GW中日は、
混雑とは無縁の波でサーフできた。
具体的にはタマサキ北側、
白子自然公園内にあるウミガメの丘とか、
矢指ケ浦海水浴場を目指していけば、
GWですら混雑とは無縁で気持ちよくサーフできる。
どちらのスポットも駐車場完備で、
トイレもあるので、
ご家族や友人たちと訪れてサーフできる。
GWは、
夏に海水浴場となるエリアをオススメする。
もし波のサイズがありすぎたら、
ビーチブレイク(砂地)ならば、
干潮前後2〜3時間を狙うといいだろう。
この潮位期間は、
波のパワーが半減されるので、
リフォームする泡波にロングライドできる。

Ryo Aoki on Catch Surf Unicorn @nakisurf_chiba
初級者の方ならば、
じわじわと沖に向かって歩きつつ、
陸からの距離を出して、
頃合いのところでふわりと泡波に乗っていくことができるはずだ。
6’4” x 20” x 2-1/2”
FCS II Twinzer
Aqua Deck Tint / Grey Bottom Tint
Sand Gloss
Fin Patch /Deck Patch
.
昨夜インスタグラム( @nakisurf_chiba )に
ナッキーが「ワケアリ」と書いて投稿したところ、
このボードの別色をお持ちの方より、
「自分のせいでこれがわけありになったのでしょうか?」
そんな連絡があり、
これがなぜワケアリになったのかを説明させていただいた。
これはこのボードの由来ともなるので、
許可を取ったので、
下に引用させていただいてみる。
ご心配とお気をつかわせてしまって申し訳ございません。
ワケアリと書いたのは、
ご存知のようにこれは〇〇さまと同じボードであり、
シェイプサインも入っているからです。

Cosmos Surfboards TheOne6’4” Groovy Fins Twinzer Shape, Design and glass by @hiroyuki_maeda
ご存知のようにTheOne64は永遠の名作です。
これをNAKISURF千葉のストックボードとして、
かつ個性的で、
耐久性もあるボードとして、
オーダーするものを〇〇さまのオーダー時に同スペックでオーダーしました。
さらに〇〇さまのご希望のエメラルド系の類似色ティントで制作し、
完成時にお選びいただこうという博士のサービス精神による趣向でした。
ですので、
〇〇さまに不備など一切一ミリもなく、
湖(みずうみ)フラットとしてお考えいただけたら幸いです。
ワケアリボードは一見すると、
マイナスイメージですが、
世の中には血統書付きではない個体を探されている人も多く、
腕の中に入れてみて気に入るマジックボードをショップに置く価値があるものです。
今後ともよろしくお願いします。
ということで、
これに際して、
ありがたいお返事をいただきました。
これはすこし前にエンスーラボに行った日のものだ。
これは私がオーダーした72。
完成間近で、
ワンドリップ・ティントは、
MNR88風でとお願いしたものが各種クロスをまとっていた。
クロスをどこにどれだけ配置するかが、
耐久性と乗り味の鍵なのだが、
やはり必要なところに施すのが機能美なのだと、
私たちは再確認した。
このザ・ワン・ピュアは、
ツインザー仕様なので、
フィンプラグを埋設し、
それからリーシュロープ、
サンディング、
フィニッシュコートをして、
1200番サンド・グロスで完成だ。
あと一山(ひとやま)。
クロスが重なれば強度が増す。
これがそのMNR88のパッチ・ジョブだ。
この画像でテイルとレイルには、
どのくらいのクロスが施されているのがわかるだろう。
しかも分厚くしなやかなボランクロス(VOLAN)なので、
風合いは震えるほど美しい。
これこそも波に乗ることができる美術品だと感得したが、
経年劣化し、
壊れていてもかっこいいなと、
千利休ではないが、
侘び寂びのこころが胸に宿った瞬間だった。
とすると、
私もエンスーであり、
サーフィンという広い世界の中にある針先の一点なのだと気づいた。
真剣にサーフして1万5000日が過ぎた。
この夏は波乗道を掘り下げ、
マニア越えのエンスーならではの視点で過ごしてみよう。
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【巻末リンク:エンスーな波予想の結果】
【巻末リンク*2:マジックボードの正式由来】
Happy Surfing and Happy Lifestyles!!
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