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【サーフィン研究所GW渾身号】うねり3日目_ヘミングウェイのメタファーとハッピー・サーフィン_マジックボードのロマンチカ・クローンについて_特盛サンライズ・プランツ_(1288文字)

3日の土曜日にピークを迎えた東北東うねりは、

今朝もまだ背丈くらいの波高で続いている。

このうねりを受けるサーファーたちには、

すばらしき日々となったであろう。

さて、

ご縁あって、

藤沢の名店ビルの名店シンブンに連載コラムを寄稿させていただいているが、

このビルは、

私と同じに1965年に誕生したとあった。

タキビ神が、

『ヘミングウェイ研究』という本を読んでいた。

これも1965年、

同じ年の出版ということに奇縁を感じた。

Photo by @supertakibishiyasu

私は、

南雲堂刊のヘミングウェイを持っているが。

タキビ神のはどうやら志賀勝編の英宝社版だと感得した。

アーネスト・ヘミングウェイは、

『老人と海』が良く知られている。

私は、

「二つの心臓の大きな川」の描写が忘れられない。

ニックは、
川底の小石色を映している澄んだ茶色の川面を見下ろしていた。
ひれをふるわせながら流れの中に静止している鱒に目を凝らした。
(中略)
ガラスのようになめらかな淵の、
底のほうに目を凝らすと、
速い流れの中にたくさんの鱒がいた。

ヘミングウェイ得意のメタファー文体だ。

メタファーは暗喩と訳せばいいのだろうか、

古来からある言葉表現であり、

欧米ではローマ時代はもとより、

仏教派生時から存在する文体だ。

つまり、

このメタファーは、

鱒ーマスという魚は自分自身であり、

そして川のなかで静止しているのが人生そのものだと思えると、

強く心を打ち、

なにかにつけてこうして思い出すほど記憶しているのだった。

すると、

上に掲げた

『アロハ・ハッピー・サーフィン』

もまたメタファーであり、

タキビ神の言うところの

「ヨワケ」、

つまり夜明け前のタマサキ駐車場もそうであると気づいた。

気づきつつ、

ブライト・ロマンチカで逸波に乗ってみると、

やはりそれはマジックボードであり、

自身の滑走表現を支えてくれるものだと気づいた。

「足に吸い付くようです!」

早速ロマンチカに試乗されたジブリKさんの言葉が頭に残った。

そのブライト・ロマンチカの初号機は、

現在検品中で、

もうすぐ驚きの価格と共に公開します。

いましばらくお待ちください。

IさんのTheOneが届き、

それにGroovyのキールフィンをつけてみると、

フィッシュの王さまのようになった。

土曜日は、

サンライズ・プランツの日だった。

MFGこと、

美住町のフィッシュゴッドが、

せっせとバリのヤマザキさんのアガベの植え替えや株分けなどをして、

やけにうれしそうだったのは、

ドラグラ満腹食堂で、

おいしいカツオを食べたからだとわかった。

ドラグラ満腹食堂は、

NAKISURFにやってくる腹ペコサーファーの最終到達点だろう。

いまこのカツオが絶品で、

なぜなら勝浦港から朝どれがそのままお皿に来ているそうで、

ムチムチ感がたまらず、

大盛りご飯が足りないほどでしたとは、

軽く完食したフィッシュゴッドのご感想だ。

私の銀だら煮付け定食(普通盛り)

【巻末リンク:マジックボードのクローン】

【サーフィン研究所ノマディック回想編】マジックボードのクローン・サンプル『ブライト・ロマンチカ』!!_(1693文字)

【巻末リンク*2:初乗り日の瞬間】

【サーフィン研究所GWお祝い号】ついに完成!ブライト・ロマンチカ_3m@9秒の東南東うねり_(888文字)

Happy Surfing and Happy Lifestyles!!