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テイクオフのアプローチ決意編_(765文字)

3Dウエッジの朝陽。

うっとりするほど美しい。

波が両側から合わさり、

そして海底の起伏が波腹を引き込む。

それがピークを形成する。

独特かつ最高の波である。

潮位が100cmくらいあれば、

中級者でも乗れるが、

それ以上下がると、

名のあるサーファー志望というほどに切れ上がる。

そんな道場波。

ピークはこんな風で、

けれどサイズが下がると、

常に混雑しているので人を避けていかねばならない。

あの人が行くかな?

そう思って、

乗りすぎてはいけないと、

パドリングを止めて見ていると、

「あれ?いかないんだ」

そんなことになる。

「これ波ならいけるだろう」

「あれまた止めた」

こんなことの繰り返しであります。

なんだかもったいない。

ノースヘバラ編でも書いたけど、

いざパドリングを始めたら

「こんなに波が掘れ上がるとは思いませんでした」

と理由を付けて、

パドリングを止めてはならないということであります。

ちなみにノースショアでは、

1度でもひるんで止めてしまうと、

そのセッションでは2度と波を分けてもらえない

“不文律”というのがあります。

1度でも漕ぐと、

全員が乗るまで待つ、

またはインサイドに行く。

そんなことです。

ファーストセクションだけでキックアウト(プルアウト)しても同じで、

インサイドまできちんと乗ったかどうかで、

波の乗る順番が与えられるのは、

さすがサーフ先進国だと感心したことでもあります。

日本もサーフ人口が膨張しているけど、

ここのあたりも成長していくべきだと思います。

閑話。

これは山羊島。

東シナ海にある小さな島です。

山羊のようであり、

龍が顔を伏せて潜っているようでもあります。

ここに波が立つと豪傑なレフトとなります。

パンダの待ち伏せにあった。

さて、今日は何をしようかな?

Happy Surfing!!

【テイクオフの心得】

【新春記念テクニック編】掘れた波へのアプローチの心構え_ウナクネ会館_(2277文字)