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naki's blog

【ウナクネムーブメント定義授与&NAKISURF千葉チーム結集記念】龍郷メインブレイクの凄まじさ_新型トラベルボードケース_(2600文字)

鰻捻(ウナクネ)は、

現代サーフィンの始祖、

デューク・カハナモクの説く真理や悟りの境地を、

サブカルチャー的に表現したムーブメントである。

.

ある方、

著名な人からこんなありがたい文章をいただいた。

私は権威主義者ではないのだが、

この人が完全にウナクネを理解し、

さらにはそれを的確に言葉にできる。

そんなことに感銘を受けました。

しかも続きもうれしかったので、

ここに鋭意掲載させていただきます。

「”文武両道”という言葉がありますが、
これこそがウナクネ道の目指しているところだと、
NAKISURFさんのブログを10年以上読んでいて、
しっかりと確かに確信しています」

こんなにもありがたいお言葉を賜(たまわ)った日。

さて、奄美大島。

しかもここは龍たちの故郷と名が付いた地であり、

その龍洞(穴=寝蔵)と竜隆起が合わさるところに手広海岸がある。

そこは本州からの魚と、

琉球からの魚が合わさるところとして昔から知られていて、

さらには波も合わさって凹むので、

いつものように勝手に

『3Dウエッジ』と名付けた。

「スリーディーウエッジ」

発音しづらいのできっと定着しないだろう。

だが名は体を表す典型として記憶していただきたい。

これがその3Dウエッジ。

セットで膝。

NAKISURF千葉チームは研修として、

この奄美大島にやってきました。

ナカガワとハギウダ。

波乗りを愛する青年たちである。

もし私が嘉納治五郎であるのなら、

彼らは*山下義韶であり、

(*柔道四天王のひとり。史上初めての十段)

西郷四郎なのであろう。

ちなみに嘉納治五郎さんは、

講道館の創設者(明治十五年、1882年)で、

西郷四郎さんは大人気小説

『姿三四郎』のモデルとなった柔道家です。

どちらが三四郎か玄奘(げんじょうさんぞう=三蔵法師)かは、

本人たちの志に委ねるが、

冒頭の尊師によるウナクネ道で言う文武の

『武』のお稽古時間となった。

Hagi on Catch Surf Odysea®

Skipper Fish x JOB Pro 6’6″

VEKTOR Fins

.

 

「膝波でも恐ろしく掘れます」

「ほう」

「両側からこう、ぶつかるように合わさって、

さらには波底がえぐれました」

「ふむふむ」

「波待ちしているときにリーフに足が当たりました」

「ほうほう」

「レギュラー側に何カ所かフィンが付くほどの浅瀬がありました」

そんな報告を受けた。

全て真実であり、

ここでサーフしたことがある人なら当然の事象でありました。

Jun Nakagawa on

Catch Surf Odysea® Log 8’0″

.

昨夜はグリーンヒルのおいしい夕食をいただきながら、

またこの3Dウエッジ、

つまり手広メインピークの話となった。

緑くんも隣にいた。

「膝波でここまで乗れる波があるんですね」(ハギウダ)

「波はサイズじゃないから」(緑くん)

「すごい波でした」(ナカガワ)

「膝波でエア(が)できる」

「(サーフスポット)紹介を見ると初級者向けとありましたが、

上級者オンリーですね」

「でもワン(私)たちは初心者の頃から手広でやってた」

「他にないからね」

「慣れると普通の波」

「慣れないと恐ろしい鬼リーフですね」

「大智もここでサーフ(を)始めた。

手広はプロサーファーになれる(比)率(が)高い」

「あれじゃそうだね」

「手広出身のプロって誰ですか?」

「テッタ(森哲太さん)にユウセイ(碇山勇生さん)、

そしてダイチ(牧野大智くん=グリーンヒルさんの愛孫)」

(サバ手の緑くんと、その大智くん)

.

「やはり3Dウエッジがより良いサーファーを創り上げると」

「そう、変化(が)すごいから」

そんな変化する波、

浅いリーフというか、

七変化波は世界でも珍しいと私が付け足しておきます。

Catch Surf Odysea ® Skipper Fish x Taj Barrow Pro 6’0″

VEKTOR Fins

.

膝だと言っていてもここは外洋。

しかも南海上に浮かぶ島。

そこにやってくる東うねりの偉大と、

南うねりの伝説波が合わさるとここまでサイズを上げる。

いわゆるオバケ波は通常セットの3〜4倍もあり、

それはハワイやフィジーと同様と知り、

一同は南洋波のすごさ、

奄美大島メイン波のすさまじさを

身を持って知ったのでありました。

【波底から海面を見たシリーズ】

この映り込みは、

太古からの鳥神に見えた。

いやはや神秘的であります。

そして暖かい。

現在午前8時。

曇天、気温20度。

これからカメラ片手にビーチを歩き、

いわゆるスロウサーフトレーニングをしに行きます。

お近くの方はぜひ参加ください。

【積み残し回想】

出発前は太郎くん二郎くんたち、

そして友人たちとで勝浦で遊びました。

ラッコのぬいぐるみをリサイクルストアで発見し、

それからというもの、

学校以外の全ての時間を一緒に過ごしているという。

寝るときは横、

こうして連れて歩いたり、

手が足りなくなると、

帽子になるという優れもの。

グッズプレス等でレビューしたらおもしろいだろう。

これは成田空港。

河合会長が映っている。

読者の何人かから質問があったが、

これは新型ボードバッグ。

しかも20円程度。

これこそがサランラップのボードバッグです。

というのは、

LCCバニラエアは荷物の重量でその料金が決まる。

なので、

私のボードバッグは何も入っていない状態で7kgもあるので、

ボードやウエットを入れるとすぐに規定の20kgを越えてしまう。

なので、キャッチサーフの耐久製というか、

スポンジ製を活かし、

ウエットスーツとタオル、

膝ギプスと一緒にキャッチサーフ2本をサランラップで巻き付けて12kg。

残りの8kgは、

RVCAのカメラバッグを計量してきっちり7.9kgとした。

飛行機タグは、

ODYSEAロゴの左にこうして貼られ、

テイルだけは配送用のをそのまま付けてきた。

ちなみにこのラップは、

出発前の勝浦後に河合会長に施していただいたもの。

グリーンヒルカフェの奈々ちゃん。

前出の緑くんの妹であり、

大智くんのお母さんであり、

有名すぎるパンダ猫の飼い主であります。

(パンダ猫については巻末にリンクしました)

波から、

空から森羅万象を感じられる奄美大島。

今日の予想最高気温24度。

夏日には1度足りない準夏日の日本の南。

【巻末リンク:奇跡のパンダ(猫ですけど)】

【平成天皇誕生日特大号】日本書紀黒白猫_(4103文字)

Happy Surfing!!