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naki's blog

【サーフィン研究所特大号】パドルアウト前の極意_七里ガ浜のオーガニック・ラーメン_(2638文字)

一昨日の朝。

数本だけ撮ってもらった波があり、

その画像だけでこんなに何日もポストできるとは思っていなかった。

EC SURFBOARDS🦅

el bien 6’9″ x 21-1/4″ x 2-5/8″

.

これは低気圧通過後の千葉で、

この日の前夜の波情報は、

「風が入るので早めの1Rを。ハラ胸」

という予想をしていたが、

現実はというと『パンピング』。

自然とは計り知れないものだ。

(巻末リンク1、*2を参照ください)

Takibi God on

EC SURFBOARDS🦅

Mini Pelican 7’6″ x 22-1/4″ x 3″

.

大谷翔平くんか、

ダルビッシュと同じくらいの身長だと思うタキビ神が乗ってもこんなにサイズがある。

しかもこんなにフィルシィ(米俗語でありあまるほどお金持ちのこと)。

さきほどからこんな言葉を使うのは、

摂政の指示で、

自由そうなドラグラ広報部もこのような規制があることを記しておく。

ただ、

このこと(瀧朗独裁)が加速すると困ると思い、

華厳さんに相談することにした。

すると、

「1967年のドアーズのさ、
“Light My Fire”いいよね。
邦題は意味が違うし、なんだか恥ずかしいよ」

そんな前振りで、

それからずっとジム・モリソンの話を拝聴させていただいた。

Photo by @supertakibishiyasu

.

話は変わるのか戻るのか。

茨城県のAさんからお便りをいただいた。

「こんにちは、いつも楽しく拝見しています。
ぼくはシェフド・キュイジーヌのターボーさんの隠れファンです。
今回は質問がありまして、初めてメールしました。
最近掲載されております千葉ECセッションで、
NAKIさんやタキビ神さんたちは軽くサーフされていますが、
もしみなさんがいなければきっと無人でしょう。
こういう日にどうやってサーフするかしないか決めているのですか?
その秘訣などありましたらブログで教えてください」

すばらしいご質問だと感じいっていたら、

ラカ法王が地上階に降りてこられた

この質問をラカ法王に説明しながら、

「はて、なんと返信すれば良いのか」

そんなことになり、

しばし迷ってしまった。

Photo by @supertakibishiyasu

.

ちょうどそんなとき、

タキビ神がiPhone7plusで撮ってくれた私の画像が送られてきた。

あの日、

この日の波は、

岸からはこんな風に見える。

画像だと温度感が弱いが、

実際に波打ち際に立ってみて、

泡波を膝で受けながら沖のセット波を見て、

その重量感のある炸裂音も含めて、

「あれに乗りたい!乗ってみたい」

そんな畏怖のない透き通った欲求があれば、

パドルアウトして大丈夫だと思う。

もし怖かったりしたら、

パドルアウトしないで、

自身の自信が100%になるまで、

波を見ているのもサーフィンの一歩かもしれない。

こんな感じだが、

原則的にこれだけ海が動くわけなので、

「パドリングには自信があるよ」

という土台があり、

さらには沖の波に、

途中の流れに、

上陸する場所付近に目を入れて波チェックをすれば良い。

とにかく

「怖かったらパドルアウトしない」

これが原則です。

さて、

雨の鎌倉。

波もないのにここに来るのは、

前出のドラグラ会館で総料理長から料理を教わったり、

ラカ法王の教えをしみこませることが可能で、

ジャイアンとガラさんがいる場所だからだ。

七里ガ浜の上には、

珊瑚礁があり、

それは「お魚亭」時代から続くグルメ山でもある。

その昔、

総料理長の親友ナチくんが”サンゴ”というニックネームだったのは、

この珊瑚礁のシェフだったからに他ならず、

いわゆる梁山泊の様相までも帯びていた。

そして西友の裏、

タカヤマ酒店の並びに『アワノウタ』がある。

令和の超名店である。

@awanouta

.

ここAWANOUTAに来る前は、

ずっと『傾向と対策』を考えていた。

メニューというか、

「今日は何を頼むのか」

それをインスタグラムに掲載される情報を頼りに、

推察し、

研究し尽くしてきた。

そんな日々を過ごして、

実際に『本日ノ一品(ホンジツノイッピン)』の黒板を見たら、

うれしさのあまり膝ががくがくし、

膝関節が弱くなったような気がした。

店主のリョウさんより、

沖縄から仕入れたもずくのすばらしさと徳島のスダチ、

青森五穀味鶏ワンタンの説明を聞き、

ワンタンのむちむち食感を思い出すと、

マリトッツォのジローくんのほっぺたの柔らかさを思いだしていた。

(巻末リンク*3を参照ください)

ほぼ反射的に「それをください」と言ってしまったのは、

それまでの傾向と対策は、

履歴も研究結果も何もかもが、

低気圧の吸い上げと一緒にそらの上に弾けてしまった。

もっと書くと、

細麺という命題もあったので、

脈絡もなく「細麺で」と発言すると、

「ばっちりでっせ。

完全細麺やねん。

NAKIはんの好みにはテッパンでっせ」

とリョウさんから返ってきた。

ちなみにアーバンのジャイアンの友だちがリョウさんであり、

奄美王子が湘南にやってくると、

ほぼ毎日ここで宴会が繰り広げられている。

(巻末リンク*4を参照ください)

このお店はオーガニック・ラーメンをかかげている。

さらにこだわり抜いた食材を使っているので、

前回もそうだったが、

食後「鬼が出ない」黄金食なのがうれしい。

悪い食材を使っているお店で食べると、

お腹に野球のボールが入ったような食後となって、

苦しいし悔しい。(涙)

「わいのはフェラン・アドリア仕込みのエスプーマやで

ナッキーがラクサをいただき、

感動した後にリョウさんがこのラーメンについて、

こんな概要のことを言ったような気がした。

「ミシュランを受賞すればいいのに」

そんなことを考えていると見透かされたようで、

「ミシュラソの3つ星、狙うてます」

そんなことになった。

さらには隠れ名物である

『水餃子』をお酢でいただきたく、

お願いすると、

この「心の酢」が出てきて、

調味料にも一流を使うリョウさんの姿勢に、

二重にも三重にも感動してしまった。

結局こういうものが外食なんだと、

ごちそうなんだと、

深く感じいった雨の日だった。

ごちそうさまでした。

追記としては食後、

一切眠くも、

もちろん辛くもならず、

真のパワーランチを得た想いだった。

【巻末リンク:水曜夜明け波】

【サーフィン研究所】千葉ジェフリーズの逸波_総料理長のささやき戦術_(1548文字)

【巻末リンク*2:その波続編】

【サーフィン研究所】千葉のハワイ波_高橋夫妻のガーデンパーティの至福_(1269文字)

【巻末リンク*3:マリトッツォ論】

【サーフィン研究所:お知らせ号】ローマ帝国の龍とマリトッツォほっぺた_土佐清水で自然破壊寸前!_(2025文字)

【巻末リンク*4:前回のAWANOUTA】

【サーフィン研究所&ドラゴン・グライド・プロダクションズ】湘南ドラグラ施設_緑くん到着_ジャイアンたちとサバ手フォト・セッション_(1332文字)

Happy Surfing and Happy Summer!!