水戸黄門が7月27日に40年目の新エピソードを迎えるそうで、その概要が発表となった。
今回は青森・津軽への旅で俳人の松尾芭蕉も登場し、
さらには14年前まで人気だったキャラクター
「うっかり八兵衛」が「ちゃっかり八兵衛」となり、
林家三平さんが後継するそうだ。
水戸黄門さまは、銚子のおばあちゃんが大好きで、必ず見ていたことを思い出した。
D先輩にも「水戸黄門を見て日本の文化を勉強すべし!」
と奨励されているので新エピソードを見てみたいです。
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ノースハワイのこちらでは長老フレディが
『サーフボードの上に立ち上がれるようになって50周年』
という大きな記念日を迎えました!
フレちゃんは50年間サーフし続けて、
21世紀最新鋭のAVISO BD3に乗る心意気とお姿にいつも感動させられています。
そんな日なので「闘牛岬、混雑によるボイコット」を解いて、
彼の大好きな闘牛岬へ行きました。
すると、ローカルのみんな(ブルース、デレック、ヴァル)に
「おー、ひさしぶりだなあ?!」
と迎え入れられて、先日の混雑で傷ついていた心が癒された。
行かなかった間の闘牛岬波とその100人を越えたというカオスを聞き、
俺からはホワイトハウス波の恐ろしさをみんなに伝えながら波を待ちました。
サーフ終了後は「イシハラに行って、お祝いしよう!」
と提案し、フレちゃん大好物の【フィッシュサンドイッチ】を食べようとしたんだけど、
あいにくイシハラのキッチンは日、月がお休みで、それは叶わなかったが、
フレちゃんが「チリペッパー・ポキ」とライス。
俺が「ローストビーフサンドイッチ」を注文して、マンライランチ。
(マンライ=満足ライディング cオガマさん)
次は55年記念をフィッシュサンドイッチでやりましょう。
フレちゃん、いつまでもお元気でいい波に乗ってくださいね。
おめでとうございます!
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(ひさしぶりのインプレッション編)
ND9(米国ではNDR)のインプレッションを書いてみました。
ND9という名前の由来は、ご存じの方も多いと思いますが、
N=俺、D=ドッキー(DOC)、
そして2009年の9を取って、【ND9】とドッキーが命名しました。
俺たちがミニボードの提案、牽引をしてきて、
先日エルサルバドルでD師範(シェーン・ドリアン)の5’2″を乗らせてもらったら、
思いの他ドライブ傾向が強いことを知った。
そのボードをコールと一緒に詳細検証した結果、
トレーラー、つまりクアッドのバックフィン二枚が通常より後ろについていることを発見した。
ショートボードからコールがファイヤーフライというネオ・クアッドの旗艦を開発し、
現在はそれが主流になり、派生した亜流をこのように検証し、さらなる性能を追求したのです。
で、ドッキーが日本に来るにあたり、
俺はその名作ファイヤーフライ(COLE)のアウトラインをグラスホッパーのように少し丸め、
トレーラーフィン位置を後ろ(テイル方向に)にほんの少し下げました。
その詳細数字を公開しますと、
俺のサーフボードサイズ(5’2″ x 18-1/2″ x 2-1/8″)で、
ハーフインチ(1.27cm)後ろ側に。
通常だとテイル位置から5-1/2″(13.97cm)位置に設置されているバックフィンを
5″(5インチ=12.7cm)と下げ、
「バックフィンをストリンガー、つまりボード中央寄りに3/8インチ(0.95cm))
にさらに寄せた」ということです。
俺はこういった数字でボードを評価することは好まないし、ほとんどしていない。
けれどこうして意図的に「後ろ」、
そして「中央へ」と動かしたことを数字で知る重要なエピソードだ思う。
まあ、俺の名前がついたボードデザインだから余計にそう感じるのかもしれないなぁ。
さて、これでドライブ性能が上がるセッティングとなったクアッドモデルですが、
奄美でその”1本目”を乗った時の驚きは今でも覚えている。
↓ブログにそのことを書いたが、
https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/4235
「セットでやっと腰」という薄い白砂波に初乗りした際の
【テイクオフのするするっという滑り出し】
【走り出しの軽やかさ】
【ドライブ性能の速さ、距離】
【踏めば自在に曲がるテイルレスポンスの良さ】
全てに感動して、キックアウトした瞬間に「10m先の砂浜から様子を見ていた
ドッキー、緑くん、D先輩、ワンちゃん、
そしてビデオ撮影をしていたダイチくんのお父さんたちの驚き」
を感じたのを覚えている。
奄美ではこのND9を乗り込み、D先輩がグリーンヒル前浜で乗って、
あまりのレスポンスに「ずるいでしょ?」と驚き、
「こんな速く波を走れるんですね?」と見学者から評価をいただき、
今度は新島に持っていってバレル系のパワフルオーバーヘッドでも試しました。
やはりすばらしい硬さと速さで、
BD3を「ゴーカートにフェラーリエンジンを積んだ」と形容するなら
ND9は「食い付きの良い最高品質のタイヤで走るトルクが高いゴーカート」
と車に例えた評を書いてみました。
と、突発的にギャベン(・ベッシェン)とした「クアッドよもやま話」を思い出した。
