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【サーフィン研究所】由緒正しきロックンロール・サーフの陰陽説_(1151文字)

サンクレメンテは、

由緒正しいというか、

歴史があり、

付近のビーチシティを見くらべても品がある街だと思う。

San Clemente, California

.

街の南にある老舗レストランに行くと、

こんな色彩に出くわした。

9か月前は、

この視界をここまで美しく見えなかったのだろうか。

初めて撮った画角に温故知新という言葉を浮かべていた。

こんな写真が貼られていた。

ドノバンだ。

この波質、

そして撮影できる角度、

高度だとソルトクリークのミドルスだろうか。

私がサーフィンに夢中だったとき、

このターンを見た。

これこそが世界最高峰のターン。

そして今もこれが最高峰であると信じて、

全く一切疑わない一人であります。

「これぞロックンロール・サーフであります!」

宮澤太郎くんや良い子のサーファーは、

この「!」ということまで含めてわかりましたか?(笑)

きっと天才編集者のトロちゃんあたりは、

この付近の文体を

「これは昭和五十年代の表現ですね」

というのもわかってしまうのだろう。

話が逸れましたが、

サーフィンとは、

『多様性』

ということです。

こんな響きで波に乗りたい。

どこかに飛んでいってしまうほどに速く滑りたい。

そんな夢と想いを持って、

波と遊びます。

ただ遊べると思えるときはほんの一瞬で、

あとは大変だったり、なかなか根性を試されます。

けれど少しずつではありますが、

あなたがその速い視界に耐えられるようになり、

ゆっくりとボードを傾けてターンの世界に入るでしょう。

強く曲げて、

弱く曲げ、

曲げない、

前へ、

後ろへ。

またボードを踏んで至極に至るため、

あらゆる滑りを組み合わせ、

編んでいくようにサーフィンの流れを創り上げる。

マニューバーラインを滑走線と直訳すると、

日本語が優秀なのだと再び気づいた。

音楽だと楽譜だろうか。

フォルティシモ、

ピアニッシモ、

クレッシェンドとかね。

けれど、

ときには爆発を現すように波に乗りたい。

またはその反対にある「静」という極緻もあり、

「波は海の動き」

そう感じた瞬間に得るものがある。

これは湘南のumi cafe前浜。

そのイーストエンドであります。

「波乗り狂となった」

「なりました」

そう公言してはばからない中村アキちゃんが、

豪ちゃん率いるチーム友ちゃんを引き寄せ、

そしてグレイトサーファー兼写真家の安間くん、

そして奄美のドローン・マスター優人くんたちで、

令和元年の夏の終わりを湘南で過ごした。

この日私は、

バリー・マッギー7さまとの表現疏通を図ることができた。

もっと言うと、

サバ手がうまく表現できました。

バリの天才教授のことを考えていたら、

このポストを読み返していた。

続きは、

こちらの平成最後のバリ編でどうぞ↓

【ウナクネ・サイエンス】サバ手の真実_(1584文字)

【オマケのウフ】

【サーフィン研究所スペシャル2】台風15号顛末_ヨノピークの極み_(2312文字)

ということで、

Happy Surfing!!