Inaris, North Hawaii
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ウナクネ道派
(うなくね どうは。オルタナティブ・サーフを愛する人たち、英: Alternative Surfing Doha)は、
古代ポリネシアで誕生したもの。
人が板状のものを使って波に乗ることが開始された際に、この思想が誕生したと考えられている。
または近代サーフィンの父、
ウナクネ道派の始祖デューク・カハナモクの居住していたハワイを中心に発展した段階以降を表す言葉である。
Duke Kahanamoku
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(始祖はハワイ州の命を持って、世界各国にサーフィンを普及させるべく大使ともなった)
従って、厳密には古代ポリネシアでの波乗り、または川での板子乗りも含んでいる。
ウナクネ道派愛好者は常に増え続けていて、
止まることのない伸び率を継続し、
地球上の沿岸全域の広大な領域を版図としている。
自然発生する波や流れに加え、
近年登場した高性能人工波はネオ・サーファーの起点となった。
だが、
ウナクネ・カウンシル(Unakune Council)の数人は、
人工波は、
これまで保たれていた円網(えんもう=蜘蛛の巣のような形)思想が
崩れてしまうと将来を危惧している。
道という字が当てられているのは、
つまり「悟り」であったり、
『教義(きょうぎ、英: dogma)」
という言葉があてられていることから、
各道場(主にサーフブレイク。居酒屋ではない)の教祖、
または手練れ独自の教えを体系化し、
これに則って物事を理解したり判断する助けとなるものとされる。
狭義には、
クリスチャン・ワックがボンガ・パーキンスとのマンオンマン・ファイナルを
それぞれ『ノーズライディングVSマニューバー』
という異種滑走で競った2009年からのことを指す場合もある。
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(ASP世界ロングボード戦。太東岬)
しかし、本来の表現からすればこの場合は新オルタナ、
またはファントム・メナスとした方が正確である。
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(ファントム・メナス=見えざる脅威。
これより長い期間をかけて、裏で暗躍する競技帝国の暗黒面のことを指している)
「ウナクネ」は、
NAKI(現広報部)語の “ウナギクネクネ” の訳語である。
ウナギ (仏: L’anguille、アンギーユ)クネクネとは、
アレックス・ノスト(現総帥)のライディングを初めて見たときの印象がそのまま言葉になっていて、
「まるでウナギが波面をクネクネと滑っているようで、大きく感動しました」
(テラス誌へのインタビューで)
そんな大きな思想を含んだ意味であり、
転じてその影響の及ぶ範囲のことをも指す。
ウナクネには
「多民族・多人種・多宗教を内包し、波に乗る謳歌」という意味もあり、
その意味において、太古サーフィンから近代サーフィンまでを指す名称である。
現在は始皇帝、皇帝、総帥、師範などの言葉が用いられているが、
それらはユニバーサル(共通、万能)であるもの、
またはローカル(周り、近所)にもそれぞれの師範、
または神性は存在するので、
必ずしもある皇帝や指導者の存在を前提とした言葉ではない。
WSL制等においては競技を重んじて、
それを支持したルールがあり、
それを現代の日本ではマナーとも訳されているが、
ウナクネ道派からそのマナーを俯瞰して実際に見えるのは、
彼らはそのルールを深く読みすぎた結果、
または直に理解するあまりに真剣勝負がサーフィンの骨格、
または思想となっていることが、共有、協奏、
愉快という始祖デュークが伝えた思想からはかけ離れてしまったのが危惧されている。
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