奄美大島。
九州南方海上にある奄美群島の主要な島だとあった。
京都が守護のため、
東側に青龍を配したように、
日本という島は、
南にその龍の故郷である奄美大島を配置したと感じている。
そこに集う老若男女も、
虫も木々も生きもの全てが、
この龍を守護し、
また龍に守護されている。
朝波。
ほぼ全ての生きものは雨か、
分厚い雲の下でありました。
閑話。
『ハートロック』
そんなものがある。
これは緑くんが発見したハート型の潮だまり。
関空から片道500円だとか、
成田から1980円で飛べるというバニラ(航空)景気にあやかって、
今や島に観光客があふれている。
ちょうどそんな話をステンドグラスの熊ちゃんとしていたら、
みるみると潮が干いてきた。
新月直後の潮位は、
裏も表も概(おおむ)ねこんな具合である。
そして現れた潮だまりにハート型の珊瑚礁のかけらを見つけた。
私は写真家でもあるので、
これをドラマティックに撮るべく、
数枚シャッターを切ったところで、
波がやってきて、
この珊瑚礁を海に戻してしまった。
で、
ここからドラマが始まるオープニングの、
大河ドラマの脚本を書いていたら、
そらがみるみると美しく晴れてきた。
蝶もやってきて、
その生命のための水分を摂っている。
もしこうした草花から大切な有効成分を抽出できたら、
生きものはより長生きになると感じていた。
蝶が舞い、
あれほどそらに満ちていた風が、
どこかに吸われていくように止んだ。
龍郷メインピーク『3Dウエッジ』に行くと、
まだ潮が足りていなかった。
選べば悪くはないのだろうけど、
しばし潮が入ってくるのを待つことにし、
NALUの寺さんにいただいたライトロッドにジグヘッドを結び、
スリークオーターキャストで投げていると、
突然アタリが来た。
確実にフッキングすると、
その引き込みはカスミアジのものであるようで、
私は瞬時にノースハワイを思いだし、
記憶の中にあった大きな虹を取りだしていた。
ふと気づくと、
ナッキーがパドルアウトし、
沖に行って波に乗ることを繰り返していた。
そして潮が満ちるころ、
私たちはさらなるすばらしい波に乗ったのです。
サーフィンにのめりこみ、
ほぼ毎日サーフするようになって早36年。
ある日は、
波の機嫌を知り、
自身の機敏の無さを思い知る。
またある日はこのように、
炎の中にある「炎心」のような心持ちとなり、
波に乗り続けるための燃料となる。
テクニックやコンテスト主流という気概の世ならばこそ、
創世の頃を、
波に乗り始めた感動を思い返してみてはいかがでしょうか?
ソウルサーフィンとはそんなものでございます。
さて、
明後日より建国記念日の三連休がやってきます。
これは日本書紀の記録
『紀元前660年1月1日 (旧暦)に神武天皇が即位された』
というのを受け、
明治に入ってから新暦に換算して国民の休日としたと本にはあった。
日本の初代天皇の即位、
すなわちEnthronementであります。
それならばとこんな文体になりました。
これは先週かな、
サーフィン研究所奄美支所に研修生
ーーNAKISURFスタッフたちが来たときのもので、
ツナくんがなつかしの
SURFSURFSURFシャツを着てのサバ手写真が出てきた。
今回の奄美使用ボードで、
左から
NATION THE PINK CHAMPAGNE ON ICE 6’11″
CATCH SURF PLANK 6’0″
EC MINI PELICAN 7’2″
EC DOESIT 5’5″
CATCH SURF SKIPPER FISH x TAJ BARROW 6’0″
NATION THE EAGLE 6’8″
NATION THE EAGLE 5’11″
CATCH SURF LOG 8’0″
CATCH SURF STUMP 5’0″
CATCH SURF SKIPPER FISH x JOB 6’6″
映っていないが、
この他にTYLER WARREN BIG DREAM FISH 6’5″
があった。
奄美イクイップメントとしては、
長めボードが多く、
そしてリーフに使えるミッドレングスもあるので、
かなり完璧な揃えだと思う。
Happy Surfing!!
◎