こんな朝焼けを見た。
台風波の写真を見返していた。
もうすぐ秋分となる。
これは1971年の写真だという。
廃止された1号線をサンクレメンテに向けて走る車と、
ローワー・トレッスルズが写っていた。
私のロードトリップが始まった。
具体的に書くと、
高速ETCの深夜割引や休日割引を利用して南に下っていった。
静岡県に入ってすぐに足柄SA(サービス・エリア)がある。
富士山が見え、
入ったことはないがお風呂までもある。
とにかくなによりも吉野家があるのがここ足柄SA下りの魅力だ。
いつかここに私は吉野家牛丼の中毒者だと書いた。
けれど、
アメリカに行ってからは、
全くおいしくもないYOSHINOYAによって、
吉野家熱は一気に冷めていった。
こうして日本国内にいて、
食べるタイミングで吉野屋が現れると、
動悸が高まり、
体温が上がり呼吸が少し早くなりつつ、
牛丼が食べたくてどうしょうもなくなってしまう。
そういえば、
ここで「牛丼中毒だった」
とカミングアウトしたら、
DMでこんな案内が送られてきた。
牛丼依存症治療を開始するうえで最初の壁となるのは、
患者さんが依存症であることを否認して、
自分の症状を認めず専門医療機関への受診を拒否することです。
また、
専門医療機関での治療を開始してからも数年かかる場合が多く、
長い年月を経てようやく安定した生活を送ることができるようになります。
したがって、
治療に対して長い期間の関わりを持つ必要があります。
牛丼の看板やSNS等を見ますと、
中毒患者さんの気持ちは揺れがちになりますが、
ご家族は常に患者さんの、
「牛丼絶ちを成功させたい」
という目標に向かって治療に取り組んでください。
牛丼後は、
三重県まで車を走らせつつ、
パトやんことパトリックを探すが、
車社会のようでこのように歩いている人は皆無だった。
湯の山温泉エリアの、
アクアイグニスという商業施設に立ち寄った。
ここはドラグラ伴さんに教えてもらった場所だ。
この片岡温泉は、
朝早くから深夜まで、
平日600円で源泉掛け流しの温泉に入れる。
これまで走ってきた新名神E1Aが後ろに見える。
露天風呂からのこの道路が視界に覆いかぶさっている。
これがなければ景観が良いはずだが、
けれどこの高速道路がないと、
この施設は存在しないはずだ。
以前伴さんからいただいたジャム群。
かなりひねったものもあり、
鎌倉umicafeの一平くんに教えたくなった。
ここで真打ちのパン屋さんに行く。
「国産小麦のみ使用。マーガリン不使用」
ここでの売りだ。
当然のことだが、
そうでないパン屋だらけになっている。
給油しつつ、
タイヤの空気圧を確認し南下。
京都大阪を過ぎ、
神戸のSAで一休み。
神戸ではクマ、
つまりスマイリー・グリズリーのブームかと思ったが、
ドラグラとは一切関係はないという。
淡路島に到着し、
ここでコロッケカレーを食べて仮眠し、
深夜に動いたのは、
高知道に入る徳島道が遠回りしていて、
高松道の板野ICで一度降りて、
藍住ICから徳島道に入るのが得策なので、
その深夜割引を受けたかったからに他ならず、
さらには、
ガソリン価格が徳島は高知より安いので、
ここで給油したかったからだ。
今回の例で言うと、
レギュラーガソリン価格が千葉で168円、
三重167円、
徳島170円、
そして高知が例の統一価格189円。
三重と高知では1リットルあたり22円も違う。
私のバンは65リッター入るので、
計算してみると、
満タンにすると1430円も差が出る。
これを高知県のガソリン業界は、
船便による輸送費の結果で、
統一価格は業界を守るためだと言い張っている。
だが、
高知の到着港近辺、
また輸送費が少ないところも遠く離れたGSと同じ価格であり、
もっと書くと、
全てのガソリンスタンドで価格を統一するのはいかがなものだろうか?
そんなこともあって、
室戸にいるときは徳島県で入れている。
スカシーから徳島までは30分程度なので、
波乗りついでに入れにいく。
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【巻末リンク:中毒御三家】
【巻末リンク*2:高知県のガソリン価格とは?】
【サーフィン研究所渾身号】デューク・カハナモク誕生日_1950年代サーフボードの歴史_高知県室戸市とガソリン価格_(1693文字)
【巻末リンク*3:伴さんもグリズリーも】
【巻末リンク*4:49年前の牛丼観】
Happy Surfing and Happy Lifestyles!!
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