Nacky on
Catch Surf® Skipper Fish Ⅵ 6’0″
Nakisurf Original Twin + Vektor VMK
Photo by @quiet_funk_craft_works
.
切り立った波へのテイクオフは、
「落として(波壁に)張りつく」
という基本がある。
「落とす」と書いたが、
実際には墜落させるという感覚であり、
ボードを波底に落としながら壁にボードを食いつかせる。
Sting 1973 Ben Aipa / Hiroyuki Maeda
6’2″ x 21″ x 2-1/2″
Photo by @quiet_funk_craft_works
.
スティング(巻末リンク)で、
落とすようにテイクオフし、
今度は食いつかせずにフルスピードのままターンを切り入れる。
フロントサイドの愉しみのひとつだ
具体的にはレイルとテイルを沈め、
そこからの猛烈な推力を味わったことが焼き付いていた。
Photo by @quiet_funk_craft_works
.
冒頭のナッキー、
黒潮町のスマグリ(アネホ)はんと、
しょう寅杉本さんたちだけのセッションがあり、
私にとってはベン・アイパが考案した1970年代の花形ボードのセッションであり、
一緒に波に乗った友人たちの笑顔がいまも忘れられない。
さらには、
クワイエットファンクの久保田さんがこれを写してくれたので、
このすばらしい時間が閉じこめられている。
タイラー・ウォーレンのIG(インスタグラム)を見ていたら、
ドノバンと一緒にいるところが写っていた。
ドノバンのIGには、
「今日ソルトクリークで無料ライブをするぜ」
とあった。
これはコロナに関するチャリティーライブだろうが、
コロナを封じ込められない日本とは大きな差があるのはなぜだろうか?
ニューヨークは大変なことになっていて、
カリフォルニアはそこまでではない理由を考えていた。
これはアレックス・ノスト総帥が、
前出のタイラーと一緒にシェイプしたボードで摂政ファイブをしている画像だ。
臨場感あふれるのは、
やはりこのアングルがすばらしいのだろう。
ちなみに摂政ファイブとは、
チーターファイブの別名で、
摂政瀧朗がこのファイブの達人ということから、
そう呼ばれるようになったという経緯がある。
さらにタイラーのIGには、
彼の悲願である
「トレッスルズ(州立公園)でのEバイク禁止」
とあり、
そこにはケリー・スレーターが
「フェイクニュース(虚偽情報)だ」
とコメントをしていた。
私は賛同という意味のハートを付けている。
なぜ賛同するかというと、
タイラーも私もEバイクを持っていないからに他ならず、
あのトレッスルズ、
特にローワーズの徒歩1時間という距離を考えると、
辛い登り坂を高速で通り過ぎていくEバイクに対して、
メラメラと嫉妬心が芽生えることがわかるので、
こうして賛同してしまうのだろうか。(笑)
とすると、
ケリーはEバイクを持っているということだ。
そんなことを考えていると、
回転寿司のお会計時間がやってきた。
「800円程度で極上寿司が食べられる」
という日本の食業界にうれしくも、
憂いを抱いてしまう。
離席前にIGを見ると、
さきほどのタイラー・ポストにクリスチャン・フレッチャーが反応していた。
(クリスチャン・フレッチャーについては巻末リンク*2〜4を参照ください)
そこには、
「ザマミロ、トレッスルズのダメ野郎たち!!!」
そんな過激な発信があり、
もっと書くと、
クリスチャン・フレッチャーと摂政瀧朗は親友なので、
きっとタキローも同じ気持ちなのかと、
これについて彼にSMSすると、
「哀しいです」
それだけ返信されてきた。
□
【巻末リンク:スティング詳細】
【巻末リンク*2:クリスチャン・フレッチャー】
【巻末リンク*3:タキローとクリスチャンのサンフランシスコ】
タキビシヤス@サンオノフレ_三蔵瀧朗著『傾奇者クリスチャン・フレッチャー』_バリー・マッギーDFW開祖の結集_(2222文字)
【巻末リンク*4:クリスチャンとラカ法王】
Happy Surfing and Happy Summer!!
◎