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【サーフィン研究所&ドラグラ・プロダクションズ特大号】精神世界の治療はサーフィン_独立記念日&次期法王誕生日_(3060文字)

 

こんにちは、

本日7月4日はアメリカの独立記念日であり、

当ドラゴン・グライド・プロダクションズ(DGP、旧ウネクネ)では、

次期ラカ法王39世(予定)の誕生日です。

こんな記念日には、

書きたいことがたくさんありすぎて、

長編かつ難解になるので、

ここよりいつでもスルーしてください。

(DGPへの業務連絡が下記にあります)

Catch Surf® Skipper Fish Ⅵ 6’0″

Nakisurf Original Twin + Vektor VMK

at Westside of Cape Muroto

.

これは金曜日。

室戸岬の西側に波が上がった。

このとき私は、

自身の精神の均衡をサーフィンで保っているということに気づいた。

なぜなら文章を書く人は、

古今東西の例にもれず、

おつむ(アタマ)の歯車が変な方に向いて、

——多くは自省へと——

心を内部に切れこませていってしまうからだ。

サーフィンをすると、

歯車角度の調整というかそんなことになるのだとわかった。

そういう意味でもサーフィンはありがたい。

私がどのくらいの量を書いているのかは、

ブルータス誌やポパイの秀逸ページを手がける銘編集者のトロちゃんこと、

トロピカル松村くんに聞いてもらえば正確に伝えてくれるだろう。

昨日は2万字くらい書いた。

うち1.2万字はサーフ小説であり、

1000字をここへ、

6000字が広報誌へ、

そして1500字をコミュニティ誌へという内訳だ。

2万字というと、

400字詰め原稿用紙50枚の量だが、

文体とかを気にしていると1〜2枚書くのがやっとだ。

けれど、

親しい友人がどこかから

「ホンヤクキ旧字出力版(巻末リンク*6を参照ください)」

を手に入れたのを契機に私もグーグル翻訳機を手に入れた。

すると、

英語の単語が難しくてわからなかったのが、

辞書を使わずに瞬時に翻訳できることになる。

ちょうど私と縁深いリノが、

私のインスタグラムにコメントをくれた。(7月3日)

うれしいのでやり取りをすると、

「この幸福論学者の文章がすばらしいから読みなさい」

そう教えてくれた。

リノ(Reno)は月夜に歩く人であり、

精神科医であり、

6年前に私が狂いそうになったときに助けてくれた主治医でもある。

(巻末リンク1、2を参照ください)

名作『フォービデン・トリム(巻末リンク*3を参照ください)』では、

ディスコ・キングとして出演し、

サンクレメンテ界隈では崇められた存在のジェントルマンだ。

その人が薦める内容とは、

自身の歯車を研ぐことになるのだろうか?

または、

内省方面へと向かわないような角度調整になればうれしいと、

リノの薦める本をグーグル翻訳をしてみた。

『教育の形式と性質については、流行や改革派の政策等、多くの矛盾した意見があります。』

ほうほう。

だが文体が難しくて日本語にしてもわからない。

めげずに次の一段を翻訳機にかけた。

「厳密に言うと、

現在触発されている文化的にも政治的にも革命の前提条件は熟していつつも、

同時に腐敗し始めていると述べるだけで過密に十分です。」

どこかで読んだ文体だ。

あ!

瀧朗だ。

瀧朗もグーグル翻訳だったのか!

瀧朗文体は難解だが、

独特のわからなさと切なさがいい。

さらに翻訳するとこんな文章が出てきた。

「単純思考に際して鋭敏に後退するのではなく、

あなたが「本当の」文化的目標を追求することは、

世間に反動的な結果をもたらす可能性があります。」

ようやくここで語られている内容が、

私たちがいま広めているハッピーサーフィンに置きかえてみると、

テトリスで言うと、

水色のI-テトリミノが待ち構えたときに出現した気持ちになった。

「文化的な幸福追求の実際は、

過去の社会の理想主義によって歴史上、

遺伝子形成によって、

単細胞の連続の繰り返しに全て依存しています。」

なるほど、

ボブ・ディランが1963年に世界に問いた

『Blowin’ in the Wind(風に吹かれて)』

の歌詞と同じだともわかった。

How many times must the cannonballs fly

Before they’re forever banned?

