新品・中古サーフボード販売、カスタムオーダー、ウェットスーツ、サーフィン用品など。NAKISURFは、プロサーファー、フォトグラファー、サーフライターで知られるNAKIのコンセプトサーフショップです。

naki's blog

【サーフィン研究所】シン思考を表現する芸術運動『××式』あらすじ_(1468文字)

Cosmos Classic 8’

at Moniz, Chiba

.

モニースは、

干潮時に展開するビーチブレイクだ。

どのくらい干潮がいいのかというと、

干けば干くほど良い。

Hiroyuki Maeda on

9’6″ Classic

.

このときは15cmという砂浜露出系の干潮だったので、

こんなふくよかな波が出現したと推測される。

昨日ここモニースに前田博士が96で来られたので、

その顛末(てんまつ)を後日ここでご紹介する。

マグやんとキャッチサーフ7。

彼はサーフィンや友人との約束時刻は一切守らないが、

仕事となると、

話は違ってくる。

なんと!

これまでマグやんは無遅刻無欠勤だという。

今日も彼は、

いすみ市大原の磯野測量株式会社へ定時&休日出勤し、

移動体計測(IP-S2 Lite)を用いて測量にいそしんでいる。

数日前、

岬町和泉794のスーパー・レオ岬店で、

ポパイ・ケイスケを見るやいなやマグやんが逃げ出したのは、

買い物カゴに入った50%割引弁当を見られたくなかったと推察される。

そう、

マグやんは自意識過剰だと認定されていまにいたる。

さて私は、

月刊ガロのバックナンバーに夢中だ。

やはり昭和の表現はすばらしい。

ちなみに上の表紙はキング・テリーこと、

湯村輝彦さんの芸術作品によるものだ。

1968年(昭和43年)の増刊号は、

つげ義春さんの特集だった。

私はこれでつげ作品を再読することになったのだが、

2023年に読むと、

やたらと秀逸で、

50年以上前の作品とは思えなかった。

リアルタイムでこの時代を通過した華厳さんによると、

「つげさんの『ねじ式』は、
*ネルヴァルと、
**シュルレアリスムの真骨頂(しんこっちょう)でした」

ということだった。

*ネルヴァル=ジェラール・ド・ネルヴァル、19世紀のロマン主義詩人

**シュルレアリスム=思考の真の動きを表現しようとする文学・芸術運動

その後華厳さんは、

ドラグラ式につげ義春さんを表現すると発言し、

このように翻訳してくれた。

『××式』

.

ジェフリーズ・エリア、

エックス前のヨード温泉で「ぼく」は、

シン・クラゲに左腕を刺され、

上総一宮駅周辺でイシャを探しまわるという夢を見た。

けれど誰もいっこうにイシャを教えてくれない。

そこへ横須賀線直通・逗子行きの汽車がやってきて、

これさいわいと飛び乗るのだが、

汽車はオーハラに戻るばかりでちっとも進まない。

それでもイシャを探すうちに、

金太郎アメ製法でジローアメをつくる婆さんに出会う。

婆さんは、

「ぼく」のおっ母さんに似ていたが、

ジローアメの製法とタキビ神のことを説明するばかり。

とにかく、

シン・クラゲに刺されたシジュツをしてほしい

「ぼく」は、

アメ婆さんからイシャのありかを聞き出すと、

そこはドラグラ会館だった。

新しいパナソニック冷蔵庫の向こうで、

Tファールの鍋を使った総料理長が、

モナコ特製マカロニグラタンを作っていて、

居間で法王がショーヘーにホームランを打たせたとき

(巻末リンク*3)、

「ぼく」は左腕にネジを装着されてシジュツは成功した。

「そういうわけで、
このネジを締めると、
ぼくの左腕はしびれるようになったのです」

コスモス・クラシック8フィートを持った

「ぼく」が説明して夢は終わる。

【巻末リンク:コスモス・クラシック8の初乗日】

【サーフィン研究所台風3号特大号】トリスケル波とコスモス80シングルフィン_夢の550mライド_台風波や兵どもが夢の跡_(2773文字)

【巻末リンク*2:キング・テリーとサーフィン業界】

【サーフィン研究所】無限の無限と、無限の有限_サーフィン読みもの_(1909文字)

【巻末リンク*3:法王が大谷翔平くんにホームランを、の巻】

【サーフィン研究所】ゴ・シンコー・デ・マヨと台風3号_法王と大谷翔平くんと関係またはポコニャン_(1133文字)

Happy Surfing and  Happy Lifestyles!!