新品・中古サーフボード販売、カスタムオーダー、ウェットスーツ、サーフィン用品など。NAKISURFは、プロサーファー、フォトグラファー、サーフライターで知られるNAKIのコンセプトサーフショップです。

naki's blog

サバ手賞_ジグザグコーヒー入手日_タキビシと私たちのミニマリズム_(1953文字)

The Blue Dragon 2019

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The Saba-te Turn.

Catch Surf ©ODYSEA Skipper Fish 6’0″

#mycatchsurf

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くだんの#mycatchsurfだが、

審査員のみならず、

勝手にいろいろな賞を作っている。

ということで、

サバ手賞は@NAKISURFから。

↓(サバ手の基本はこちら)↓

【ウナクネ・サイエンス】サバ手の真実_(1584文字)

ドラグラ・プロダクションズからは片岡鯖男賞もございます。

摂政賞

法王賞

タヌーマン賞

機能賞

そんな賞の候補も出てきました。

我こそは、

キャッチサーフの思想、

またはドラグラに関わりたいという人はぜひ。

コーヒーがなくなってきたので、

土佐の模範人である玉ちゃんのコーヒースタジオに行くと、

リーピが私の写真集を温めてくれていた。

さすが土佐の模範ネコである。

リーピは、

昨年の8月終わりの台風接近日に河口堤防に捨てられていて、

カラスについばまれて死んでしまう寸前のところをタマちゃんが保護した。

すっかり元気になり、

今では玉ちゃんの仲間であり、

そして猫社会の入り口となっている。

「君は猫界の豊臣秀吉だね〜」

褒めた途端に野性の猫パンチがシャー!と飛んできた。

「A品の豆をさらに厳選するのがジグザグコーヒーの秘密です」

ただ豆を減らせば、量(g)が減る→よって利益が減る。

けれど「顧客満足度は増す」そんな良品市場の黄金比。

タマちゃん渾身焙煎によるジグザグコーヒー三種、8袋。

ブラジル

グァテマラ

タンザニア

コクと風味は上から下への産地順だが、

私は酸味と爽かさを朝のコーヒーに求めるので、

朝夕で順位が完全に逆転するという妙。

タマちゃんに人間国宝、

つまり重要無形文化財を与えるべきだという意見があるが、

私はそれを支持したい。

タマちゃんはそれほどまでに誠実で、

勤勉で義理人情正義の人であります。

ドラグラ・プロダクションズ用心棒師範の

千葉周作先生もお気に入りになられることだろう。

ここであまり褒めると、

たまちゃんが嫌がるのでここまで。

土佐ジローの鶏卵。

カルディのスパゲッティーニを茹で、

トマトハウスナカムラのフルーツトマト、

土佐清水の新タマネギ、

はるの生姜とニンニク、ジャガイモでソースを作り、

赤牛パルメザンチーズをふりかけた。

「土佐トマト・スパゲティーニ」。

感動的な素材のそれぞれの味が重なったものを食べると、

人はダンスしたり、唄ったりすると知った。

高知は食べものも最高です。

【第二部:タキビシのミニマリズム】

これは3月の雨の日のことだった。

千葉御宿。

タキビシと待ち合わせしてサーフしにいくと、

ピロタンのお父さんがバリバリーとやってきて、

ラインナップには駿河太郎くんがいた。

セッション後半、

ボディボード界のオタク&真面目、

お茶目で知られる新井徹くんが生徒を連れて現れた。

キャップに時計、

GoProにグローブとガジェット満載な新井徹くんを見て気づいたのが、

現代サーファーは、

新井くんのようなガジェット派が多いのではないかということ。

例えば、

「足が熱いからサンダル履いていいですか?」

「お前サーファーだろ。答えはダメ」

そんなことを教えてくれたのは、

横山泰介さんの親友で、

時代の寵児であり、

インテリであり、

毒舌であり、

そして何よりもファッションのカリスマだった大野薫さん(かおるさん。故人)のことを思いだした。

昭和58年の七里ヶ浜。

「おいおい、お前さ、サーファーがサンダル履いて海に行ってどうするんだよ」

「でも砂浜、焦げるほど熱いです」

「それはお前が未熟だからだろ。

サーフィンをやりこめばな、足の皮が厚くなってくるんだよ。

プロサーファーのつもりで砂浜を歩かないと女の子にもてないぞ」

「足が焦げても平気な顔をして歩きますこれからは!」

「そうだ!そうやって良いサーファーは育っていくんだよ」

そんな会話を思い出した。

写真の整理をしていたらタキビシのグラブスピン

タキビシも大野薫さんや横山泰介さん系で、

全てがいちいちカッコイイ。

私もそうだけどミニマル系、

例えばシングルフィン、下手をするとフィンレス。

ボードとウエットスーツだけ。

薫さんの教えを継承したつもりである。

もちろんリーフが痛いからとブーツは履かないし、

ウエットを忘れたらジーンズでサーフする。

上がってきてもたいていは潮水のままだし、

もちろんサーフ用の帽子はかぶらないし、

ラックなどは使わない。

時計すらしないし、

クラゲ避けも付けない。

サメ避けもたらさない。

これは薫さんの言葉が今に伝えるように、

サーフィンとは危険なものであり、

そこで遊ぶという気概と勇気が特級波乗士たちを育む。

『サーフィンは危険なもの』

そんなことを忘れてはならない自分への戒めも含めて書いてみた。

【かなり特大号】ツアー開始記念のキャッチサーフの歴史_(3339文字)

Happy Surfing!!