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naki's blog

【サーフィン研究所学習号】低気圧通過とマリエル_(1458文字)

昨日は、

日中に南岸低気圧が通過し、

16時ごろ南東うねりがマックスになるというので、

正午から千葉南のリーフブレイク『マリエル』に向かった。

到着すると、

オフショア。

それはすばらしい波が来ていた。

Windyの予報だと、

まだ風は変わらず、

うねりも小さいとされていたが、

現実はこうなった。

予定よりも2時間も早いが、

慌ててパドルアウトした。

沖にはレジェンド蛸さんがいたので、

いろいろを伺ってみると、

急に波が上がってきたということ、

昔とそう変わらない波だよ教えてくださって、

沖の巻き付くピークからいい波をさっと乗っていかれた。

Photo by @supertakibishiyasu

次に川井幹雄さんがやってきて、

波もさらにバリバリズッドーンと入ってきて、

東からのうねりが強いようで、

選ばないとクローズアウトなので、

蛸さんや川井さんの波選びを勉強させていただいた。

その後、

うねりが弱くなってきた。

昨日は正午に28cmという干潮だったので、

パドルアウトした13時は、

ちょうど潮が入ってきた刻で、

このときは15時を回ったころだっただろうか。

「潮、上げちゃったなぁ」

蛸さんがボソリと言って、

川井さんはいつの間にか見えなくなった。

Takiro on Herbie Fletcher 7’6”

タキローがやってきて、

ハービー・フレッチャーの76でいい波に乗っていた。

その後、

これまで来ていたセットはやってこなくなり、

けれど、

これから16時に最大だからと自分に言い聞かせていた。

けれど、

映画が終わったかのように波は小さくなって、

北風が北西になり、

面を荒らしてオノゲくんが、

「終わった〜」と言って次の波で上がってしまった。

いつのまにか、

ものすごい数のサーファーがいて、

インサイドは鈴なりで、

乗っていくのが怖いほどの軍勢に見えた。

ナッキーはすかさず上がり、

蛸さんも見えなくなり、

私もあと一本で上がろうとしていたが、

テイクオフのときに波底にいる人が気になって落とせなくなってしまった。

ならば、

オバケでもなんでも大セット狙いとして待つが、

たぶんきっと波は来ないとわかり肩を落としていると、

神ちゃんこと、

神尾くんがパドルアウトしてきた。

しばし昔話をして、

結局は、

なんとかやってきた波に乗ることができた。

Cosmos TheOne6’4” Groovy Fins Twinzer Shape, Design and glass by @hiroyuki_maeda Photo @nakisurf_chiba

その波を撮ってもらったが、

3時間前はこの倍サイズの波だったのだ。

学びとしては、

波予想を信じてはいけないということ、

あの時間に蛸さんや川井さんがいたということで、

昔流の天気図予想が功を奏したのだとわかったのが良かった。

千葉の、

土曜日の波情報としては、

太東岬手前の波が良く、

しかしいつものように混雑していたこと、

@kk_aa_zz

ブバラカの早朝が良かったですと、

シギーGがこの画像を送ってきてくれたのが印象に残った。

@keisuke_watta38

ポパイ・ケイスケがやってきて、

春のビッグバスを狙いにクワイエット・ファンクの

『ジョイント・ピエロ』をゲットした瞬間のうれしそうな顔も忘れられない。

【巻末リンク:5年半前のマリエル】

動画あり【サーフィン研究所特大号&ドラグラ・プロダクションズ合作】夢想流1971ボンザーその後_(2502文字)

【巻末リンク*2:こちらは40年前のマリエル】

【サーフィン研究所】40年前のマリエル_『エリア・ユナイト』_原点回帰の2ヘッドレイバン_(1188文字)

Happy Surfing and Happy Lifestyles!!