奄美大島。
岬の上だが、
かなり高くまで登ることができたので、
iPhoneのパノラマ機能で撮った。
遠くに3Dウエッジがある手広海岸、
アマミアン・バックドアとパイプライン、
そしてヒロくんのクルクルが見える。
これが3Dウエッジ。
一見すると良い波だが、
超が付くほどの癖波。
具体的には波が両側から合わさり、
さらにはリーフの亀裂と、
深みを介して波面はえぐれる。
これはスキッパーフィッシュの、
タジ・バロウProトライフィンモデル。
まだステッカーが貼られていないので、
奄美に来たばかりのショットだとわかる。
3Dウエッジでのスキッパーフィッシュ。
これはそれほどではないが、
とんでもないほど掘れ上がるときがある。
なので、
波側にレイルを入れておかないと、
飛ばされてしまう。
もし飛ばされると最悪はリーフで額を割ることで、
そうなると意識不明となるので生死に関わる。
3Dウエッジ。
いわゆる手広海岸のメインピークで、
ブレイクマップを見ると、
『初級者〜』
しっかりとそう書いてあるが、
潮位が1m以下でうねりが背丈くらいあれば、
プロ級でちょうど良いほどの波質であります。
でもそう書かなくてはならないのは、
他のブレイクもやはりそんなことになっていて、
ただ、
ばしゃ山やヒロくんのクルクル付近の沖波で満潮ならば、
これまたロングボードに乗った初級者には最高の波質だと突きとめた。
難点はアウトリーフなので、陸から遠いこと。
もしフィンや何かでざっくりと切ってしまったら致命傷となる。
ボートか何かでお連れすれば、
この問題は解決するだろうか。
私が奄美が好きで好きでたまらなくなり、
ついには観光親善大使となったのは、
2011年のときでございます。
(巻末注釈リンク*1をご覧ください)
そのひとつに、
ローカルたちの暖かい心があったからだろう。
この手広海岸の看板のように
笑顔であいさつ
波はゆずり愛
ゴミは持ち帰る
そして
水は山ぬうかげ(のおかげ)
人は世間のぬうかげ
波人は海ぬうかげ
その通りであります。
でも、何人かのローカルに聞くと、
これを逆手に取って、
ロングで波に乗っては戻ってきて、
すぐに次の波に漕ぐ
(待っている人多数)
ショルダー側から逆走する
大きなボードでたくさん乗る(過ぎる)
サーファーが増えたようで、
みんな頭を悩ましているという。
これはローカリズムというより、
サーファー個人の考え方なのだと思う。
「波は自分の順番をしっかりと待ちなさい。
それがわからなければ、
自分の順番はないと思いなさい」
そんなことを波乗りを始めたときに先輩方に教わった。
(波の順番については、巻末注釈リンク*2をご覧ください)
さて、
天才料理人として知られるカズさん。
一時はグリーンヒルさんのキッチンにもいました。
島北側の笠利で、
それはおいしいお弁当屋さん、
「キッチン・マカロニ(朝9:30〜日曜定休)」
をしている。
ちょうど検索をかけたら
このマカロニさんに対して、
悪意のある書き込みがあったので、
「違反です」
そのわけのわからない口コミを報告した。
口コミは公平に見て書かないと、
迷惑する人が出て、悲しむ人もいる。
そんな責任を持っての投稿としていただきたい。
閑話。
これはサーフィン研究所鎌倉所長の
インスタグラム・ストーリー投稿。
あまりにも共感できたので、
自分でもリポストしてみた。
Happy Surfing!!
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【巻末注釈リンク*1:奄美観光大使】
『PB真東うねり90度』とは?_GO PRO緑くん初使用日_晴れて観光親善大使候補となりました_天地初發之時のような雨_BMW似のマルちゃん_奄美、ありがとうございました_(2823文字)
【重要注釈リンク*2:波の順番】
◎