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naki's blog

【研究所ノートより】真のパンと、信念を貫くビール「発泡酒がなぜ悪いのか」_(2628文字)

Nation Eagle 6’8″at Amami.

Photo by JN (nakisurf)

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こうして天国への階段を見ながら、

仲間の元であるラインナップに戻っていくのは、

サーフィンの頂上界だろう。

水温は温かく、

一昨日はトランクス一枚で泳いだほどだ。

発表だと23度とあるが、

晴れた日の浅瀬は26度くらいある。

昨日までサーフィン研究所奄美支社より、

研究結果のご報告4部作をお届けしました。

少々問題もあり、

それは学術的に寄りすぎて(特に最終日)、

文字を読むのが面倒な人には向いていないことと、

そして文字が多いため、

奄美画像の多くを使えないことだった。

ブログスタイルなら写真を置いて、

キャプションを下に添えてとやればいいのだけど…。

どのスタイルがいいのかを模索中です。

さて、奄美。

グリーンヒルの緑くんと言えば、

外国人にはグリーン(・グッドマン)であり、

さらには島人(しまんちゅ)からは、

緑兄と呼ばれて慕われている存在のグレイトサーファー。

いわゆるオーシャンマン。

苦手なものは、

『鬼横山の天狗投』だというが、

まだ誰もその投げというか、

技を見ていないので説明できないが、

そのオニノヨコヤマノテングナゲが怖いらしい。

大丈夫ですと、わからないながらなぐさめる。

緑くんのインスタグラムは

@greengoodman

島方言というか、

彼独特のキャプションなので、

奄美でない場所ーー都会や他国で読むと、

風が奄美から吹いてきたような気持ちとなり、

たいていそれは南風のはじまりという不思議。

彼のボトムターンからのトップへの流れが、

山嵐(やまあらし)のようなので、

本日はこれについて研究しようと思ったが、

それよりもこの波質のことを先に語らねばならないぞと迷う。

タイトでコンパクトなトップターン。

強靱な波が突き出てくるところにボードをはわせ、

自分のクリッピングポイントでテイルを踏んでトラクションを得る。

基本的かつ重要なターンであります。

ヤマアラシ認定。

さて、話は突然変わる。

グリーンヒルさんから北に車で5分。

タツゴウチョウの用安にある

『晴れるベーカリー』

じつは昨夜このパンが突然食べたくなり、

その念願が叶ってのご縁。

私はこのベーカリーが大好きで、

その理由は、

しっかりとしたパンの味に加え、

マーガリンでなくバターという正直打法だから。

さらには、

ここを初めて訪れた2年半前のことだが、

あまりのおいしさに、

さらにパンを焼いて食べたくなり、

「買ったパンを焼けるトースターがあれば満点です」

そんなことを笑顔の店員さんに私の意見ですとしてお伝えしてみた。

そして、

再び来店すると、

なんとなんと最高峰の蒸気トースター、

いや究極のトースターとされる

『バルミューダ スチーム・オーブン・トースター ブラック』が、

客側に用意されていたのだった。

私にとってその感動は、

ハイジでクララが歩き出した瞬間と同レベルのもので、

目頭が熱くなり、

星飛雄馬のエア目幅涙を流していた。

以来、

「奄美でパン」はここで購入することにしている。

(重野玉里店のパンもすばらしい)

よって、ここで鋭意ご紹介もしているのですね。

さて、また閑話。

朝陽を浴びての釣り写真が出てきた。

この日は波打ち際から投げて5投目、

かなり大きなカスミアジがかかった。

けれど、あいにくバラしてしまった。

(40cmくらいあったのだが、

前出の緑くんはそんなのまだまだ小さい方と言う)

「今日は釣れる」

そんな気持ちがみなぎってのキャストだったから、

予感というのはある意味確信に近いと感じた朝。

ちなみに軽いジグヘッドの針先をピンピンに研いで、

カール系のストレートワームをちぎって、

後方だけをセットして、

向かい風とライトタックルによるショートキャストでのヒットだった。

バラした要因は、

数投だけ投げようという軽い気持ちがいけなかったのだと思う。

つまり、靴のままだったので、

濡れるのを嫌って波打ち際にそこまで寄れなかったこと。

さらには向こう合わせだったので、

自身の究極に尖った針先を過信して完全フッキングしたと思ったけど、

きっと浅く、口先だったのだろう。

釣り情報でした。

お弁当情報。

前出した晴れるベーカリーさんの

斜め向かいにコンビニエンスストアができたが、

あまり品揃えがかんばしくない。

例えば、ビールはなく、

発泡酒だけとかそんな揃えの構えを見せている。

私は発泡酒を飲まないようにしているといつか書いた。

なぜなら合成甘味料のアセスルファムカリウムKが添加されているからで、

これは合成化学物質、体内で分解できずに血液に乗って全身を駆け巡る。

結果GPTが増加し、

肝臓障害を引き起こすと他分野研究所より報告と発表があり、

それならばと、

他国の研究結果も調べてみると本当にそうだった。

ノンアルコールビールにもこの憎きアセスルファムカリウムKが添加されていて、

これは日本で安易に購入できる

ノンアルコールビール18種類中16本、

88.8%という含有率。

打率で言うと8割8分8厘の伝説の打者です。

ビール味のコピーを求め、

コスト安の合成化学物質に頼った結果だろう。

(理由を書いた日のポストを巻末にリンクしておきます)

また、「ニセモノは心に宿る」

そう中村さんが教えてくれたから避けていることでもあります。

ニセモノを飲むなら飲まないのは、

禁酒につながり、

それは自身にとって良いことだと落ち着いた。

けれど、島は発泡酒が席巻している。

オリオンの麦職人、

サントリーの金麦等が大人気で主流となっている。

よって島のサーファーは、

ほぼ全員が発泡酒を飲んでいるように見える。

「ナキさん、ビール飲む?」

「いやコクトウ(焼酎)飲みます」

郷にいて郷に従わないのは、

自分が調べたことが正しいという信念でもあります。

サーフィン研究所の職員は健康でなければいけません。

グリーンヒルの国王と、

その孫である牧野大智くん。

まっすぐに育ったグレイトサーファー。

そして私の書いた本

『ノースハワイ』を愛読していますと、

持ってきてくれた有馬ひかるさん。

グリーンヒルのお母さん謹製の朝食。

正しい日本の朝ご飯。

お味噌汁がやたらとおいしかったのは、

出汁をキビナゴでとったからで、

素材が味になった典型。

上記の発泡酒の反対で本物だけが出せる味。

アオサの玉子焼きに生姜の甘酢漬け。

そしてグリーンヒルのお父さん=国王が育てた野菜。

ありがとう。

Happy Surfing!!

【なぜ発泡酒とノンアルコールビールは本物が良いのか】

人生を変えた波_ビール?_(1836文字)