8月8日の朝陽。
あまりにも字面がいいので、
「四国八十八ヶ所の日」
という記念日は?
国民の祝日とならなくとも、
四国4県の休日はどうだろうか?
そんなことを考えていた。
八十八ヶ所というのは、
空海由来の代表的な仏教寺院のことだが、
今年も空海(弘法大師)ゆかりの青龍寺の裏手で、
美しい朝陽に手を合わせることができた。
さて、台風。
台風10号が関東地方に大雨を降らせ、
こちらには南東うねりを吐き出している。
波は、
「まじりけのないもの」
である。
そう考えるのは、
こちらの期待があって、
じつのところ、
人間観はもちろんのこと、
意識すらなく、
風が起こした水面の起伏でしかない。
そこにこちらが勝手に思想や観念を持ち込んでは、
物語にしたり夢を見ている。
とにかく波は純粋なので、
全てが当てはまってしまうことに気づいた。
波は全肯定の神みたいなものだ。
その神(波)がひとたび海底起伏や潮位、
風向きと地形角度と合致すると、
崩れるときにこうして丸まっていく。
Catch Surf® Skipper Fish Ⅵ 6’0″
Nakisurf Original Twin + Vektor VMK
.
波が近づいてくる。
サーフボードをそのふくらみの中腹に沈ませて、
そこから浮かび上がる力を加算してパドリングを入れた。
インパクト・パドルが決まると、
ほぼどの波でも乗ることができる。
そのくらい重要なことだが、
自身と波の芯が合致する機会は少ない。
(インパクト・パドルについては巻末リンクを参照ください)
私は普段から、
ログやミッドレングスで、
その芯と自身の合致、
その瞬間の歓喜状態下で、
冷静で適切な動作ができるようにしている。
土佐佐賀の鹿島。
美しい夏の朝陽。
今日も暑くなりそうだ。
「ハガツオ」。
調べてみると、
カツオ一家ではなく、
スズキ族サバ家系だという。
よくわからないが、
とってもおいしい魚なのは確かだ。
活きの良いのを見つけたら買いですよ。
スカシーこと、
スカイアンドシー・ムロトがある土佐室戸には、
鮮魚シンジケート
『the Itsumo Motto Oishi Force (IMF)』
の黒幕が経営する「浦戸屋」があり、
一日おき程度で活きの良いハガツオを見ることができる。
土佐西南には、
ニコニコ市というのがあり、
そこにやってくる「北山鮮魚店」の刺身がうまいと気づいた。
今回はこのブリだったが、
前回は真鯛で、
全て天然というところにこだわっているのも浦戸屋さんと同じだ。
(スカシーについてと浦戸屋については、
それぞれ巻末リンク*5、*6を参照ください)
この刺身に行き着いたのは、
いつも砂浜美術館にいるハッピーサーファーのコジマさんのおかげだ。
今回もどこかでお会いできないかと探しているが、
見かけるのは〈スマグリはん〉こと、
スマイリー・グリズリー伊藤くんだけだった。
ガオー!
四万十川の清流と山々を見て涙があふれそうになった。
その理由がわからず、
ドライブ中に考えていると、
これは自分のDNAの歓びではないかと仮定してみた。
仮説はバリの高間教授の得意とするところだが、
こんなDNAレベルを検証するのは容易ではないので、
深みに入らずに『佐野屋』でクエルボ1800を求めた。
黒潮レモンにうっとりするのは、
防カビ剤やさまざまなケミカルを使っていないことだ。
これで安心して皮まで使える。
タロー&ジローくん(写真)のお父さまを
私たちは「父ちゃん」と呼ぶ。
その父ちゃんの大好物が「黒ラベル」。
つまり夕陽ナッキーが決めているこのポーズは、
「(父ちゃんの黒ラベルは)かんたんでした!」
そんなジローくんポーズであることがわかる。
さらに書くと、
ジローくんやラカ法王は前出した〈全肯定の神〉に近い。
この文落がちょっぴりまわりくどくて、
あまり生産的でないので、
ハルキニストの瀧朗から
「めずらしく名文ですね」
そんな嫌味を言われる予感がした。
(〈かんたんでした〉に関しても巻末リンク*2、3、4を参照ください)
□
【巻末リンク:インパクト・パドルについて】
【巻末リンク*2:〈かんたん初日〉】
【巻末リンク*3:かんたんでした系】
【巻末リンク*4:ここにもジローくんが!】
【巻末リンク*5:スカシーについて38】
【サーフィン研究所】土州室戸崎勤念心観明星口入虚空蔵光明照来菩薩威顕仏法無現_スカイアンドシー・ムロト到着!!_(1449文字)
【巻末リンク*6:浦戸屋の秘密】
【サーフィン研究所:テクニック編】テイクオフは張り付くのか、落とすのか?_大浦戸屋伝_市内とNALU誌_釣りキチ三平の芸術品_(1512文字)
Happy Surfing and Happy Lifestyle!!
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