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naki's blog

伊豆白浜ウナクネ・サーフ・ミート_ウナクネ界の法王と正一位_(2222文字)

Shirahama, Izu

伊豆白浜

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北西風が吹き、波サイズを上げた伊豆。

写真で見ると良さそうだが、

深い海底から急に浅くなるため、

かなり切り立つ波質。

サイズも小さいので激浅となり危険。

駐車場にいたコワモテ顔のサーファーが電話していて、

おそらく先輩に自慢しているのか、

「軽くオーバーヘッドあって、チューブ3発入りました」

そんなウソを付いていたのを見逃さなかった。

ウソというか、

波サイズ詐称である。

同じか。

大先輩きんちゃんもこの例に漏れずサイズ詐称は常日頃で、

「オーバーヘッドあったよ!」(きんちゃん)

「本当はどのくらいですか?」(私)

「頭くらいかな」

「本当の本当は?」

「本当の胸くらいだね」

「もしかすると、腰とかになりますか?」

「いやそれはない。胸はあったからさ」

そうやって、

インドネシアの物売りと同じように、

最初から本当のサイズ(値段)にならないことも知っている。

釣りも証拠写真がないと、

1日1cm程度大きくなるものらしい。

写真がない時代は魚拓と言って、

釣った魚に墨を塗り、

それを布や和紙などにプリントしていた。

さて、白浜に話が戻ります。

Catch Surf ®Skipper Fish 6’6″ x JOB Pro

Pros Special Twin + Pros Trailer

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10歳にしてプロサーファー志望の太郎くん。

スキッパーフィッシュで軽々とテイクオフしていたのは、

やはりフィンレス特訓の成果であるし、

どんなボードでも乗ることを実践しているからでありましょう。

下の画像は私の6’0″を乗った後のもので、

このサイズの方がターンしやすく、

けれど6’6″の方がテイクオフの回数が増える。

悩ましいところですが、

そのバランスをうまく取ることができるサーファーになりました。

太郎くんは、

ウナクネ界では『ラカ太郎』とされている。

天真爛漫でいて、博識、勤勉。

民を包容する笑顔が38世と同一とされていて、

太郎くんが18歳になったとき、

現法王は生前退位されるという。

現法王(左)と、

影関白タローマン。

タローマンについては四国編に詳しく、

さらには、

ラカ法王(ウナギクネクネ界)について詳しいポストがあるので、

上記二項を巻末にリンクしておきます。

夷隅川周辺と、

最近はジェフリーズ界隈のウナクネミートに参加するケイスケ。

3児の父であり、

楽曲「いつも何度でも」を聴いて涙する男であります。

ほぼ毎日乗って早2年半。

千葉波をこなよく愛し、

ボロボロになったキャッチサーフ7でサーフしている。

バレルメイク精度も高く、

それは波を選ぶ能力に長けていることを意味し、

さらにはラカ太郎と同じく、

フィンレスサーフを会得した完璧なレイルワークがあった。

ショア整骨院の名医ナオキくんもやってきて、

スキッパーフィッシュですばらしいバレルを得ていた。

かなり上手なサーファーとは知っていたが、

スタイルよろしき波乗りをし、

大満足で湘南鵠沼に帰っていった。

明日からの施術が楽しみであります。

さらには伊豆を代表するプロサーファーがいて、

その名も今村厚(いまむら あつし)くん。

彼はお店から徒歩でやってきて、

「フィンレス(ミニマルフィン)貸してください」

といきなり乗ってこのスピードトリム。

「父ちゃんすごいすごい!」

太郎大興奮。

さらにはスイッチスタンスで、

我らはウナクネ同志だという意思疎通をしてくれた。

厚くんは、

真面目で一徹なグレイトサーファー。

パイプラインでもサーフするし、

こうして地元伊豆でもサーフする。

コンペティションで名を上げた厚くんは、

ショートボードに乗らず、

このように突然フィンレスだったり、

ミニマルフィンやスイッチスタンスをするのが古典でもあるし、

グレイトサーファーへの道しるべとなる。

ラカ太郎の写真術。

いわゆるカメラ小僧です。

サーフ後は、

前出の今村厚くんのお店『IRIE』に行き、

(店内に厚くんは見えますか?)

モモ唐揚げ 完売まで

セセリ唐揚げ 22ピース

砂肝串

オーロラソースサンドイッチ

照り焼きサンドイッチ

フレンチフライ 完売まで

ランチなのに夕食を兼ねるほど満腹となりました。

来る度に進化していく味もそうだが、

サーフ環境なのと、

厚くんの優しい接客がうれしかった。

IRIE coffee & sea

静岡県下田市白浜1737

0558-36-4333

またはフェイスブック

https://www.facebook.com/surf.irie.7

Surf Irie(今村 厚さん)

で検索してもメッセージが送れるはずです!

白浜神社参拝。

伊豆急下田駅前にある東急ストアに行くと、

昔ながらの立派な本屋さんがあり、

そこに見たのは、

Blue誌とNALU誌だった。

今月も私の連載コラムがあり、

なんと抱井さんのエッセイと向かい合わせ。

こうして綴じられている興奮は、

抱井さんがウナクネ・スカイウォーカーだからなのであります。

神階で言うところの文位と武位(勲位)の両界正一位。

正一位(しょういちい)さまは、

ハワイのマウイ島についてしたためられ、

私は環境破壊という突然やってくる怖ろしいものに関して書きました。

麗しのサバット。

赤が白浜の青い海と空に映える。

「小さな旅に行こう」

そんなキャッチフレーズを得た。

【巻末リンク1:四国のタローマン】

【特大号:台風15号によるやや文藝】四国の冷やい風と波の磁力_海賊料理店の花火_(4400文字)

【巻末リンク2:ラカ法王38世発見伝】

【特別特大号】ウナクネ・カノン(正史。ご注意:普通のサーファーは読まないでくださいね…)_(4038文字)

Happy Surfing!!