Cosmos Surfboards
Enduring 8’3”(CE25)
at The Irie Chiba
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——私にとっての——
大きなボードを振り回すのは楽しい。
そんなことを感じながらサーフしていた。
ちょっと前はミニボード、
その前はショートボードに乗ることに情熱を燃やしていた。
自身の歴史の備忘録として、
タイプしたものがある。
「ショートボードからミニボードへの転換期・私家版」
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「サン・クレメンテ」
サーファーならば、
この単語だけでわかるサーフィン界の首都のひとつだ。
サン・クレメンテの南にトレッスルズがある。
その入り口エリアにバクスター家があった。
当時私はそこでお世話になっていた。
ある日のことだ。
ジャッキー・バクスターが、
「フナキ、サンタクロースはどこにいるかな?」
と言い、
彼が指で示した方向にずんぐりとした短いサーフボードがあった。
四角っぽいアウトラインで、
ノーズまでワイドなテンプレートだった。
ラスティ・プレゼントファーが。
自身のライダーであるクリス・ビリーのために削ったファイブ・セブンだった。
私にそのボードがやってきたのは、
クリスマスの奇跡である。
ジャッキーの前でワックスアップして、
Tストリートまで降りてサーフすると、
——見た瞬間からわかっていたが——
マジックボードの持つ、
さまざまな感動があった。
次に向かったのがアッパー・トレッスルズ。
セカンド・セクションは広いセクションであり、
いわゆるちょっとしたダンパー・セクションだ。
このファイブ・セブンは、
アッパー波の先端に引っかけることができた。
「引っかける」
このことを説明すると、
意図的に波上にグリップする感覚だ。
これによって積極的に斜面の上部に行くことができると、
加速が容易となり、
数々の伝説的なセクションを攻略できた。
そう、
ミニ・ボードならば「かんたん」だった。
いま同じ波を乗るのならば、
ミッドレングスに乗り、
セクションの入り口でハイ・ラインをセットして、
すべてのクリティカルをシングル・ラインでメイクするだろうか。
これは、
バレル・ラインを求めるようになった結果でもある。
その分でワイプアウトが減り、
サーフ距離が格段と延伸していった。
ミニボードとミッドの比較になってしまったが、
この項を一度閉じる。
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【ムロトチップスからのお知らせ】
室戸岬の西南西に面する西山台地は、
太平洋の黒潮が霧状に降り注ぎ、
日本一の日照時間が存在する奇跡の農地だ。
そこで収穫されるサツマイモの名品
「紅はるか」と「金時」は、
安納芋と同様に濃厚な甘さでファンを増やしている。
その西山大地だけで育った蜜芋を薄くカットし、
手作業で一つひとつ米油で丁寧に揚げ、
ベルギー産の純チョコレート等をまとわせ、
土佐産の希少ベルガモット・コンフィチュール(ジャム)をアクセントとして、
各種ムロト・チップスが誕生しました。
蜜芋だけの生地とチョコを塗った意匠が、
室戸岬の地形を思わせます。
まるでお花畑にいるような風味が特徴です。
季節によってフレーバーを変えるのは、
旬に合わせているから。
ムロトチップスの詳しくは、
インスタグラム
@sky_and_sea_muroto
にDMしてください〜。
河合館長、
またはこちらのゆかり嬢が対応してくれます。
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【巻末リンク:ムロトチップス誕生ポスト】
【サーフィン研究所】海水温_ダビンチ久保田さんと水丸さん_村神様とおいしいもの研究所のムロト・チップスの多幸感_(1138文字)
【巻末リンク*2:室戸奇譚】
【巻末リンク*3:バクスターたちの周辺】
Happy Surfing and Happy Lifestyles!!
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