Ikeno-ura, Susaki
Photo by @satoshikanayama
高知新聞浦ノ内所長iPhone13
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パドルアウトすると、
うねりが発するそれぞれの鼓動を感じる。
Catch Surf® Special Skipper Fish 6’0″
Nakisurf Original Twin + Vektor VMK (rear)
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滑走線を見据え、
自身速度や状態から向かうべき箇所を点で押さえる。
「その点にどこまで近づけるか」
それだけが頭の中にあった。
高知県須崎市のマスコットキャラクターにしんじょう君がいる。
その中の一匹はローソンの店長職を得た。
しかも屋根の上にバルーン状に立ち上がって、
向かいのE56(高知自動車道)や、
手前側の国道56号線の往来へ笑顔をふりまいている。
私の最もお気に入りのしんじょう君だ。
店内に入る楽しみのひとつは、
このぬいぐるみを見ることでもある。
9月頭には5体あったものが、
すでに2体となってしまった。
Magu-yan on
Catch Surf® Skipper Fish 6’6″
.
これをマグやんが購入することになった。
「しんじょう君は法王似かも」
私の発言によって、
マグやんの所有欲が失われ、
代わりに濃縮還元の野菜ジュースを購入していた。
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『ジローのお祭り』
名作『ジローのハッピーサーフィン日記」の著者である二郎は、
突然火がついたように祭り好きとなった。
(未成年の敬称がないのは、両親の呼び方に遵守)
これまでは兄の太郎が祭り衣装を喜び勇んで着ていたが、
彼はブカツ(部活動)のバレーに夢中なので二郎が受け継いだ形になった。
(父ちゃん談)
とすると、
『しんの祭り魂』は一家に一個という計算となる。
「しん」を平仮名にしたのは、
「真」
「心」
「信」
「伸」
「進」
「神」
「慎」
そんなさまざまな意味が、
この「しん」に宿っていると表記したかったからだ。
もちろん私たちが目指すのも
「しんの波乗り」の水平線だ。
その信心は太陽に、
法王や神々に手を合わせることでも成就できる。
同時に
「祭魂の鎮魂歌」、
次に「大鯖晴彦センセ」とDGPのホワイトボードに書いた。
お祭りに話を戻すと、
祭魂マックスの二郎は、
装束をすべて身につけて、
夜明け前から「シオフミだ〜!」と、
うんならかしていったという。
(うんならかす=房総弁。この場合は、
「家から全速力で飛び出して」という意味)
大原はだか祭り/いすみ市
「ワンちゃんを探せ」
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大原はだか祭りのことを調べてみると、
なんと、
平安時代からのもので、
激しい神輿を上げつつ、
商店で暴れ、
網元や地主宅でごちそうをふるまわれて、
「わけもんども、別れがつらい、会うて別れがなけりゃよい」
という唄で終わるという。
やさしくおとなしい二郎くん。
彼もまた二面性というか、
激しい心も同じだけ持ち合わせていて、
祭りの日に宿った魂によって、
その心を爆発させているとわかった。
【巻末リンク:ジロー!】
【巻末リンク*2:2年前のしんじょう君】
【巻末リンク*3:波乗りの真実とは?】
【サーフィン研究所渾身号】デューク・カハナモク誕生日_1950年代サーフボードの歴史_高知県室戸市とガソリン価格_(1693文字)
Happy Surfing and Happy Life!!
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