新品・中古サーフボード販売、カスタムオーダー、ウェットスーツ、サーフィン用品など。NAKISURFは、プロサーファー、フォトグラファー、サーフライターで知られるNAKIのコンセプトサーフショップです。

naki's blog

【サーフィン研究所:特大号】週末の千葉北_有義波現況_GOATジミ’68LS_(2525文字)

千葉北エックス。

90cm@7秒/東南東うねり

.

今朝のタキビ神@ジョー(北ピラミッド前)。

タキビ神は、

字面からわかるように神格化したのだが、

下界では公休日だそうで、

今日は歯医者の時間(午後!)までサーフしまくりますとのことだった。

週末は飛び石連休だったので、

オオクチバスの天敵となった市原マーチャンと、

バリの山崎さん、

そしてマグやんたちが、

無人モニースを楽しんでいた。

マグやんのポケットに入っているのは、

高知県須崎市キャラのしんじょう君だ。

波を待っていると、

シーバスがあちこちで跳ねていた。

マーチャンはパドルアウトしていって、

ザラ・スプークでヒラスズキをしばいていた。

外道でカマスだ。

ベイシアに行ってきたシギーGが戻ってきた。

手にはベイシアの永遠の名作

『三元豚のカツ丼/298円』があり、

出来たてらしく、

湯気が上がっているのを食べはじめた。

私も含めて空腹のみんなは、

それをうらやましそうに見ていた。

【DGPアパレル新作のお知らせ】

Greatest Of All Tee’s

の頭文字で1980年代の古着感を目指すアパレルメーカーがGOATだ。

そのゴートさんの『GOAT ETHICAL』というラインが再入荷した。

これはリサイクル、

オーガニック、

BCI(Better Cotton Initiative)という3種類のコットンと、

さらにペットボトルを原料とした

リサイクル・ポリエステルのエシカルシリーズだ。

その昔、

私がペンキで描いたものがいくつかあり、

そのひとつにジミ・ヘンドリックスのお顔がある。

それは桑原茂一さん率いる「dictionary」誌の、

20周年記念号の表紙となったり、

Tシャツとなったりしていったが、

それからおよそ19年後、

またこのようなジミのご尊顔を描いてほしいという依頼があった。

描かれるまで時間がかかったが、

ジミ作品は無事に完成した。

1968年のご尊顔で、

アルバムジャケットにもなったポートレイトがモチーフで、

ジミさま本人を偲びながら描いてみた。

元絵が完成後、

天才デザイナーY嬢の、

イラストレーターCCなどの施しを受けて、

スクリーン・プリントの80番アミが入れられた。

その80番より細かい目のスクリーンと、

透過インクによって、

冒頭に登場したゴートさんのエシカルTへと刷られていった。

「カレント・ステータス・オブ・シグニフィカント・ウェーブス」

文字列の意味を「有義波実況」と訳してみた。

説明すると、

「到達しているうねりの周期と高さ等の現況」

ということだ。

もちろん平均値なので、

オバケセットは表示されていない。

「等」と書いたのは、

(現在の)波について、

他の要素が足されているからだ。

どのブイ情報もうねり到達の方角が、

アルファベットで表示されている。

海に携わるものにとって、

「うねりの向き」は重要なのだ。

上はナウファス(日本の公開情報)で、

下の数値はアメリカ海軍版がプリントされている。

方角に加えて、

360度数を使って密に入っているが、

船舶にとって角度は最重要で、

サーファーにとってもうねりがどのようにやってきて、

去るのかを知ることができる。

たとえば、

大きな勢力の低気圧が近づいてきていて、

うねりを出してきた。

地図を開いて、

このブイに到達している318度を求め、

その先を見ると、

この低気圧(台風も低気圧の種類だ)からのうねり(波)だとわかる。

たったこれだけの数値で波の未来も想像できる。

「うねりは、

天気図のここにある低気圧と一緒に動き、

このブイまで届いている。

数値も上昇傾向であり、うねりは強くなるだろう」

危険予知やちょっとした予想にもなる優れものだ。

さらに書くと、

周期何秒という話になるので、

この意味がわかるのは上級サーファーであること。

このことによって、

このロンTのスローガンは、

深いレベルでサーフィン、

または海洋に接する人へ向けたメッセージが込められているのだ。

オートメーションでなく手刷りなので、

こうして襟にもインクが入り、

そして凹凸で微妙な陰影をつけるという表現となった。

GOATの発表を読むと、

このエシカル・ラインは、

スタンダードモデルよりワンサイズ身巾を小さくし、

着丈を少し長めに設定することで、

ボクシーなシルエットは残しながらスリム化させたとあった。

裾と袖は、

GOAT社お得意の1980年代アメリカ製ヴィンテージと同様の耐候性と、

クラシックでほれぼれするような天地ステッチを採用し、

名実ともに超耐久を実現させている。

マンダラコーヒーでもこのGOATエシカルで数種刷ったことがある。

私のことを知っている人ならおわかりだが、

これらはヘビーローテーションの一角を担ってなおかつ、

いまだにしっかりとした風合いがある、

もっと書くと、

これから10年以上は毎日でも着られる耐候性がある。

ちょっぴり肉厚の7オンスの丸胴天竺は、

サラサラ感満点の逸品だ。

背中の裏に付くタグは、

通過インクではなく、

通常のシルバーインクでスクリーンプリントされた。

グレーの生地なので、

わりとノックダウンされて白寄りの発色だ。

だいたいは画像を参考にしてください。

GOAT社の、

オリジナル・パッケージにて発送いたします。

最新の技術によって抗菌防臭、

制菌、

抗ウィルスにも対応している天才的なTシャツ素材です。

↑こちらはNAKISURFのナカガワが着ているLサイズの着用画像で、

彼は175cm69kgでこのフィッティングとなった。

こちらは私が着たMサイズ。

身長167cm58kgなので、

少しゆったりめなのと、

縮みづらい生地なので、

Sサイズでも良かったのかもしれない。

そんなサイズ感です。

サイズ表はこちらです。

そこまで多くを刷らなかったのですが、

本日より発売開始いたします。

https://www.nakisurf.com/product/2023original_jimi/

詳しくは上記にリンクした販売ページをごらんください。

【巻末リンク:前回のチル・ベンダーLS-T】

【サーフィン研究所】GOAT ETHICAL LS/T”CHILL BENDER”発売開始!!_ポルトガルの法王_(1728文字)

【巻末リンク*2:JIMI壁画がdictionary#123表紙へ】

闘牛岬デイ_Dictionary#123号の表紙に!

【巻末リンク*3:GOAT作品について(中盤部分)】

【サーフィン研究所】初夢初乗り_チルベンダーLS-Tスペシャル_バス釣りと映画スラムダンク_(1675文字)

Happy Surfing and Happy Lifestyles!!