメールで送ってきてくれました。

おしゃれな泰介さんの白いシャツに深遠なる華麗さを感じながら、

この赤いブルーワーガンにもうっとりとしました。

それには泰介さんの有名すぎる作品が封入されていて、

これにも重量を感じる、という2ショットならぬ３、いや4ショットでした。

泰介さんとは先日のブルータス取材の時にも同行していただき、

つまりそんな関係なのだが、

そのすばらしい人柄を浮き出したような作品が魅力です。

近日中にこのペパカフェで泰介さんの作品展が行われるそうなので、

その際には伺おうと思っております。

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「奇跡の島、約束の場所」屋久島で美しいアクセサリーを扱うお店があります。

それは『HONU』と言いまして、

なんとそのお店の営業ヴァンにNAKISURFのフェラーリステッカーが貼られてある

というお写真をいただきました。

こういうのって、Ｄ大先生のステッカーと同じく、すごくうれしいです！

かっくん、ありがとうございました！

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昨日は「都内で36度もありました！」

土井さんからのメールで知りました。

すごい熱暑のようです。

「暑い時には水を飲む」

と、真夏のデトックスを体内に施してあげてください。

明日から八月ですね。

7月にさようなら、今日も来てくださって、ありがとうございました。

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