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【サーフィン研究所】超級カスタム・スーツROTP_たべもの_(2024文字)

嵐によるうねりは、

南西から南となり、

最後には東向きとなった。

Bonzer 1973 / 6’5″ x 20-7/8” x 2-11/16”

.

東うねりならあそこがいい。

そう思ってここにやってくるも、

ウエッジにならず、

いわゆる不発であった。

けれど、

いわゆる無人だったので、

波待ちのあいだにさまざまなことを考えていた。

【お知らせ】

私がこの二週間着続けているのは、

ROTPという超級の、

カスタム・スーツである。

3ミリ2ミリのジャージ素材なのに、

あの寒い日の千葉北でも温かくサーフできて、

猛風もものともしない優れものだ。

何よりも柔らかく、

そして水の浸入が全くない。

これは熟練の職人さんがひとりだけで、

接着剤の原液を二度塗りして作らないと達成できないもので、

よって、

週に1〜2枚程度しか作ることができない。

なので、

この時期でないと、

適正期間で納品できない。

とすると、

月産5〜8枚だろうか。

秋から冬場に受注が殺到するので、

期間内納期のご案内ができない。

だが、

「とても良いもの」

を扱いたいNAKISURFにとって、

夢のようなスーツなので決定に踏み切りました。

この季節から夏の間に製作し、

水温が下がって必要なときに着る。

そのための保存方法も伝授いたします。

既存のZ1サーフスーツと共にご検討ください。

現在テレワークのスタッフたちが、

ブランドページを鋭意製作中です。

さてさて、

無人波=鬼波

そんなことになるのは、

ノースハワイからの常。

まともな波には人がいるし、

まともでない波は、

こんな鬼師範による「投げ技」をかけられる。

厳しいがこそ、

サーフィンが武道となり、

そしてその道は伸びる。

No pain no gain.

痛みがなくて得るものはない。

ということで、

こんなワイプアウトも重要なのでありました。

美しい海岸でラーメンを食べた。

中華三昧の麻辣担々麺を見つけたからで、

こういうインスタントは好きなのだが、

健康面から封印してきた。

けれど、

野外のカセットコンロで作るには最適のものである。

私のこだわりはカップ麺でなく袋麺。

これは生まれて初めて食べたインスタント

『サッポロ一番しょうゆ味』

に由来しているのだろうか?

などと。

ぼんやり考えていた。

南伊豆では、

獲れたてサバが一尾180円で税込み。

私はポイくんのシメ鯖を頂上にサバが大好きだ。

今市場にたくさん出回っている柑橘と一緒に煮たらどうなるのだろう。

『オレンジ・マクレル』

語感もいいかも。

青龍寺裏の冨永さんの大好物がこの太刀魚。

「おいしいんやで〜」

そう言いながら嬉々として、

このカタナウオを包丁でさばくお姿が浮かんだ。

魚好きのサカナくんは、

これを見てどんな表現をするのだろうか?

「吉佐美にはさ、はるみとハルカがあって〜」

伊豆を愛する鈴木直人さんは続けた。

「はるみだよ。はるみ。はるかじゃないよ〜。

でもこれだけ聞いても売り場に行くと、

あれ、どっちだった?

となるからさ〜おぼえておくといいよ〜」

不思議なもので、

売り場で本当にそうなりました。(笑)

ちなみにハルカはグレープフルーツ系の色味で、

どの柑橘とも違うような甘味と深みが旨みとなり、

伊豆の空に溶けていった。

このカフェオレ大福が絶品で、

なんでも生クリームとコーヒー餡のミックスで、

求肥(ぎゅうひ)に包まれた絶品デザートに心が踊った。

このお店は、

このカフェオレ大福で私のようなファンを増やすも、

次発の『伊豆クリーム大福』では、

こしあんではなく粒あんにしてその輝きを失った。

要は、

「生クリームにはこしあんが合う」

サーフィン研究所の全員が口を揃えて言うことである。

柳原良平さんのアンクル・トリスが棚の上段に見えた。

柳原良平さんといえば、

壽屋の宣伝部で開高健さん時代も、

山口瞳さんのときも歴史に残るアートワークを残したが、

このアンクルトリスもそのひとつだ。

これは珍しいアンクルのサバ手バージョン。

「サバ手」というのは、

チビ太がうれしいときにする手だ。

表彰状をもらうときとか、

ハレのうれしき日に無意識にしている姿勢だ。

私が毎月12日に発売される「つりコミック」を愛読しているのは、

いつかどこかに書いたが、

今月号の『父ちゃんのLURE-FISHING講座』でこんな記載があった。

農薬問題は根強く、

こんなことを書くとまたJA方面から

「私たちは、

安価で猛毒の農薬を農家に押しつけています。

儲からなくなるから、

そういうことに気づいたとしても言わないように」

そんなことが書かれたメールが届くのだろうが、

テトラが護岸(滅岸と書け)と同じで、言うことは言う。

本当に農家さん、

よろしくお願いします。

自然をこのままで残さないとなりません。

IG(インスタグラム)にポストすると、

滋賀のグレイトサーファーから

「ニホンミツバチの減少もこの農薬が原因だと言われています」

というようなコメントがあった。

それにしてもこのコロナ禍が終息しないと、

「そんなことより」

という意識になるのが怖い。

Happy Surfing!!


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