新年あけましておめでとうございます!
今日から仕事始めの人も多いのではないでしょうか?
明日は土曜日。
すると、今日は新年のご挨拶をして、
本格的には7日の月曜日からでしょうか。
さて、こちらはNAKISURFの新春バナーですが、
新しいドリームライドロゴが全面に出ています。
長い波はエルサルバドルから。
一時、この作品のちょっとしたブームで、
世界中に電信されたり、
郵送されたりしていった。
中でも一番大きなプリントは、
オーストラリアのビラボン本社のもので、
これは現在デザインルームに飾られてあるという。
幅3mの巨大な作品。
2番目に大きなプリントは幅2m。
世田谷区の邸宅にございます。
かくして私は長い波の夢を見る。
この波、
カサブランカはこの日、
「今年一番良い」と賞賛された波で、
セットの普通サイズで200mくらいは軽く乗れた。
(リンクを探したのですが、この日のは見つけられず、
エルサルバドル3度目のポストを巻末注釈*1へ)
たまに大きなのが来て、
それを高速で滑り抜けることができると、
次の岬があって、
その向こう側まで乗れたので、
もしかすると400mは乗れたのだろうか。
これはカリフォルニア沿岸を歴史的な南うねりが覆った日。
今から4年半も前となるが、記憶は昨日のように鮮明だ。
(巻末注釈リンク*2)
400mも乗れるレフト。
しかもほぼ無人。
沖には私とスコッティ・ストップニックだけだった。
これはベンチュラ。
ベンチュラ・セイジが愉楽し、
そして畏怖する海賊岬です。
こちらのセカンドピークからは、
それは長い波が出現するのであります。
新旧NAKISURFカレンダー卓上版です。
現在、壁掛け版は完売しておりますが、
重版出来(じゅうはんしゅったい)となりました!
ありがとうございます!
現在、こちらで再版分のご予約を承っております。
さてさて、
話は波乗りに戻ります。
これは昨日。
舞台は再び勝浦。
またもや麗(うら)らかな日でした。
冬も悪くない。
昨日も勇敢だったスーパー・タキビシヤス。
(巻末注釈リンク*4を)
Super Takibishi Yasu on
Catch Surf Odysea® x Barry McGee Pro DFW 7’6″
Alex Knost Cut-fin 6.25″
.
お正月の主人公もタキビシヤス。
なぜなら、誰よりも超越して、
誰よりも波筋が見えていたからに他ならない。
(巻末注釈リンク*3&5をご覧ください)
名打者が絶好調のときに
「球が止まって見えた」
そう聞いたが、タキビシにとっては、
波先が止まって見えたことだろう。
タキビシはフィンレスの猛者らしく、
ボードをスライドさせながらレイルセットをするので、
「あれこれは?」
そう感じて本人に確かめると、
やはりハチェットフィンだった。
このタイプはクネクネとルースするので、
真性ウナクネサーファーには必需品でもあります。
Catch Surf Odysea® x Barry McGee Pro DFW 7’6″
With George Greenough 8.5″ single-fin
.
私は割と大きめのグリーノゥフィン。
こちらもノースヘバラ。
岩盤の上に崩れる、浅いショアブレイク。
けれど、パイプラインやバックドアもこのくらい浅い。
例によって無人。
ただここは無料駐車場が真上にあるので、
多くの人の目に付くのだけど、
あまりここでサーフできるとは思われてはいないようだ。
昨日のことだが、
北東風にのって聞こえてきたのが、
「あいつらバカ。あんなところでやって危ねえよ」
そんなご意見というかカゲ口。
私のラジカセからはニール・ヤングが、
「このハーベストムーン。君がまた踊ってほしい」
そんなようなことを唄っている。
タキビシがバレルに入って、
私たちは盛り上がり、美しく楽しい時間だった。
けれど、
その私たちをバカ呼ばわりした人が、
怖い顔をしてボードを持って海に向かったので、
悔しかったのか、
私を含めたみんなが目で彼を追いかけると、
勇んでメインピークに行き、
30人くらいをかきわけて乗ろうとしていた。
だが、
最初の波で保母さん帽のボディボーダーに邪魔をされ、
次には前に2人、
(きっと彼らはそれぞれ一時間は乗っておらず、
意を決して全員でヨーイドンして乗ったと思われる)
初中級者たちに前をふさがれ、
あきらめて自爆ワイプアウトした後、
さらに彼に襲いかかったのが、
セット波を喰らい、
泡から押され偶然というか、
幸運不運で波に乗ったロングボーダー。
それに轢かれそうになって、
こちらからもわかるほど、赤面して憤慨していた。
正月早々、あれじゃあかわいそうである。
「あ、でもあれじゃどっちがキケンかわかりません」
そうツナくんが発言していたが、
私にとってお正月のディズニーランドの大混雑や、
それにまつまる大渋滞と同様に見えていた。
「それはそれでいいのではないだろうか」
そんなことがわかった2019年。
そして平成31年1月3日の正午頃のことでした。
2019.1.4 Katsuura, Chiba
.
今日も思想的に終わります。
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【巻末注釈リンク*1:エルサルバドル】
エルサルバドル5日目_D大先生からのメッセージ_『DEEPEST SIX』世界初インプレッション_「禅セッション」_「身はずたぼろ(特にふくらはぎと、背中の疲労)で、心はどこまで清涼」
【巻末注釈リンク*2:400m波】
【巻末注釈リンク*3:直近のタキビナイト】
【巻末注釈リンク*4:昨日のタキビシ】
【巻末注釈リンク*5:その思想】
【巻末注釈リンク*6:新年のおまけ】
Happy Surfing!!
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