「クアッドは、バレル内でのキックアウトの時にスピンアウトするから俺はまだトライ派なんだ」
とギャベンは言っていて、そういえばクアッドでバレル内でキックアウト
(ここではアイランドプルアウトのこと)
をするときにバレル内でボードが抜ける時があったけど、
これはライディングに影響するわけではなく、
さほど気にしていなかった事項だったので忘れていた。
この時の新島羽伏浦波は急深から硬い砂浜に乗りあげるので、
バレルがいきなり閉じ、その際にそのままバレル内にとどまっているのは少し危険だった。
でも、今回はバレル内キックアウトの際に一度もスピンアウトした記憶がなく、
旅前半はリーシュが見つからず、全員がノーリーシュでサーフしていたが、
このND9の取り回しにすごく安心感を得ていたことを思い出した。
U-skeさんにも試していただき、
「これーバグースですよ?!なんかぁやばいです。速くてすげえ曲がって、そして安定してるんすよー!」
と評し、クリスちゃんと勇人さんとの新島セッションをニッコニコで終えた。
膝程度の深さにうねりが炸裂する極小ショアブレイクとなったが、
このように速く、安定していて
こんな曲面ロールの上での安定感、加速性能と申し分なしだった。
ここでフィンが抗火石砕砂に付くほど浅かった羽伏浦小波。
海上がりに想うのは、かじやベーカリーと、湯の浜露天風呂のことだった。
エアロの星さんではないが、
波欲と、食欲を満喫させた新島トリップに同行したND9↓
それからさらに湘南は松風にも行き、頭ちょいのセット波を満喫しました。
↑黒砂松風の頭サイズ波を滑走する俺。
N先輩こと肉ちゃんと、松風王子で楽しくセッションを終了しました。
それらの結果、ND9は初めて乗った奄美の日から最後に乗った松風波までを通過し、
【S(特賞)】という評価となった。
これこそが「ネオ・クアッド発展版:破」と強く感じております。
(ボード詳細について)
詳細を創造者ドッキーに聞きました。
ドッキーによると、ND9は独自のフラット&フラットという【ND9ロッカー】を持ち、
ボトムコントゥアーは、全体的にVEEとし、
その中にシングルからダブルコンケイブを彫り、
そのコンケイブの始まりはエントリーロッカーの下側、
つまりボードの1/3位置から開始するというこだわりがテイクオフの速さを生み、
「Not So Full(そんなにフルレイルでもない)」というこれまた独自のレイル形状が、
ターンの切れとまろやかさを呼び込んだんだなあ、
とサーフボードの究極を求めるエンスー
【enthusiast(エンスージアスト)】たちに胸を張ってお奨めするスペシャルモデルとなりました。
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ノースハワイの波は当分小さくなるそうですが、
前出したフレディによると、
「ワシが引っ越してきて40年間になるが、こんなに南うねりが大きく、そして何日も続いた年は初めてだ」
ということで、これから8月、9月にも大きく期待しています。
奄美地方が梅雨明けというニュースを読んで、
そろそろみなさんのいる場所も梅雨が明けそうですね。
さっき天気図を見たら前線が分断されていたので、
これで太平洋高気圧の張り出しが強くなればいよいよ夏到来ですね!
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今日も長々と書いてしまいましたが、
最後までお読みいただきましてありがとうございました!
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ND9乗ってみたいです!
エルサルバドルでFIRE BLADEを試乗させていただいた時のような
新しい感覚の波乗りが出来るのでしょうね。
こちらはそろそろアフリカに向かいます!!
「ネオ・クアッド発展版:破」 で微笑んでしまいました。
その深さと幅の広さが凄いです。
フレディに今月末に、50周年のお祝いに闘牛に行くと御伝えくださいね。
フレ氏のサーフ歴が50年とは!!
凄過ぎますね?大尊敬しちゃいます。
50年と言えば、今年は《ハワイ州立50周年》じゃないですか?
う?ン。 考えさせられる数字ですね。
ND9、かなり良さそうですね?
興味が沸々と湧いて来ます。(汗)
ryotaさん、
おー!
いよいよアフリカですね。
象とライオン&サーフィングですね。
Have a safe travels!
はい、ND9はファイヤーブレードと並んで最高峰のデザインと感じております!
近いうちにぜひ!
じーじさん、
GAINAX
「シンクロ率」
第18使徒
序
と毎日学んでおります。
先日、偶然「ひょっこりひょうたん島」を見て、
当時のTV番組の深さに震えました。
ガバチョににっこり。
あと「ブーフーウー」の舞台はメキシコだったのですね。
ドン・タコス!
Kawikaさん、
今日伝えておきました。
「おーカヴィカはもう戻ってくるんだな。ヨシヨシ」
って申していました。
オーガニックコーヒーを飲みましょうね!
Fgさん、
はい、
50年はすごいです。
半世紀ですから。。
オリンピック12回半、と書いたら
派出所の日暮熟睡男(ねるお)を思い出しました。
ニコニコ寮に取材に行きたいですね。
ND9ぜひです!