土曜未明(3日)に通過した低気圧があり、
そこからのうねりがいまだに残る千葉北タマサキ。
具体的には東北東うねり1m7〜8秒。
80時間以上も海上を荒らすほどの風の力。
ふり返ると、
あれは低気圧というより、
台風並の勢力だったことがわかる。
さて、
コスモス・サーフボードの準新作
『TheOne PURE』が完成した。
Cosmos Surfboards TheOne PURE
7’2” x20-7/8″ x 2-11/16″
218cm x 53cm x 6.8cm
ボリュームは43.74L。
これでオーバーヘッド以下のビーチブレイク、
そしてポイント&リーフ・ブレイク最強ボードとなるはずだ。
生涯マジックボードであるザ・ワンのロッカー曲線、
レイルボリュームすべてを193cmから218cmにエクスパンドさせつつ、
ボトム・コントゥアーを調整したものになった。
巻きは、
エンスーラボのバイアクセルのワンドロップ・ティントで、
クラシック寄りのボラン(VOLAN)系色とした。
フィンパッチにブレード(刃)不使用のフリーラップ。
リーシュ・ロープ(ロービング)仕様で、
細い穴と指定したのは、
エンスーラボへのカスタムオーダーの信頼の証でもある。
元々は、
PUREと付けたようにシングルフィンだけの設定だった。
途中でツインザーに変更したのは、
クラシック80(244cm)を踏みこめるようになったからで、
ミッド・レングスTheOneのターンへの直感だったのかもしれない。
クラシック由来のラミネート(ディケール)。
オリジナル・クラシック・ロゴから枠線と、
コンパスを取り去ったPure仕様でもある。
上記した千葉北タマサキ波でそれはいい波を得た。
テイクオフの速さと安定度や、
取り回しや足への吸い付き等の感覚。
あまりの満足度に
「またもや出ましたマジックボードです!」
波待ちしていたSS氏に句読点抜きで断言し、
ナッキーとボードチェンジして、
彼女の写真を撮ると、
なんと彼女はこんなボトムターンを決めた。
脚力の弱い女の子ですら、
TheOneの魅力をたっぷりと感じられるものであり、
ダックダイブも何もかもすべて64のようにでき、
私たちはしばし放心するほどの感動に包まれた。
今月のマンダラ・コーヒーは、
ミャンマーとルワンダ。
今朝はミャンマーとし、
湯温を80度まで下げて淹れると、
それは艶やかな風味となって、
この曇天-小雨模様の気持ちを明るくしてくれるのだった。
下田ライフセービングクラブの、
吉佐美大浜地区の元エース柳さんが、
ジミ・ヘンドリックスのロングスリーブTを着て来店してくれた。
横にいる金谷さんは、
柳さんが下田のち、
オーストラリアと移籍し、
その後の九十九里ライフセービングクラブのときの同僚だ。
柳さんは、
オルタナ・サーフワックスのディレクターだ。
彼は、
天然素材でワックスを開発し販売されている。
Blue 105 / Alterna Surf Wax Pages
3月ごろ、
新作ベースコートが完成した。
このベースコートは、
私の意見が活かされた「激烈ハード」で、
これでバンプを作れば、
トップコートを軽く塗るだけで滑らず、
サーフボードを快適に加圧できる。
欠点は硬すぎてボードに付着しづらいことだったのだが、
電子レンジで温めてみると、
ちょうど500W/38秒(気温17度)で頃合いの柔らかさとなった。
これによって、
かなりの量を72(218cmボード)に塗ることができた。
この新作オルタナ・サーフワックスは、
このベースコートも含め、
全種全量NAKISURFで販売中です!
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【巻末リンク:TheOneのこと】
【巻末リンク*2:誕生のほんの少し前】
【サーフィン研究所】千葉北GWハッピーサーフィン作戦会議_コスモスTheOne64_Pure72のワンドロップ・ティント@エンスーラボ_(1818文字)
Happy Surfing and Happy Lifestyles!!
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