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naki's blog

【サーフィン研究所渾身号】滑走通過点としんじょう君に夢中_祭魂マックス・ジロー@はだか祭り_(1297文字)

Ikeno-ura, Susaki

Photo by @satoshikanayama

高知新聞浦ノ内所長iPhone13

.

パドルアウトすると、

うねりが発するそれぞれの鼓動を感じる。

Catch Surf® Special Skipper Fish 6’0″

Nakisurf Original Twin + Vektor VMK (rear)

.

滑走線を見据え、

自身速度や状態から向かうべき箇所を点で押さえる。

「その点にどこまで近づけるか」

それだけが頭の中にあった。

高知県須崎市のマスコットキャラクターにしんじょう君がいる。

その中の一匹はローソンの店長職を得た。

しかも屋根の上にバルーン状に立ち上がって、

向かいのE56(高知自動車道)や、

手前側の国道56号線の往来へ笑顔をふりまいている。

私の最もお気に入りのしんじょう君だ。

店内に入る楽しみのひとつは、

このぬいぐるみを見ることでもある。

9月頭には5体あったものが、

すでに2体となってしまった。

Magu-yan on

Catch Surf® Skipper Fish 6’6″

.

これをマグやんが購入することになった。

「しんじょう君は法王似かも」

私の発言によって、

マグやんの所有欲が失われ、

代わりに濃縮還元の野菜ジュースを購入していた。

『ジローのお祭り』

名作『ジローのハッピーサーフィン日記」の著者である二郎は、

突然火がついたように祭り好きとなった。

(未成年の敬称がないのは、両親の呼び方に遵守)

これまでは兄の太郎が祭り衣装を喜び勇んで着ていたが、

彼はブカツ(部活動)のバレーに夢中なので二郎が受け継いだ形になった。

(父ちゃん談)

とすると、

『しんの祭り魂』は一家に一個という計算となる。

「しん」を平仮名にしたのは、

「真」

「心」

「信」

「伸」

「進」

「神」

「慎」

そんなさまざまな意味が、

この「しん」に宿っていると表記したかったからだ。

もちろん私たちが目指すのも

「しんの波乗り」の水平線だ。

その信心は太陽に、

法王や神々に手を合わせることでも成就できる。

同時に

「祭魂の鎮魂歌」、

次に「大鯖晴彦センセ」とDGPのホワイトボードに書いた。

お祭りに話を戻すと、

祭魂マックスの二郎は、

装束をすべて身につけて、

夜明け前から「シオフミだ〜!」と、

うんならかしていったという。

(うんならかす=房総弁。この場合は、

「家から全速力で飛び出して」という意味)

大原はだか祭り/いすみ市

「ワンちゃんを探せ」

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大原はだか祭りのことを調べてみると、

なんと、

平安時代からのもので、

激しい神輿を上げつつ、

商店で暴れ、

網元や地主宅でごちそうをふるまわれて、

「わけもんども、別れがつらい、会うて別れがなけりゃよい」

という唄で終わるという。

やさしくおとなしい二郎くん。

彼もまた二面性というか、

激しい心も同じだけ持ち合わせていて、

祭りの日に宿った魂によって、

その心を爆発させているとわかった。

【巻末リンク:ジロー!】

【サーフィン研究所&ドラグラ・プロダクションズ謹製】B品ジマン_ドラグラ界の天真爛漫なギャツォ_(1585文字)

【巻末リンク*2:2年前のしんじょう君】

【サーフィン研究所】台風14号波7日目_しんじょう君と眠狂社長_南国室戸岬_(1567文字)

 

【巻末リンク*3:波乗りの真実とは?】

【サーフィン研究所渾身号】デューク・カハナモク誕生日_1950年代サーフボードの歴史_高知県室戸市とガソリン価格_(1693文字)

Happy Surfing and Happy Life!!