1.5m@11秒東北東
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モニースとスネークのあいだがいい波だった。
そこでタキビ神がひとりサーフしていた。
昨日、
強い西風が吹いた。
気になったのが、
今年は季節風である北東(サイド〜オン)ではなく、
オフショア系になるのは異常気象だからなのだろうか?
とにかくこの宝石のような波は、
超が付くほどパーフェクトで、
前述したように無人だった。
折しもバックドア・シュートアウトが開催されていて、
モニースも千葉のパイプ&バックドアだと、
完全仮定している私たちドラグラ民にとってめでたい日となった。
レフトはバレルで、
ライトはロング・ショルダー。
東北東うねりが魅せる美しさだった。
写真を数枚撮ってからパドルアウトし、
長い時間をかけて波に乗り続けた。
結果、
数日に及ぶロングパドルとなり、
台風時のように背中が張ってきた。
話は突然変わる。
レコード盤にもカッティングや、
重み(重量)、
厚み、
原材料であるマスタリング、
原盤=マトリックスという差異があり、
より良いオーディオ・システムはその違いを感じやすいですと、
マニア兼エンスーのタキビ神が教えてくれた。
1978年のイエロー・マジック・バンドの「はらいそ」を聴いた。
これこそが、
細野晴臣さんが心酔したチャンキー(チャンプルとも)・サウンド3部作完結編なのだ。
参加メンバーも坂本龍一さん、
大貫妙子さんがいて、
そしてホソノさんは、
これからYMOという時代を作りつつも、
その巨大な潮流に巻き込まれていく序章に感じるのがまた良い。
@haruomihosono_info
で、
これがそれから41年後の「はらいそ」は、
砂原良徳によるリマスタリング、
バーニー・グランドマンによるカッティングのマニア仕立ての名作となった。
まるでオーディオが、
アーティストの懐に入ったような景観があり、
なかなか奥が深いと感じ入った。
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私が書いたものを集めたコラムページがあるのだが、
入口が見当たらず、
ちょっとした隠しページになっている。
これは全くの偶然なのだが、
意図的なものを感じるので、
その隠し扉の入口をおいておきます。
Happy Surfing and Happy Lifestyles!!
◎