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naki's blog

京都到着_奄美雑記_アーティスト熊ちゃんについて_(2628文字)

Catch Surf ®Skipper Fish x Taj Barrow Pro 6’0″

With Captain TW Twin + VEKTOR VT Trailer

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朝晴れていたのに、

フライト時には大雨となった奄美空港。

さよなら〜!

またんきゃ〜(またね〜)とばかりに飛び立ち、

少しすると、

雨雲の上に出てまた晴天。

奄美から大阪伊丹空港までは1時間とちょいなので、

本を読んでいたら着陸態勢に入っていた。

伊丹空港に到着すると、

ラッコ旦那のお出迎えを受けて一路京都へ。

東寺の五重塔。

国宝でございます。

東寺は嵯峨天皇より空海に下賜された寺であり、

当時は真言密教の根本道場として栄えたという。

今回の京都の滞在は京都橘屋さん。

ゲストハウス=民宿だと思っていたら、

そのあたりにあるホテルよりも数倍すばらしい。

京都でのオススメの宿でございます。

京都なので、

おいしいものをと、

ラッコ旦那に聞いてみると、

パリ並においしいパンがありますが行きますか?

そんなことになった。

そしてこんな美しい視界を得たので、

すかさずインスタグラムでポストすると、

すぐにパリに住むフランクからコメントがあった。

@frankfelixf “Bon appétit Naki!”(めしあがれ!)

@nakisurf “C’était délicieux!!”(おいしかった〜)

京都にいながらパリとのやりとりがうれしかった。

さて、

奄美写真が残っているので、

ここにポストしていくことにしました。

これはバックドア。

ここは硬く、速い波質なので、

カットバックは珍しいのだが、

たまにこうしてオープンフェイスが現れる。

Catch Surf ®Skipper Fish x JOB Pro 6’6″

With NATION TW Twin + VEKTOR VT Trailer

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コスタリカから乗り込んでいる66。

奄美でもかなり活躍しました。

『過大なる浮力が創り出す超高速』

こんなキャッチコピーを得た。

Tyler Warren Big Dream Fish 6’7″

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すでに千葉に戻ってしまったけど、

タイラーのビッグドリームフィッシュも特筆すべきものだった。

速く、しなやかで、そして楽しい。

サーフボードはこうでないと。

Nation Eagle 6’8″

TW 7.75″ Center + VEKTOR VT x 2

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「究極のボードです!」

そんなふれ込みでサンクレメンテからやってきたボードだが、

その前振りにも負けず、

パドリングは誰よりも早く、

しなやかでさらには高速でも安定するというマジックぶり。

あまりにもうれしいので、

昨日ライアン・イングル博士に最敬礼のメールを打った。

Tyler Warren’s Bonzer 6’4″

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夜明け前のファーストウエーブ。

ここはかなり良い波。

だけど、アウトにウエッジしてやってくる大セットは、

魔獣そのものだった。

何人も喰らって、そのまま上陸しているのを見た。

おかげでラインナップ周辺は空いていた。

少し前にボンザーは思想だと書いたが、

無限=夢幻でもあるなと、

これを書きながらチラリ思う。

ラカ法王が来島したとは書いた。

その際に彼の親友である天龍さんカップルも来島して、

彼らのコテージでパーティがあった。

サーフ後、

夕陽にならない日没頃だが、

海が見えるところでのんびり飲むのは痛快だった。

これを見ると、

ちょっぴり寒い日でありました。

また私を待っていてくれたパンダ。

彼についてはここで何度も書いているので割愛するが、

私を追跡してくる——一緒に散歩をする猫は、

松風のピースマンギャラリーのロミか、

夢枕獏さんの著書『天海の秘法』に出てくる悟空しか知らない。

すっかりと小さくなったうねり。

海も穏やかになりました。

これは奄美出発前日、

ということは2日土曜日の朝。

『限りなく透明に近いブルー』

村上龍のデビュー作。

この作品の内容は、

存在感が薄い=人物がいつの間にか消えてしまうという、

衝撃的な文体だったが、

奄美のブルーは、

存在感があり、衝撃的な視界そのもの。

こんな風に波の中を見ることができるので、

水中メガネを付けて1日中泳ぎ、

ひどくくたびれたことを思いだした。

さて、今回の台風波のバディだったのは熊ちゃん。

彼はアーティストだとここに書いたが、

何人かから

「熊さんはどんなアートをされているのですか?」

そんな質問があったので、

ここにちょっぴり彼の活動風景を収めてきました。

かれのスタジオ&ショールーム。

全て手作りだという。

造型センスの塊です。

彼のスペシャリティは『ステンドグラス』。

しかも本流を引き継いでの伝統的なものなので、

そんじょそこらのものとは違う。

こちら現在製作中の『波』。

やはり波乗り好きだけに波のモチーフは多かった。

ちょうど鎌倉個展を終えて、

さらには作品のほぼ全てが完売してしまったそうで、

この目でそれら傑作を見ることはかなわなかったが、

熊ちゃんもやはりバリの高間教授と同じで

「コツコツ理論」を熱く説いていた。

(この理論は巻末注釈リンク*1に詳しくございます)

そんなコツコツと火の出るような熱意とが結実して、

熊ちゃんの作品は完成していく。

熊ちゃん家の庭も必見で、

なんでも元果樹園だという。

たくさんのフルーツツリーに、

冬だから花を付けていないけど、

巨大なプルメリア群や暖かい土地の植物に目を惹かれた。

これはCHARくんが撮った。

熊ちゃんのドロップ。

この時の台風波は、

絶望と歓喜が背中合わせにあるようだったという。

すごい波です。

熊ちゃん近影。

いでたちもおしゃれです。

熊ちゃんの息子さん、

開(かい)くんがスーパーカブの改造号で登場した。

カスタムバイクの世界に魅せられていて、

高校卒業後はその業界に就職すると聞いた。

アズサにいるシンヤ木村氏は神さまであるらしい。

(私もそう思います。

巻末注釈リンク*2に木村さんのすばらしさがあります)

開くんは、

こんなカスタムバイクを作りたいのだろうか。

私も単車好きなので、

いつか彼が創りだした夢号に乗ってみたいと思った。

タイラーボンザーと朝日という思考系。

そしてこちらメッキ(ギンガメアジ)のお刺身。

これで300円。

奄美は最高よ〜。

【巻末注釈リンク*1:コツコツ理論について】

超級クドゥング波と教授_POPEYE_40年越しのサーフボーイ_石田さんの銀座天龍_(2097文字)

【巻末注釈リンク*2:神格カスタムバイク煌の木村さんに初めてお会いした日】

生者必滅世VS永遠鉄駿馬_朝の光耀に轟くエンジン音の決意_ヤマハVSカワサキ_MVアグスタVS大陸横断_ハービー・フレッチャー(2286文字)

Happy Surfing!!