あっという間にGWの喧噪はなくなり、
さまざまが静かになった。
ベンチュラ・セイジが土佐に里帰りしていて、
マグヤンに会いたいということで待ち合わせて、
一緒にサーフすると、
ショアブレイクながら信じられないほど良い波を得た。
マグヤンの72。
ボンザーでなくフォンザーなのは、
エリック・クリステンソン謹製だからだ。
サーフ後の記念撮影。
この3人はベンチュラでタキビナイト三昧だったが、
あれから何年が経ったのだろうか。
マグヤンがまだ帰らない。
どうも土佐が最高すぎて、
いろいろなしがらみに観念したようにも見える。
別日。
ジェーンという千葉犬の飼い主の仁尾くんのセットアップ。
身体を小さくし、
全身を波の下に落とそうとしている。
完璧だろう。
波乗りとは、
たいていがままならないものだが、
たまにコントロールできたり、
その際の接水状況や重力、
そして速度感などが例えようもないほどすばらしい。
そんな奇跡を求めて海へと向かう。
「最高の波に乗る日」を見据え、
それまで均整的に生きる。
サーファーというのはそんなものだ。
スマグリはんは、
真のハッピーサーファーだ。
いつもニコニコと、
夜勤明けの海で波を待っている。
彼がいるから私はさらに波乗りが好きになれた。
私の友人たちも彼の存在を知って、
さらに海で遊ぶことが楽しくなれた。
ありがとう!
昨日ここに高知市内に向かったと書いたが、
その目的はマグヤンが熱望するyoiyoを体験することだった。
けれど、
yoiyoは超人気店&GWということで予約を取れなかった。
そこで、
市内探訪に詳しい人に他の名店を聞き、
その評判に一同嬉々とした。
もしやと感じ、
「念のため」に聞いてみるとそこは全席喫煙可ということで、
その店に行くことを断念したのだった。
で、
代わりに行ったのが南久保にある「活魚 漁ま」。
ここにはスカシーの河合夫妻と行ったときの良い記憶があったのだ。
この日は活サバがあるというので、
それをいただきご満悦となった。
マグヤンはサバのタタキ定食とし、
バリの山崎さんは「ブリヌタ定食」に感動しきりだった。
本編これで終了します。
□
【立夏記念:ドラグラ派へのおまけ】
(注意:一般サーファーは見ないほうがいいです。本当)
これは昨年の秋に高知から戻る途中に静岡県に寄り、
さらには法王とカルちゃんと待ち合わせてサーフした記録だ。
足跡がない白い砂浜に、
楽園を連想することができた。
それにしても法王は下半身に水を貯めているが、
これは着替えるときに便利なのだそうで、
なるほどとやってみると本当に脱ぎやすかった。
さすが法王だ。
如来や菩薩の目が半眼(はんがん)になっているけど、
私たちの法王の目もそうなっている。
「映画の脚本を書いてみたよ」
ドラグラ編集部の華厳さんがそう言った。
【シン・ラカ法王(仮称)、正体不明】
突然不明生物【狸獣人(タヌジュウジン)】があらわれ、
その存在が日常となったドラグラ会館。
常識は全く役に立たず、
限界を迎える会館役員は、
狸獣人対策のスペシャリストを集結し、
【狸獣人特設対策室専従班】
通称【狸獣対(タヌキタイ)】を設立。
班長・三蔵瀧朗
溶接作業指導者・DJ VCA
汎用生物学者・ハイカラMが選ばれ任務に当たっていた。
タヌ獣人土曜日近影
タヌキタイ班長撮影
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狸獣人の危機がせまる中、
大気圏外から突如あらわれた笑顔のラカ法王。
だが良く見ると、
それは法王ではなく…
こんな映画を観たいですと、
現在上映中のドクター・ストレンジについて想いをめぐらせた。
そういえば、
華厳さんが会館にいらしたとき、
水槽内のウナ君を観察していると、
「法王の目は三昧(さんまい)と呼ぶらしいよ」
「中華三昧のさんまいですか?」
「そうだ。でもこの場合の三昧は無心の慈悲を表しているようだね」
「禅定の相ですか?」
「そうだ。慈眼視衆生(じげんししゅじょう)と言って、
法王のは、まさしく慈悲あふれる表情のスタンダードなんだよ」
そんな話をしたことを思いだした。
Photo by Takiro Sanzo
.
上の画像は瀧朗がウナ君を釣り上げた日の法王。
ちなみに写真を撮ったのは瀧朗だ。
(↑こういうのを試験問題文体と言います)
誰かと思ったらアザラシだった。
北の海にはたくさん泳いでいる。
高知に出発する前夜に法王が言った言葉が忘れられない。
「願いごとは実現します。
美しい心には幸運がついてきます」
ありがとう法王!
これも瀧朗PHOTO。
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【巻末リンク:ベンチュラ・セイジとマグヤン】
【巻末リンク*2:サーフ歴13,870日を越えて】
【巻末リンク*3:5年前のベンチュラ】
【巻末リンク*4:大谷翔平くんのMLB初年度】
【巻末リンク*5:法王について】
Happy Surfing and Happy Lifestyles!!
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