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【サーフィン研究所】「ショートボードからミニボードへの転換期・私家版」_ムロトチップスの現在地_(1459文字)

Cosmos Surfboards

Enduring 8’3”(CE25)

at The Irie Chiba

.

——私にとっての——

大きなボードを振り回すのは楽しい。

そんなことを感じながらサーフしていた。

ちょっと前はミニボード、

その前はショートボードに乗ることに情熱を燃やしていた。

自身の歴史の備忘録として、

タイプしたものがある。

「ショートボードからミニボードへの転換期・私家版」

.

「サン・クレメンテ」

サーファーならば、

この単語だけでわかるサーフィン界の首都のひとつだ。

サン・クレメンテの南にトレッスルズがある。

その入り口エリアにバクスター家があった。

当時私はそこでお世話になっていた。

ある日のことだ。

ジャッキー・バクスターが、

「フナキ、サンタクロースはどこにいるかな?」

と言い、

彼が指で示した方向にずんぐりとした短いサーフボードがあった。

四角っぽいアウトラインで、

ノーズまでワイドなテンプレートだった。

ラスティ・プレゼントファーが。

自身のライダーであるクリス・ビリーのために削ったファイブ・セブンだった。

私にそのボードがやってきたのは、

クリスマスの奇跡である。

ジャッキーの前でワックスアップして、

Tストリートまで降りてサーフすると、

——見た瞬間からわかっていたが——

マジックボードの持つ、

さまざまな感動があった。

次に向かったのがアッパー・トレッスルズ。

セカンド・セクションは広いセクションであり、

いわゆるちょっとしたダンパー・セクションだ。

このファイブ・セブンは、

アッパー波の先端に引っかけることができた。

「引っかける」

このことを説明すると、

意図的に波上にグリップする感覚だ。

これによって積極的に斜面の上部に行くことができると、

加速が容易となり、

数々の伝説的なセクションを攻略できた。

そう、

ミニ・ボードならば「かんたん」だった。

いま同じ波を乗るのならば、

ミッドレングスに乗り、

セクションの入り口でハイ・ラインをセットして、

すべてのクリティカルをシングル・ラインでメイクするだろうか。

これは、

バレル・ラインを求めるようになった結果でもある。

その分でワイプアウトが減り、

サーフ距離が格段と延伸していった。

ミニボードとミッドの比較になってしまったが、

この項を一度閉じる。

【ムロトチップスからのお知らせ】

室戸岬の西南西に面する西山台地は、

太平洋の黒潮が霧状に降り注ぎ、

日本一の日照時間が存在する奇跡の農地だ。

そこで収穫されるサツマイモの名品

「紅はるか」と「金時」は、

安納芋と同様に濃厚な甘さでファンを増やしている。

その西山大地だけで育った蜜芋を薄くカットし、

手作業で一つひとつ米油で丁寧に揚げ、

ベルギー産の純チョコレート等をまとわせ、

土佐産の希少ベルガモット・コンフィチュール(ジャム)をアクセントとして、

各種ムロト・チップスが誕生しました。

蜜芋だけの生地とチョコを塗った意匠が、

室戸岬の地形を思わせます。

まるでお花畑にいるような風味が特徴です。

季節によってフレーバーを変えるのは、

旬に合わせているから。

ムロトチップスの詳しくは、

インスタグラム

@sky_and_sea_muroto

にDMしてください〜。

河合館長、

またはこちらのゆかり嬢が対応してくれます。

【巻末リンク:ムロトチップス誕生ポスト】

【サーフィン研究所】海水温_ダビンチ久保田さんと水丸さん_村神様とおいしいもの研究所のムロト・チップスの多幸感_(1138文字)

【巻末リンク*2:室戸奇譚】

【ドラゴングライドプロダクションズ文芸〈長編〉】蔵ラウンジ物語: 東昇のハイライン_(3799文字)

【巻末リンク*3:バクスターたちの周辺】

【サーフィン研究所】色鮮やかな記憶_ノースハワイと皇帝フレッチャーズ_(1008文字)

Happy Surfing and Happy Lifestyles!!