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FIRE BLADE 5’6″ x 19″ x 2″ Tri-fin Setting_コールマネジャーのロボのこと少し_KEEP THE BEAUTIFUL MIND!

おはようございます!

船木@サンクレメンテです。

現在気温19度、ロスの予報を見ると、最高気温が31度/沿岸では27度となっている朝8時です。

もし2010年以降にサーフボードの革新が起きるとすると、

これがメインデザインとなるのでは?

と思えるファイヤーブレードを持ち、

「王子邸前左側川跡ブレイク」に行ってきました。

今日のテーマは「前回クアッドで、トライにするとどうなるのか?」

ということでした。

俺的にはファイヤーブレードといえばトライで、

ファーストテストのエルサルバドルでもトライセッティングに夢中でした。

それを同様な波で試してみよう、となったのです。

↑1本目はバレル系で、レイルグラブでそのまま張り付き、

個人的なグリーンルームフェスティバル2009・7月となった。

速さはクアッドと変わらないような気がする。

フィンは最近よく使っている「RATIOフィン」。

右前の台脚というのかな、フィンボックス内部に入れる台座が少し長いようで5mmほど浮いたようになっていて、

柳瀬に「こういうときは台脚を削るのですか?」と聞かれるが、

乗り味は変わらないと思うのでそのままとした。

ロボも少し眠たそうにMPツインを抱えてやってきた。

「ウエットはもういらないぜ」と言っていたけど、なるほど体格がかなり良くなったなあ。

下の写真はイナリーズみたいなテイクオフをするロボの1本目。

これなら目が覚めますね。

手前はサンクレメンテに住んでいたときお隣だったジェフ。

消防士のタフガイです。

↓ベンジ・セバーソンがバレル三昧して終了したところ。

この王子邸前キングのベンジ、柳瀬とは面識がないので、今度紹介しようと思っています。

エンジェルスファンの人格者、現在nike6.0のチームマネジャーで、

エポキシ・グラスホッパーの愛用者です。

↓ロボの巨体エア。

こうして見ると、波乗りとは自転車の操縦みたいなものなのかなあ。

一度覚えたら体が反応するようで、

「この小波でこんなビッグエアはすごい」と彼を讃える。

20kg太ったというけど、体重は関係ないんだなあ。

↑ロボの日常と反対側にいる彼女は、気持ちよく砂浜を走っていた。

両手に持ったビーチサンダルに

「日々の生活」にジョギングが入り込んだ近い距離を感じた一枚です。

↓出勤途中の王子ニックは今日もAVISO NEW TOYでサーフしていた↓

↓これは自分でその距離と安定性に驚いたBSフローターで、

マンライ(満足ライディングの略)なので、そのまま幸せに気持ちよく陸に上がる。

ファイヤーブレードの確実性と速度を感じ、なんだか深く感動。

しかも柳瀬ボードでオーバーフロートのスペックなので、

実際ここに俺ボードがあったらどうなっていただろうか?

などとしばらく夢の中に佇んでいた。

簡単ではありましたが、

まとめますと『FIRE BLADE』はニューブリードの奇跡、

これからコールが世界に向けて提案する「究極デザイン」です。

俺がシェイプしたわけではないが、ボードを眺めながら

「エヘン!」と胸を反らしていると、

さっきのフローターを見たロボが上がってきて、詳細チェックをはじめた。

ロボはこういうコンセプトボード・新デザインの反対派。

つまり保守派のヤング(死語)代表格だが、最近こうして興味を示しているので、

そろそろ改革路線に飛び乗ってくるのかもしれない。

けれど、サーフボードというのは遊びの道具で、

一番というか大事なことは乗る人なので、

その人格や許容範囲等の全てが試されるのもサーフィングだと感じている。

夏がやってきて、新しいサーファーや昔からの人、

暖かいときだけの人が増えていることでしょうが、

みなさんはこれからもゆったりと海と波を感じてくださいね。

波質と引き替えに混雑を選ばずに、

「無人ダンパーでもボディサーフで波を楽しむ」という日があってもいいと思います。

そんなことを水平線の向こうにあるであろう日本の海岸線を想い、考えていました。

KEEP THE BEAUTIFUL MIND!

ではでは、今日もにっこりとミーティングに行ってきます!

Have a great day!


2 thoughts on “FIRE BLADE 5’6″ x 19″ x 2″ Tri-fin Setting_コールマネジャーのロボのこと少し_KEEP THE BEAUTIFUL MIND!

  1. FREEBIRD

    ふなきさん、こんちは。
    やはり、CAはすばらしいですね…。
    連写のBS、シビレました。とにかく、スピードあってのシークエンスだと思いますが、
    1枚目の進入角度とスピードにはこれからやるべき事すべての準備が整っていますね。
    しばらく(4枚目まで)は、タッチダウンする気はないらしく、ロール上でクネクネとスネークさせている点が見所ですね。(ロックンロールグラインドですね。死語ですか?)
    スネークの始まりは3枚目で、ここが一番ムズカシイのでは…。足の下で起るロールが繰出す真下への激流を90度横へのスピードエネルギーに変換させて、サーフボードにもう一度スピードという「命」を吹き込んでいるところが、ジェダイですね…。
    5、6枚目で、バレルが最高潮になったところを見計らって、ようやくシェイクダウン。
    7、8枚目でのキメのフォームも両手をダラりとさせてクールですね…。

    僕の中では、’80年代頃の、Archyを思い出させるショットでした。

    サーフィンしたくなります…。

  2. naki Post author

    FREEBIRDさん、
    こんにちは、
    大南うねりのワイキキもすばらしかったですね!
    チェックのために開いたら、ちょうどコメントが入ってきました。
    そうです。
    これは「ロックンロール」を意識しました。
    すごくうれしいので、D先輩ではないですが、
    「もう一回言ってくれー」
    と言いそうになりました。(笑)

    D先輩の「もう一回言ってくれ」
    の詳しくは↓のリンクでぜひ!

    https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/1473