霧がすごい。
この霧は海水が冷たく、
外気が暖かいからだと推察される。
こんな無人の波景を見ると、
宮澤賢治さんの、
『セレナーデ(恋歌)』という本の、
海のことを書いた一節が浮かんだ。
旧字仮名だが、
そのままポストしてみる。
あゝかのうれひけふにして(ああ、いま幸せを感じている)
晴れなんものにありもせば(すばらしい明日になるように)
こよひぞたのしからましを
だいたいはわかる。
完全なる意味をいつか華厳さんに解説していただくが、
「こよひぞたのしからましを」で、
毎日(今夜)のヨロコビを大切にという意味となるので、
およそ100年も前の宮澤賢治さんの感動が浮かびあがった。
やはり海はいい。
水温は昨日16度。
フルスーツに戻ったが、
今日はなんと20度まで上がってきている。
Takibi God with
Cosmos Surfboards “The Classic” CE80
.
聞くところによると、
ジローくんはジロバンニ(銀鯖道の夜の主人公)の来孫(らいそん)であるが、
タキビ神は、
誰の来孫なのだろうかと話題となった。
もしかすると、
138年前もこのままタキビの神なのかもしれない。
タキビ神は、
宮澤賢治さんの文章を暗記しているほどコアなファンであり、
それに心象風景を重ねたタキビ詩の評価が内外で高い。
昨日のNAKISURFはにぎやかで、
特筆すべきは、
石田さんの友人が遠くから訪ねてきてくれたことだ。
石田さんには、
アムステルダム・コミュニティという遺作があり、
その隊長秋山くんにSさんのウエットスーツの行方を聞くと、
ツイタチにクロネコに託されたとわかった。
秋山くんは、
訪ねてきてくれたRさんについてわりと詳しく知っていて、
その端々からしばらくのあいだ石田さんのことを思い出していた。
長野県白馬にマンダラコーヒーの定期便を利用してくれるムーティがいる。
彼は届いたばかりのマンダラコーヒーのTシャツを、
こうしてインスタグラムに掲げてくれていた。
さらに書くと、
「夕方の日本海、
マンダラTと同じ雲の色がありました⚛️!」
そんなことでもあるらしい。
ムーティThank you!!
ムーティを引き合わせてくれたチュラさんこと、
ベンチュラ・セイジにもありがとう。
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【巻末リンク:タキビ神と宮澤賢治】
【サーフィン研究所&ドラグラ文学館】春とワタクシ(mental sketch modified=心の現象の観察)_(1026文字)
【巻末リンク*2:石田さんと行った久昇】
【巻末リンク*3:ムーティ降臨日】
Happy Surfing and Happy Lifestyles!!
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