Catch Surf ®ODYSEA x DFW 7’6″
Photo by Brian Miller
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リハビリ期間は続いています。
膝は深く曲げられないけど、
テイクオフの位置と初速の修練。
ボードを波腹に持っていき、
そこからノーズを回しながら、
波芯に合わせてイニシャルパドルを開始する位置。
そんな等々だけを抜き出してやってみると、
かなり良い波に乗れることがわかってきた。
「波に乗る」という行為は同じだけど、
全く別の世界があるように思えるから不思議だ。
さて、写真家でもあるミラー。
良いショットを残しつつ、
ニューブレイク(名前はまだない)の
伸びてくるセクションをフィッシュで駆け抜けていた。
Nation The Eagle 5’11”
Keel Twin + Blade fins
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昨日もちらり書いたけど、
新作NATIONのイーグル。
NATIONシェイパーのライアン・イングルが、
CJネルソンと、
「究極のサーフボードを開発」しているとき、
気づいたことがあって、
それをCJの9フィート台で表現し、
試してみると、
異様なる加速フィーリングと操作性を得たという。
それから8フィート2、7フィート6と製作して、
どれも「究極である」とお言葉をCJから賜り、
そんなところに私が帰ってきたので、
5フィート台で作ろうと5’11″となり、
完成したのでありました。
まだサンプル段階だけど、
ブレードフィンを付けた。
これは前後どちらでも良く、
タブがテイル側にあるのは、
タイちゃん(タイラー・ウォーレン)が言うところの
「フィンがレイル側にある」(巻末注釈リンク*1を参照)
ということに拠った結果であります。
このボードの運動性と、
フィンのマッチングによる水流がたまらない。
テスラ社主宰のイーロン・マスクが言うところの
「マキシマム・エンジョイメント」となった。
動画もあるので、
デザインの詳細検証やご紹介を継続的にしていきます。
そんなNATION日には、
Nate Vandergast’s Nation Classics 7’8″
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ネイトが7’8″ネーションを持ってやってきた。
そのネイト・ヴァンダガスト。
彼は元キャッチサーフの倉庫長で、
現在はサーファーズ・ジャーナルの倉庫長をしている。
(ネイトについては巻末注釈リンク*2を)
そしてこちらはサーファーズ・ジャーナルの写真部編集長の、
ショーン・パーキンス。
ギルフィンというか、
ミニマルフィンを付けてクネクネしていた。
サンクレメンテから南に車を走らせると、
最初の街がオーシャンサイド。
すでにサンディエゴであります。
オーシャンサイド・ピア。
南西うねりを拾ってそれは良い波でした。
最近の流行はこの系のバン。
重たくて燃費が悪く、
評判が悪かったが、
ウナクネ総帥(アレックス・ノスト)たちが乗り始めたら、
「かっこいい」
そんなムーブメントとなっているほど人気がある。
サンクレメンテでもたくさんの若い子がこれを運転していて、
それはここオーシャンサイドでも同様だった。
そのオーシャンサイドでは、
イチバンのストアだと誉れ高いフレーザー・ファームス。
そんなホールフーズマーケット調の店で買い物をし、
アロハ・スコット家に向かう。
ここでワールドシリーズのパーティがあった。
(スコットについては巻末注釈リンク*3を)
アロハ・スコット家は、
すばらしいほどアロハ風味、
つまりハワイアンスタイルでした。
カウアイならプリンスビルかポイプ、
オアフならカハラだろうか。
ブライアン・ベントのアートが玄関にあり、
ミルフォードのアライヤ&タトゥー風の焼アート。
チキンとビーフを焼いたスコット。
ミラーとアリサ。
えーと、玄米寿司飯に、
ズッキーニとイエローピーチを焼き、
アボカドとイエローパプリカを切り、
そしてマグロ刺身とスイカをバルサミコ酢で和え、
最後にごま油をかけてポキ丼としました。
マヨネーズとみりん、
ほんの少しのビネガーでソースを作るとこれが大成功。
全員が生まれて初めて食べる料理となりました。
「いつでも作りに来てくれ」
そう褒められたが、毎回適当に作っているので、
幻の味といえばそうなるので、返事を濁しておいた。(笑)
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【巻末注釈リンク*1:タイラー・ウォーレンのフィン位置について】
【巻末注釈リンク*2:ネイト・ヴァンダガストについて】
【巻末注釈リンク*3:アロハ・スコットについて】
Happy Surfing!!
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