CJネルソン。
ウナクネ界では、
敬意を込めて彼のことをジェダイ・マスターと呼ぶ。
ウナクネ・ジェダイになるためには、
フォース(超力)が並外れて強くなくてはならない。
それは持って生まれた資質と、
たゆまない修行が必要で、誰でもなれるというわけではない。
このホリデーシーズンに、
700kmも北にある彼の育った波に招待され、
一緒に乗ったことは、
将来老人ホームで語ることができる出来事のひとつ。(笑)
上のリンクにあるポスト内の『サヴァーダ論』では、
「無限に続く輪廻の運命から抜け出す解脱の道を求める力」
がフォースの強さに影響を持つことが示唆されている。
または、
星飛雄馬(©巨人の星:梶原一騎、川崎のぼる)の努力と根性だけが、
瞳の中に炎を浮かべることができ、
かつジェダイになれると私はいまも信じている。
そのCJ(ネルソン)がフォードアーズにやってきた。
私と同型バンというのもうれしい。
貨物バン、どこに駐車してもなじみますし、
サーフボードと旅をするにはこれが最高。
「装備がないのが良い」と、
逆説めいたことを言うのは、
オーナーたち全員の感想であります。
さて、フォードアーズのレフトでは、
CJ大騎士がクネられり、
私はライトのサイドウエイブにクネ乗る。
NATIONシャンパン6’11″で何本か乗って、
ベーカーTW和田さんと一緒に戻ってきた。
後ろに見えるパームツリーは少し前まで目の前にあったものだけど、
スーパームーンの大潮で波にもぎ取られていったもの。
諸行無常。
これは、スーパータキビシヤスの思想の源でもあります。
CJネルソン。
前出したが、彼こそがサーフ界のジェダイ・マスター。
目的思想手段は、コンペティションサーフではなく、
フリーライドだとか、フロウグライド世界を背負い続ける達人。
グリーンルーム・フェスティバル_ RVCA X H BEAUTY & YOUTH_横山泰介さんの炎のスーパーセルフィー_フレッチャー始皇帝親子とジョエル・チューダー騎士のいろいろ_(2132文字)
CJのことは、
H&ビューティさん(青山)でハービー・フレッチャー始皇帝個展のパーティがあり、
その際にジョエル・チューダー和尚と話したことを思い出した。
「CJは当代で一番のウナクネ」
そんなことを和尚は繰り返し言っていた。
CJはココ・サンシャインのアンバサダーでもあり、
ちょうどアンバサダー用のいくつかを持っていたので、
王朝への献上品のように差し出すと、
「おお!これがイチバン」だと大喜びしてくれた。
ちなみに私のイチバン好きな袋ラーメンは、
『サッポロ一番しょうゆ味』です。
イチバンという音の響きがいいなぁ。
『イチバン・サーフボード』
でも競争でなく、協奏としてみると、
『マルイチ・サーフボード』
となり、ロゴも丸でいいので無限のデザインがあると思った。
それにしてもココサンシャインはロングセラーです。
CJの弟子、
つまりヤングジェダイのカイル・ジャーラス(Kyle Jouras)にもココ・サンシャイン。
彼もまたCJにならって、
「イチバン!」と言っていた。
あれ、コーリー(コーラピント)はいないの?
そう聞いてみると、
彼とは明日オーシャンサイドで合流するという。
そこにはスティーブ・クリーブランドがいて、
彼の新しいフィルムに現在の師範たちの滑りは焼き付けられるのだろう。
ちなみにこの老獪フィルマーのクリーブランドは、
アロハ・スコットの幼なじみで、
その関係で私も「クリービー」と呼んで、
一緒にフォードアーズで遊ぶ仲間だ。
彼との初見は、
タイラー・ウォーレンと一緒に撮影してもらったのがご縁です。
皇帝タイラー・ウオーレン&巨匠スティーブ・クリーブランドと冬のローワーズ_マジックボードTWボンザー_WET DREAM X THALIA SURFコラボT_(2321文字)
今日も長くなりました。
寒波で33年ぶりに冷えるとあります。
温めて、ストレッチをして、明日の波を夢見て。
カラーズマガジン新連載『シンジツの波乗り。』
『写真紹介文章』脱稿しました。
各編集長、どうぞよろしくお願いします。
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