Cosmos Classic 8’
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オニユリの季節のようで、
この色が目につくようになった。
アムステルダム・コミュニティより、
新作ウエットスーツが2着届いた。
早速開封すると、
肌触りとラバーの香り、
そして絶妙な重量感があった。
すると、
サンクレメンテの公園で石田さんが笑いながら、
「ナキくん、これが世界一のウエットスーツだよ」
そうおっしゃったことがあり、
はっきりと明確なフラッシュバックが起きた。
一枚はフルスーツ。
オール2mmで薄く軽い。
北関東と言えばいいのかわからないけど、
千葉北や外房の外海では、
一年で一番着ることが多いのがこれだ。
もう一枚はロングスリーブ・スプリング。
私の春先から夏、
そして秋の必着がこれだ。
レングスを短くしているので、
上からトランクスを履いてタッパー仕様にして完成だ。
ノースハワイ時代にそんなことを始めた。
ハワイでも冬は寒くなる。
で、
早朝はたいていスプリング・スーツを着て入っていたのだが、
他のサーファーに「寒いのか?」と毎回必ず聞かれるので、
純城の進言もあり、
ウエットスーツの上からトランクスを履いたらすべてが解決した。
しかもトランクスのポケットにはワックスや鍵を入れられるので、
便利であり、
しかもわりといつでも夏装束になるのがいい。
□
閑話。
これは千葉出発前のモニース。
ドラグラ父ちゃんとジローがやってきた日だ。
それにしてもほんの少し前は、
ロングボードを抱えられなかったジローが、
すでに父ちゃんよりも大きくなっていることに驚かさせられた。
身長170cmは越えたという。
ジローは、
世界初のちゃぶ台スタンスを考案した人物だ。
ドラグラ世界内で「かんたん大師」と呼ばれ、
空海2世とささやかれるほど、
詩文(かんたんサーフ日記)に長けた少年である。
(巻末リンク*3〜4を参照ください)
ドラグラ・プロダクションズには、
映像プロデューサーがいる。
具体的には、
Netflixやアマゾンプライム、
そしてアップルTVなどのコンテンツをささやかに制作する人物だ。
その彼がこのチャブ台スタンスを見るやいなや、
企画書を書いて、
ドラグラ・プロに提出してきた。
それはこんなものだった。
隠されたチャブ台スタンスとは?
謎多き文明、
ドラグラ。
その全貌を解き明かそうと、
いま研究者たちが果敢に調査を行っている。
探すのはジローくんのチャブ台スタンスだ。
宇宙から降り注ぐ“ミューオン”を使い、
泡波の内部を透視していく。
カズサ・イチノミヤの大ピラミッドで未知の空間を大発見した科学技術を使って、
ドラ人たちを分析し、
意識変動など、
ハッピーサーフ文明発展の原因にせまる。
「シリーズ・ドラグラ」の最新報告その1。
こんな具合だったが、
華厳さんに相談してみよう。
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【巻末リンク:NAKISURFとアムステルダム・コミュニティについて】
【サーフィン研究所渾身特大号】ノースハワイ到着まで_NAKISURFがアムステルダム・コミュニティに参加しました!_(2638文字)
【巻末リンク*2:石田さんのその後】
【サーフィン研究所感激渾身号】アムステルダム・コミュニティ_カリフォルニア・ジェネラルストア鵠沼海岸店にて想うこと38項目_(1855文字)
【巻末リンク*3:かんたん大師の由来】
【巻末リンク*4:ドラグラ・プロダクションズ】
Happy Surfing and Happy Lifestyles!!
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