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naki's blog

【サーフィン研究所渾身号】マジックボードの根底_総料理長の新表現@神がかり的プレースメントの『エステール』_(2025文字)

The Surfers, Main Peak

Photo by Takahashi

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今回の台風は、

たいていはサーファーズ岬でサーフしていた。

Cosmos Surfboards TheOne 6’4”

Nakisurf Original Twin-Fins

Photo by Takahashi

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およそ一週間。

ささやかな波だけが来る日もあれば、

忘れられない波がやってきた日もあった。

サーファーズ岬。

サーファーにとっては南西うねりがエクセレントだが、

南うねりもすばらしい。

南東うねりだと、

抜けられないほどブレイクが早くなる。

テイクオフを速くして、

波壁をうまく使えばメイク率が上がるので、

64(193cm)とか、

68(203cm)というボードサイズ選択がはまったと思う。

しかも自身認定の、

『生涯No.1のマジックボード』

でサーフし、

速い波には多少大きめのボードだと再確認した。

波はすっかりなくなったと思ったが、

南東うねりがうっすらと入っているので、

公休日の総料理長とサーファーズ岬に向かうことにした。

湘南にいて毎日サーフできるのは珍しいことだと思う。

【お知らせ】

ドラグラ総料理長の、

新エピソードのお知らせをここに。

総料理長の転勤というのは、

ドラグラメンバーは知っていたが、

アン・オフィシャルだったのでこれまで公表しなかった。

だが、

雑誌サファリがHOT情報としてすっぱ抜いた。

この記事だと、

字数の関係で背景や意図の詳しくが表現されていない。

そこで広報部としてここに加筆してみる。

ドラグラ総料理長こと、

小島景(こじま けい)さんは、

史上最年少でミシュラン・スリースターを獲得した

天才アラン・デュカスのファミリーメンバーだ。

そのデュカスがシャネルと組んで、

コンセプト・レストラン

『ベージュ』を銀座に展開することになった。

2004年のことだ。

その総料理長として、

モナコの名門

『ルイ・キャーンズ』から送り込まれたのが小島さんだ。

『*ルイ・キャーンズ』は、

モナコ公国モンテカルロにあり、

古典かつ伝統的なフレンチをコンテンポラリーとしてミックスダウンし、

世界一と呼ばれるパーティを総料理長フランク・セルッティのもと、

副料理長として小島さんが取り仕切っていた。

「ル・ルイ・キャーンズ アラン・デュカス・ア・オテル・ド・パリ」

*Le Louis XV-Alain Ducasse à l’Hôtel de Paris

(現在の総料理長はドミニク・ロリー)

小島さんは、

ジャポン→フランス→フランス郊外と渡り、

その手腕というか、

魔法の数々を料理界に轟かせ、

アラン・デュカスのファミリー・メンバーとなった。

小島さんは、

このデュカスをもってして、

「世界で最も私の料理哲学を理解し実践できるシェフ」

と称されてる。

さらにそのご自身の歩みを止めずに、

独自の世界観を具現化してきた第一人者として、

モナコ・モンテカルロからトーキョー・ギンザに向かうことになった。

元々が鎌倉の人なので、

凱旋(がいせん)帰国ということだろう。

そして、

ベージュの総料理長として、

鎌倉野菜や日本食材を使った魔法を多くの人が知ることになり、

ミシュランですら、

なんと8年連続でダブルスターと掲載することになった。

これによって、

世界的にも、

そしてファッション界にも震撼を与えたのだろう。

それからも総料理長は、

『パリ古典と古都鎌倉』

そんなエッセンスというか命題を融合させつつ、

伝統に裏付けされた

『モダンとエクスペリエンス』

というミックス・コードを取り入れたメニューで多くの喝采をつかんできた。

さてさて、

世界中に21ものレストランや、

オーベルジュを展開し、

食の頂点を目指そうとする総督デュカスは、

自身の東旗艦でもある『エステール』の再編に取り組むことになった。

その大切かつ命題のようなプロジェクトに際して、

やはり自身の切り札である小島さんが起用されたというのが、

前述した記事の主題なのだ。

『エステール』は、

皇居から真東の、

ある意味神がかった場所にある。

(パレスホテル東京内)

「エステール」は、

南仏オクシタニー地方の言葉で

「母なる大地」という意味だという。

(ちなみにアラン・デュカスは、

このオクシタニー出身である)

ただ私は貴族ではないので、

めったには行けない値段が設定されている。

惜しむなく材料を使い、

世界一の料理なのだから当然の話だ。

でも何かとっても良いことがあったとき、

そんないつかの機会に、

この新生総料理長渾身のディッシュの行方を、

このパワースポットで感じてみたい。

もっと書くと、

サーフィンのように、

ここで食事をするためのマナーも磨いておきたい。

いつかのその日までに。

【巻末リンク:マジックボードのポスト】

【サーフィン研究所渾身号】生涯マジックボードNo.1の64生誕記_(2296文字)

【巻末リンク*2:総料理長とシャネル=ベージュ】

【サーフィン研究所特大号】 小島さんの天界味覚とハッピーサーフィンの絆_『ベージュ アラン・デュカス東京』_(4743文字)

【巻末リンク*3:総料理長の夏休み】

【サーフィン研究所夏休み特大三部作】法王と総料理長親子、そしてタヌくん前編_沖縄の美食紹介_(1792文字)

Happy Surfing and  Happy Lifestyles!!