伊豆にさよなら。
美しい水色の海。
この作品はハートが映りこんだので公開してみた。
波が後ろに迫っている。
そして感動的な夜明けにも。
子どもから大人まで楽しめる海。
優しい波から、極波まで。
(巻末注釈リンクをご参照ください)
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さて、ボンザー。
なぜかわからないが、
ボンザーが気になったのは、
あるポストを読んだからであろう。
そのあるポストが気になる人は、
巻末にリンクしておきますね。
これによると、
1970年にこのシステムが構築されたとあった。
とすると、
すでに半世紀近い老舗デザインなのに新しく感じるのはなぜだろうか。
上の図表は水流を表現しているのだが、
サーフボードで大切なのは速さだけではなく、
操作性ということも重要なのだ。
なので、
この図はその水流を増しつつ、
失速も簡単ですよと迫ってきて好感が持てた。
これが1970年のオリジナル。
ハービー・フレッチャーを経て、
クリスチャン・フレッチャーが所有する逸品だ。
これが1973のボンザーを、
稀代のシェイパーであるタイラー・ウォーレンが完全コピーしたものである。
不思議なデザインは、
滑るとか速いという賞賛を飛び越し、
思想だと感じられるほど昇華している。
これはサーフィン遺産会館にあったオリジナルボンザー。
最古のものであるのか、
もちろんキャンベル・ブラザーズ製であります。
グラスオン・フィン、
精霊のような息吹が感じられるほど神々しかった。
閑話休題。
(話は変わって)
伊豆に戻る。
父ちゃん渾身の持ち物のひとつにちゃぶ台がある。
私はいつも星一徹(©巨人の星)のちゃぶ台を思い浮かべる。
あれはこれよりも大きかったのだろう。
その裏には刻印があって、
『寄贈 青雲高校』という刻印を期待するのは、
自分がいまだ『巨人の星』に想いを馳せているからだと知った。
精神科医のカウンセリングではないが、
昭和35〜43年生まれによくあるスポ根世代の、
精神の下地、
根のようなものがこのチャブ台に感激するのだとわかった。
父ちゃんは、
太郎くんと二郎くんの父ちゃんなのであります。
「なんだ、かんたんだなと思いました」
(巻末注釈リンク*2を)
伊豆滞在の際には、
ほとんど自炊していた。
これは父ちゃんのセットアップ。
かなり秀逸なのでご紹介させてください。
ダブルストーブ。
これならご飯を炊きながらおかずを作ったり、
画のように湯をわかしながら、
輝きの炒飯を作ることができる。
その理由のひとつは、
プリムス・ウルトラバーナー。
火力が強いことで知られている。
もうひとつ、
次の湯を沸かしているのはCB缶ストーブ。
いわゆるカセットガス。
この缶は日本中ほぼどこでも手に入るし、
1缶100〜250円前後で手頃である。
ちなみに風のない日なら4〜5人のシチューが軽く作れるほどで、
湯沸かしに使うのなら当分持つ。
このCB缶ストーブをメインとし、
プリムス・ウルトラバーナーは料理用とし、
その火力で中華料理屋のようなチャーハン、
熱々スキレットで赤身牛などを焼くこともできる。
しかも野外です。
ソー社のラージトートの上にぴたりと合わさるテーブルや、
CB缶の温度対策のためのカバー、
フライパンにポットも美しく、すばらしい。
これがあれば、どこでも料理ができる。
私の目が光ったのは言うまでもない。
弱点としては風で、
父ちゃんは車を使って抑えていたけど、
風のある日はこれでは使えないので、
ウインドブロッカーが追加される。
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【巻末リンク:あるポスト】
【巻末リンク:伊豆の極み波】
【巻末リンク*2:かんたんについて】
Happy Surfing!!
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