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naki's blog

【サーフィン研究所沖縄道場】南西諸島の濃厚密度_南北沖縄_(1223文字)

竜宮神、奥武島、沖縄

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沖縄南部にある奥武島を歩いて一周してきた。

すると、

この竜宮城の入り口を見つけた。

あまりにも美しかったので、

ここが宇宙への出入り口であるように感じてしまった。

ささやかな波が崩れていた。

もしここにパドルアウトすると、

浦島太郎となり、

この現世に戻れないような気がした。

2か月半滞在した奄美から南下して、

現在は沖縄にいる。

奄美から続く南西諸島なので、

違和感がないが、

奄美にくらべると、

リーフは遙か彼方沖にあり、

サーファーとしての範囲が拡がったようにも思える。

(沖縄アウトリーフ連作を書いたので、巻末にリンクしておきました)

奄美の名店『キャンネン・サーフ』謹製コーヒー。

フル・シティ・ローストだ。

挽き立てを熱い温度で淹れると、

ダニーが感涙する風味となる。

コーヒーは料理と一緒で、

さまざまなタッチやアプローチがある。

Yusei Ikariyama at the Arrow Bird

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キャンネン・サーフは、

バレルマスター勇生くんの大波用ガンが飾られて、

潜ること、

遊ぶこと、

健康に生きることのプロショップでもある。

(巻末リンク*3へ)

Can.nen Surfは、

奥さんのヒナちゃんがお店番をしていることが多く、

彼女の笑顔に多くの人が癒されているのがわかる。

彼らのノースハワイ・ウエディング写真が出てきて、

それを見ると10年前だとあった。

成人してからの10年間は早く、

瞬きするあいだに過ぎ去るものだと再確認させられた。

さて、

沖縄に戻ろう。

今日もダニーが操縦する

『ハッピー・サーフィン沖縄号』は未明から出発し、

名もなきサーフブレイクに到着し、

それぞれのスタイルで波と対峙していく。

鋭利なリーフと、

溶岩の鈍重さがうねりとからみあうことを体現する。

その後は抽象的命題の考察をすることになるのだが、

得られるのはありったけの達成感だ。

こんな文体になるのは、

昨日の冒頭部分に書いたMTの友、

土井さんが好きなスタイルの文章というのを思いだしたからだ。

ヤンバル。

沖縄の北端付近まで行くと、

7フィート台のシングル・フィンを見事にあやつるサーファーがいた。

名をテツヤくんと言い、

近くの集落で生まれ育ったという生粋のウチナンチュー(沖縄人)。

うれしいことに私のことも知っていてくれて、

普段はECのフィッシュにも乗っているという。

とにかく彼が、

生粋のグレイト・サーファーだったことにうれしくなった。

波数が少なかったのだが、

テイクオフすると、

レフトとライトに分かれてくれたり、

またはダニー師範のようにヒザを折りたたんだフル・ボトムターンにうれしくなった。

また彼と一緒にサーフできたらいいなぁ。

【巻末リンク:アウトリーフ前後編】

【サーフィン研究所沖縄道場特大号前編】沖縄サーフィンはオモツライ_(2322文字)

【サーフィン研究所沖縄道場特大号】沖縄サーフィンはオモツライ後編_スーパー・アウター・リーフ_ロジカル・ジョエル_沖縄北部の名店『IRIE MUM』(2196文字)

【巻末リンク*3:奄美キャンネン・サーフ】

【サーフィン研究所奄美大島支局特大号】蔵ラウンジ、オープンしました_CAN.NEN SURF_水深0cmのアンギラス波_(2538文字)

【巻末リンク*4:九年前のミニボード=フィッシュ】

ミニボードは掘れた波に乗れるの?_百万里眼のSUNNY VIEW通りとネコくん_(1791文字)

Happy Surfing and Happy Lifestyle!!