【サーフィン研究所】「アフタヌーン・ニラン」_超域ハッピーサーフ専攻科_(1133文字)

タキビ神が、

イリエ経由ピラミッドでサーフしていた。

最近ジェフリーズ方面でないのは、

北風という季節風が由来しているからだ。

ちょうどナッキーが上がってきたところ。

乗っているのがタキビ神。

持っているのがレバレッジ・フィッシュ。

イリエは、

タマサキの冬のサーフスポットで、

それは美しい波がやってくる。

これはナッキーが乗っているイリエだが、

冬はポイントブレイクみたいな波質となるので、

混雑しているのが難点だ。

だが、

たいていは奥の取り合いで他サーファーは深く入ってしまい、

結局はワイドに入ってきた最大の、

インサイドコーナーが一番良かったりするのだ。

タキビ神は、

午後もやってきて再びサーフしていた。

これはサーフ用語で

「2ラウンド目は午後から」

そんな表現になる。

これをドラグラ語では、

「アフタヌーン・ニラン」

と言うときがあると、

国文関係の華厳さんが教えてくれた。

華厳さんは、

「ドラグラに超域ハッピーサーフ専攻科を設立しようと思って」

そんなことに集中されている。

うかがってみると、

表象ハッピーサーフ論、

文化人類学、

比較文学、

反抗文化を専門分野とするドラグラ人が連携し、

派閥や流派を超えてグローバル化した文化現象や、

オルタナティブやサブカルチャーなどのジャンルを横断し、

それらの文化的活動への有効なアプローチを提示する科だと言う。

興味深いのでナッキーを呼んでさらに聞いてみると、

まずは伝統儀礼を学び、

それからスタイル、

グローバルなマナーとその多元的な表現様態、

メディアやテクノロジーとアートとの相互交渉、

記号や言語形式や構造、

異文化間の移動や交流など多岐にわたり研究を研究し、

サーフ界の実践的分野においても、

国際的かつ、

総合的に指導的役割を果たすことのできる人材を養成できるはずだ。

そんな壮大な科なんですね。

そうなんだよ。

分析方法もネット社会の動態記述などを踏まえ、

最新の理論的フレームの積極的な開拓をしたり、

パラダイム変換を迫る現代の錯綜した状況に対応できる開かれた文化主体を形成し、

ハッピーサーフに包括できない部分である競技の諸分野や、

実際のさまざまなシチュエーションに向けて、

国際性と学際性を兼ね備えた指導者が育成できるはずだ。

華厳さんの考えていることは壮大過ぎて、

今世紀に達成できるかと考えていると、

スカシーことスカイアンドシー・ムロトの河合さんが、

裏庭でアンドロメダ銀河を撮ったとIGポストしていた。

@sky_and_sea_muroto

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Happy Surfing and Happy Lifestyles!!

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