数日にわたる強風で、
サーフィンなどはあまり考えたくない日だった。
ボードが吹き飛ばないように車に積み、
突風で田んぼに落ちないように注意深くかっ飛ばしていた。
こういうことは、
房州弁で「うんならかす」というのだと、
そちら方面に思考が入り始めると、
農免農道という案内標識によって、
この道の成り立ちを思い返したりしていた。
とにかく、
そんなさまざまがあって、
いくつかの街を越えると、
山を背にした浜があり、
画像の波がどしどしと挑戦者募集をしていた。
そんな心象を書くのは、
ロバート・ヘンライの『アート・スピリット』を読んでいたからだ。

波乗道・道場 ©Dragon Glide Productions
さて、
昨日ここに
「ドラグラ未発売アパレルが、
カスタムオーダーできます」
そう書いたが、
すでに数人からお問い合わせがあった。
その何人かは
「波乗道!欲しいです」
ということなので、
ここにその詳細を書いておきます。
こちらも一五年ぶりの復刻となりますが、
波乗道プリント、
または刺繍製をお求めいただけます。
じつはこんなものも存在していまして、
店内のどこかにひっとりと陳列しておいたところ、
館山からやってきたOさんが見つけて購入された。
で、
どうやって着るのですか?
Oさんにそう聞くと、
「車内に入れておいて、
気合を高めるために羽織ったり、
道場着はとても強い素材なので、
災害時に活躍すると思いました」
とのことで、
なるほどなと感じ入った。
さて、
先週マンダラコーヒー・ジャパンとして来場した
『SCAJ2024』のレポート後半です。
スペシャリティ・コーヒー・イベントなので、
当然のごとく水の硬度も大切だとわかった。
各地域の硬度、
さらには浄水場によって異なるのだと勉強した。
エスプレッソマシンが美しく見えるのはなぜだろうか?
どうしても欲しいのだが、
カフェか喫茶店をやるライフスタイルではないが、
いつか老後に手に入れてもいいかなと感じ始めた。
ダイニチは、
「大日如来」を連想させるタキビ神用語でもある。
ここでは少量の焙煎機を鋭意紹介していた。
新しいが、
そこまで違いを見いだせなかったコーヒーフィルター。
カセットテープ時代のメタルとか、
クロームテープを思い出した。
スペシャリティ・コーヒーは、
風味と香りだと思っていて、
深煎りが御大(おんたい)だとされるネルドリップは、
ここに出店していないと思っていた。
ネルドリップされたものを試飲してみると、
温故知新、
深煎りのまろやかさが胸にせまってきて、
逆もまた真なりと、
波乗道・逆真会のことを思い出した。
ROKというブースでは、
手動エスプレッソマシンがあり、
ハンディさにズキドキしてしまった。
メリタがより好きになったのは、
すてきなステッカーをくれたからかもしれない。
コーヒー好きなので、
こういうものがうれしい。
とすると、
サーフィン好きには、
メッセージやメーカー名のシールシートを作ればいいのかと勉強になった。
またもや別会社のエスプレッソマシン。
もはや目に毒なのだが、
写真を撮ってカタログなどをもらう欲求を抑えた。
大手UCCも出店していて、
真空パックのコーヒー豆を展開していた。
パッケージを並べる楽しさがあり、
これもすばらしいと感じ入った。
米粉ブラウニーも天才だったし、
このパッケージ屋も秀逸。
私のコーヒー遍歴を語る上で、
エチオピアは外せません。
マンダラコーヒーにも
『クラフト』があるが、
こちらもバナナ、
オレンジやウィスキーなどを展開していた。
コーヒー王国のオーストラリアからやってきたソイミルク。
悪くはないが、
発酵糀の甘さこそがコーヒーに合うと気付かされた豆乳だった。
ネパールのコーヒーも大好き。
でもメインストリームはあまり好きではないので、
そんなことをネパール・コーヒの小さなブースが再確認させてくれた。
今朝は、
ここで配布されていたワタルのドリップパック『コスタリカ』をいただいた。
そんなご恩というわけではないが、
スペシャリティ・コーヒーで良かったなとしみじみと感じてしまった。
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【巻末リンク:SCAJ2024前編】
【巻末リンク*2:サーフボード落語】
Happy Surfing and Happy Lifestyles!!
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