砲弾をどれほど撃てば(永遠に)なくなるのだろか?

話が逸れている。

いま大切なのは精神世界のことだ。

ありがたいのが、

もうすでにスルーされているので、

これを読んでいる人はドラグラ学術関係しかいないことだ。

それもこの文体の狙いだ。

読みたい人だけが読んでいただきたい、

そんな趣旨を持っている。

さて本題に戻そう。

私が38年かけて、

波乗り界を散見したところによると、

本邦では、

“楽しさ”よりも“険しさ”が要求されていた。

楽しみにこめられた欲求は見過ごされ、

苦渋の表情と無音(無言)で波に乗ることを求められる。

例えばあなたが苦悩していればしているほど、

苦しい顔をしていればしているほど、

サーファーとして評価される。

「楽しさ」を表現するにあたっては、

苦渋よりもはるかに精神力を必要とされるものなのに、

サーフ界は、

真剣な顔で苦しむ表情が一流であり、

苦しめば苦しむほど超一流であり、

楽しむ奴は下等とされてきた。

30年も前のことだが、

私は先輩に呼び出された。

「お前、また騒いでいただろう?」

「?」

「お前が騒いでいたというのを昨日の支部長会議で聞いたぞ」

「いい波に声援を送っていただけですよ」

「とにかく静かに波乗りをしろ」

(何の権利で他人にそんなことを言うのかがわからないが、

論争しても時間の無駄だし、たとえ先輩を論破したとしても、

さらなる敵がやってくることを私は怖れたのだろう)

1980年代はこのムービーに明け暮れた。

もはや時代は、

ショートボード全盛から多様化が進み、

デッキパッドを貼らなくなった人たちがほとんどだろう。

写植やフィルム現像業のように失われるもののひとつだと見ている。

The Pope Raca XXXVIII

Photo by Sanzo Takiro (DGP)

.

現ラカ法王の本名は、

サンエーハイツ・ラカン・タタミヤ・チョーゴ・カタセ・サバッツォ。

これが現在ダライ・ラカとされるホーオー38世のフルネームだ。

今日は鵠沼海岸でログを楽しまれていたようだ。

お名前の意味は聖主、

穏やかな栄光、

憐れみ深い、

信仰の護持者、

智慧とサバの大海だと瀧朗が教えてくれた。

冒頭にも書いたが、

本日13歳をむかえたのが宮沢太郎くん。

次期法王就任まではあと5年だ。

ちなみに黒いRACA-Tを着ているのが実弟ジローくん。

(ジローくんについては巻末リンク*5を参照ください)

太郎くんは、

ドラグラ・プロダクションズでは、

「サバちゃん」と同じように

「タロー」というカタカナ表記で統一されている。

39世は、

タキビ神の託宣により3年前に発見され、

現在は千葉でサーフ&中学校生活を送られている。

ラカ法王の就任は5年後の18歳。

その日が楽しみです。

彼はそれまでに有名ユーチューバーか、

大谷翔平さんみたいになっているとのことで、

こちらも楽しみです。

当時のタキビ神。

タキビはご神木の方角を見て長考されていた。

それを見た私は、

そっとシャッターを押した。

【巻末リンク:発狂寸前のとき】

Night Surfing with Christian Fletcher_アクションカメラの写真術_(2344文字)

【巻末リンク*2:精神科医リノ】

ウナクネ小夏日和!?_精神科医リノ_勝手に観光協会『上州の風』勝手に収録_(1400文字)

【巻末リンク*3:ジョージ・トリムの映画について】

サンクレメンテ周辺からエンシニータスのいろいろ_週末から本日編_(1118文字)

【巻末リンク*4:39世誕生日12歳編】

【サーフィン研究所:記念号】サバ手の歴史_ラカ法王39世誕生日_(3358文字)

【巻末リンク*5:ジローのハッピーサーフ日記】

ジローのハッピーサーフィン日記『ゴールデンウィーク』_(2222文字)

【巻末リンク*6:宇宙語→旧かな翻訳機】

【ミヤサバ作】『幸せのタローマン』その3”フィールザグライド”_(1332文字)

Happy Surfing and Happy Lifestyle!!