さて、
こちらはハリケーン由来の低気圧が遠くに去り、
ようやく夏が戻ってきたかのよう。
けれど、
あの夏のどっしりとした質量の熱さではなく、
どことなく、
さわやかな、
それでいてさみしいような夏。
これが5月だったら
「初夏のすばらしい日」と感じるのだろうけど、
9月の終わりなので、
これからやってくる冷たさ、
寒さへの予感があります。
ブラ師匠ことブライアン・ベント家に行き、
ミディアムローストのそれはおいしいコーヒーをいただき、
地中海風のサンドイッチランチがあるというので、
サンファン・キャピストラノ駅前の
『ハミングバード・カフェ』に向かうこととなった。
ブラ師匠自作車は風防も何もないので、
飛び石等がやたらと怖い原始的なドライブとなる。
オルテガ・ハイウエイからキャミノ・キャピストラノ通りに入り、
歴史的な道を通りながら到着したが、
お目当てのカフェは臨時休業だった。
「やれやれ」と別な店を目指す。
デル・オビスポからオルテガ・ハイウエイに戻り、
ライダーズ・クラブのサンファン支店が開店したというので、
そこに行くこととなった。
サンクレメンテ店と違うのは、
フレンチフライがあること。
「動物性タンパク質を摂ってはいけません」
https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/65693
エリック・クリステンソンの言葉を思い出しながら食べたハンバーガーでありました。
ブラ師匠の家に戻り、
最新作の数々を拝見させていただいた。
彼はいま、
モーターサイクルブームのようです。
インディアンいいなぁ。
https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/65643
そして、
魔妖板パンクガールの話となり、
ブラ師匠の子ども時代のボードを借してくれることとなった。
「このガレージの壁にかかっているよりも波に乗れたほうが、このボードも幸せさ」
良く聞くフレーズだが、彼にとって大切なボードなので、
「しっかりと大切に乗ります」とお借りした。
夜明け前に見かけたこのサーファー号は、
LKN4SRFというライセンスプレートだった。
この意味は、
Looking For Surf(波を探して)というもので、
エスプリなのか、
アイロニーだか、
または単刀直入なのかはわからないが、
自分にまつわるもの全てを波乗り系にしたい人のようだった。
私はナンバープレートを自分のためにいじるというのはしない人なので、
アイロニーとしてみると、
『DGPSURF』(7文字マックス)だろうな。
ブラ師匠と同じような古い年式だが、
やたらときれいに乗られている車がやってきた。
1932年車?
海水浴とサーフがこの立て札で分けられている。
日本でもこういうのありますよね、
師匠のボードがフォードアーズまでやってきた。
Yew!
夜明けにレトロボードで風を切るのは、
胸の底にあるものが全て吹き飛んでいくような気持ちになる。
時間が前後するのだが、
ついにツナくん(マグやん)が到着し、
一緒にサーフして、
「何のご飯が食べたい?」そう聞いてみると、
「あの、ベトナム料理が…」
ということになって、
ピコのタンビンに行き、
オックステール・フォーと、
あんかけきしめんをいただいた。
やはりアジアンフードっておいしい。
しばしの感動的な時間を味わった。
「この動物は危険なので、
私はこうして檻をつくりましたオーマイガー」
『たった6秒でわかるジュラシックワールド』
そんなタイトルのつい笑ってしまう動画をここに。
それではまた明日ここで!
アレックス・ノスト総帥が、
ジャック・リンチを連れてフォードアーズに来ると言っています。
◎