父ちゃんと、
太郎くんと二郎くんがインポッシブルにやってきた。
「あのブログの波(巻末*1)はどこですか?」父ちゃん
「あれはジェフリーズです」私
「いい波でしたね」父ちゃん
「飛んでいきそうだったね」太郎
「センカイです」二郎
「お前、それはエンダードラゴンだろ?」太郎
さて、インポッシブル。
ここはよくある護岸悲劇の滅岸である。
漫画家に西岸良平さんがいるが、
滅岸良平という名前で、
こういうことについて書く人がいればいい。
奄美大島の嘉徳海岸は、
いまだに予断を許さない状況で、
碇山勇生(ユウセイ)くんに電話すると、
「NHK鹿児島がこのことを取り上げてくれました」
「民放は?」
「民放はまだです」
「世論に訴えよう」
そんなことになっています。
詳しくは巻末リンク*2をご覧ください。
話がまた逸れて、
インポッシブルに戻ると、
無人でサーフできるので、仲間が集まった日。
積み上げられた消波ブロック。
これを使って子どもたちが基地を作ったり、
なかなかのセットアップでありました。
そういえば、
インポッシブルに向かう際に
「ヘビだ!」
二郎くんが叫んだ。
消波ブロックの中を指さすので、
そこを見ると、
とぐろを巻いた大きなアオダイショウ。
ピカピカの生蛇に一同驚く。
春ですね。
ヘビは珍しいので、
子どもたちに蛇を主題とした話をしたくなった。
蛇を龍とし、それが人に乗り移ったとしたら?
ならば水滸伝の
『九紋龍大閙史家村』はどうだろう。
王進(おうしん)師範が、
鼻持ちならないほど強い史進を鍛えるエピソードに龍を入れこむ。
話が逸れまくった。
市原マーちゃんから
スキッパーフィッシュをお借りした。
Catch Surf ®ODYSEA Skipper Fish 6’0″
.
それをお借りすると、
タジ・バロウPRO版とは違う乗り味に驚いた。
クアッドとトライの違いをまざまざと、
視界がグレイからレモンイエローとなると、
ここまで違くなるものかと思い知らされた。
Catch Surf ®ODYSEA Plank 7′
.
父ちゃんお得意のレイルワーク。
インポッシブルは、
波が堤防によってウエッジし、
太東岬と河口堤防という地形によって、
極端にシフトする。
父ちゃんは四国の河口でサーフしていただけあって、
卓越した滑りを見せてくれた。
堤防の上から見ていると、
サーフィンはより楽しそうに写る。
Raca Taro on
Catch Surf ®ODYSEA Skipper Fish x Taj Barrow Pro 6’0″
.
天真爛漫な太郎くん。
プロサーファー志望の10歳児であります。
彼に向けて
『プロサーファーになるために』
そんなことを書いたな。
あれは38ヶ条だったか。(巻末リンク*3)
Catch Surf ®ODYSEA Skipper Fish x JOB Pro 6’6″
.
太郎くんのスキッパーフィッシュ66にも乗った。
この渦浮力さが斜面を伝わる起となり、
総和となるのだと気づいた。
写真係をしようと上がると、
二郎くんが私のことを待ち受けていた。
「はいこれ、野球好きのナキさんにあげる」
二郎くんは野球のボールを発見した。
彼たちのディスカバリー教室です。
Keisuke on
Catch Surf ®ODYSEA Plank 7′
.
夷隅界隈で、
密教であるオルタナティブ、
ウナクネ式を今も伝えるケイスケ。
完璧なノーズライド。
Nacky on
Catch Surf ®ODYSEA Skipper Fish x JOB Pro 6’6″
.
ナッキーは、
トップターンのきっかけとなる前足荷重の重要さに気づいた。
前を踏んで、
滑降したらテイルを踏む。
簡単に書くとそんなことです。
Yamachan on
Catch Surf ®ODYSEA Skipper Fish 6’6″
.
パンクロッカーの山ちゃんまでもやってきた。
彼とはバリで知り合いました。
Nino on
Catch Surf ®ODYSEA Plank 7′
.
ニノちゃんも、
無限にも続く波に乗ってびっくりどっきり。
Tuna / DJ Tantei on
Nation Champagne 7’0″
.
ツナくんが、
「もうガニマタしません」
そんな誓いを立てたのは、
ちばてつやさんが描いた
『ちかいの魔球』を読んだからに他ならず、
主人公の二宮光くんの投げる魔球に魅せられているようだ。
『心を鬼にした長嶋の説得』
私が好きな箇所です。
(昭和30年代の作品です)
Mar Chan on
Catch Surf ®ODYSEA Skipper Fish 6’0″
.
インポッシブルでロングライドすると、
「当分帰ってこないサーファー」となる。
そのくらいロングライドでき、
そして強烈な流れのコンビネーション。
マーちゃんは、
冒頭のイエロースキッパーで何本もかっとんでいったので、
当分戻って来ないどころか、
ほとんどいなかったのではないか、
というほど遠くまで乗っていた。
楽しく、
ハッピーサーフィンしました。
かんたんです!
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【巻末リンク*1:父ちゃんが主題としている波とは?】
【巻末リンク*2:これを読んでください】
【巻末リンク*3:プロサーファー】
【巻末リンク*4:前回のインポッシブル】
Happy Surfing!!
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