Catch Surf® ODYSEA 8’0″
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ものすごい嵐だった。
南〜南西風。
これが立春を過ぎていれば、
春一番と言うのだろうか?
もし春一番ならば、
気温もそれなりに上がらなくてはならないから、
そう考えると、
昨日のは、
まだその域には達していないのだろう。
どちらにしてもすごい風だった。
普段降らない雪が積もったところもあった。
千葉では木々は折れ、
ウエットスーツは飛び、
椅子が倒れた。
(いすみ市タキビパレス調べ)
千葉に到着すると、
前田博士のところに向かうのはルーティーンだ。
サーフボードのこと、
自分が持つ全ての質問を聞いていく。
日進月歩という言葉がある。
前田くんは、
サーフボードのデザインを起こし、
卓越したハンドシェイプ、
またはマシンシェイプからのフィニッシュ。
その際では、
誰よりも詳細なる表現ができる。
シェイプが終わると、
樹脂の中に硬化剤を落とし、
グラッシングからホットコート
フィンシステムの構築(埋没OR屹立)
サンディング
グロッシング
から研ぎ
水研ぎ
バフ&ポリッシュ
仕上げ
全ての行程へと進む。
関係ないけどヨゲさん(®カラーズマガジン)です。
(巻末リンク*5を参照ください)
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要はこのことだけを毎日しているプロフェッショナルで、
作業としてのそれではなく、
「突き詰める」
そんなことを念頭に置いての行程となっている。
なので、
私たちと同じ研究だとか、
情熱という熱を帯びながら秒を紡いでいる。
『究極のログ』のテイル。
しかも「ワンマンOP」なのと、
自宅兼工場という立地なので、
そこまでの販売力を必要としない。
大手のようにCM、
広告、
チームライダーやアンバサダーも大勢はいらず、
よって忘年会、
新年会のような付き合いも少なく、
自身の作業に没頭できる環境にしていることもすごい。
ここで以前から熱烈にお伝えしたことだが、
前田博士にボンザー1971のレプリカ(複製)の製作をお願いし、
結果、
あまりにも傑作だったので、
ボンザー1973を加え、
忘れられないセッションを何度も得た。
Bonzer 1973 / 6’5″
at Izu
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Bonzer 1973 / 6’5″
at Tosa Misakimachi
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(詳細は巻末リンク*2、*3を参照ください)
細野さん仲間のロレックス松本さんが、
博士に投げたお題が
『サンディエゴ・フィッシュの原型の複製』
だった。
(巻末リンク*4を参照ください)
手に取ってみると、
サーフィン遺産博物館にあったものと同じことに驚かされた。
レイルフォルムやボリューム。
そしてあのフラッターなロッカーや風味といか、
味というか、
あのちょっぴり重い感じ。
このお題までも、
たやすく達成した博士。
さらに博士には、
現代最高峰のノーズライダーと、
ログの二種の創造もお願いしていて、
それらが半年くらいかかってここに結実しようとしていた。
夢は持つものである。
上の画像は、
NAKISURFカレンダーのイマジン。
そしてこの7月に掲載されているタローくんとジローくん、
そして兄弟にサンドイッチされているのは、
今福カレンくん。
カレンダーが彼の元に届いたようです。
次世代のハッピーサーファーたちです。
うれしいなぁ。
タロージローくんと一緒に出演(IMAGINE7月)ありがとう!
【そのカレンダー5種】
【巻末リンク*2:ボンザー1971金狼編】
【巻末リンク*3:前田博士の傑作『ボンザー1973』】
【巻末リンク*4:遺産博物館のボンザーとサンディエゴ・フィッシュ原型】
【巻末リンク*5:新春ヨゲさん】
サーフオールディ_ウナクネxColorsmag x 三蔵法師 x 団長 x しょう寅さん_ファシスト愛国主義的!?の天丼_(1779文字)
Happy Surfing and Happy Lifestyle!!
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