
仕事がらといえばそうだが、
これまで42年かけて、
数にして400本以上のサーフボードに乗ってきた。

最近よくわかってきたのは、
「波に合わせてサーフボードを選ぶ」
そんなことだ。
たとえば小波ならば大きなサーフボードに乗り、
大波ならばボードは小さくなる。

ご存知のように千葉九十九里浜は、
日本でも屈指の波量を誇る海岸線だ。
毎日波を見ていてわかるのが、
小波の確率が高いということだ。

ハスラー・マシコさんは統計学に長けていて、
ここ数年の波サイズと質をまとめ、
波質別にその割合を求めた。
膝モモ波:37%
コシムネ:28.6%
ムネカタ:27.3%
頭前後以上:6.82%
極小:0.262%

私は人生の半分以上を南カリフォルニアと、
ノースハワイで過ごしているが、
この割合でわかったのは、
日本の波は小波傾向であるということだ。
それは貿易風だったり、
コリオリの力が作用しているようだ。

そこで目をつけたのは、
「小波に乗るためのサーフボード」
であり、
ピュアなミッドレングスからロングボード、
そしてビッグフィッシュ、
ログと種類は豊富にある。

小波から大波までをカバーする「グライダー」は、
多くの最上級サーファーが乗っている。

そういえば、
サンオノフレでサーフするスキップ・フライは、
このグライダー共和国の君主として知られ、
この世界を美しく、
そしておおらかに広めている。

そして、
アムステルダム・ウェットスーツのアッキー・秋山くんは、
グライダー世界で呼吸するひとりであるし、

千葉市で、
この道20年の鍼灸整体院をされている伊集院さんも、
グライダー世界に魅せられている。

とにかく、
この小波偏重の世界では、
このボードがあれば、
およそ全ての日々が幸せになれるのだとわかった。

宣伝みたいに聞こえるかもしれないけど、
「波のサイズに合わせる」
というのはこういうことだ。

「少年は大志を抱き、
タマサキのサーファーは小波を愛せ」
名言だと思い。
すかさずこれをタキビ神に送ると、
こんな俳句が届いた。
長い板 浮かべたるかな 処暑の海
すかさず私はこう返句した。
グラグラと グライダー巡る 残暑かな

ややあって、
こんな衝撃画像がタキビ神より送られてきた。

フルサイズのカツ丼と三玉のもりそば、
さらにはエビ天トッピングがされていた。
感動しつつ、
この画像を心平さんに送ると、
なんと熱中症で倒れているとあった。

熱中症は、
少し前まで夏バテと総称されていたが、
これだけ暑いと、
体調が悪くなる気持ちがよくわかった。

午後となって、
前述したマシコさんの長女ハナがやってきて、
ガチャガチャですみっこぐらし各種をゲットしていた。

彼女のヒロインはアンパンマンのドキンちゃんであり、
自身は、
「ドンキンちゃん(丼金)」
であると信じ切っている。

ドキンちゃん好きは珍しいと思ったので、
そのバックグラウンドを調べてみた。

ドキンちゃん:
悪さをする側にいる黴菌(ばいきん)の女の子で、
ばいきんまんに次ぐ重要な敵役となっている。
常に悪の側にいるばいきんまんと共に、
善にも悪にも囚われない奔放な行動をとる。

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【巻末リンク:心平さんの熱中症の原因はこれかも】
【巻末リンク*2:ハナについて(直近版)】
【巻末リンク*3:グライダー関係】
Happy Surfing and Happy Lifestyles!!
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