Cosmos Classic 8’
at Moniz, Chiba
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モニースは、
干潮時に展開するビーチブレイクだ。
どのくらい干潮がいいのかというと、
干けば干くほど良い。
Hiroyuki Maeda on
9’6″ Classic
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このときは15cmという砂浜露出系の干潮だったので、
こんなふくよかな波が出現したと推測される。
昨日ここモニースに前田博士が96で来られたので、
その顛末(てんまつ)を後日ここでご紹介する。
マグやんとキャッチサーフ7。
彼はサーフィンや友人との約束時刻は一切守らないが、
仕事となると、
話は違ってくる。
なんと!
これまでマグやんは無遅刻無欠勤だという。
今日も彼は、
いすみ市大原の磯野測量株式会社へ定時&休日出勤し、
移動体計測(IP-S2 Lite)を用いて測量にいそしんでいる。
数日前、
岬町和泉794のスーパー・レオ岬店で、
ポパイ・ケイスケを見るやいなやマグやんが逃げ出したのは、
買い物カゴに入った50%割引弁当を見られたくなかったと推察される。
さて私は、
月刊ガロのバックナンバーに夢中だ。
やはり昭和の表現はすばらしい。
ちなみに上の表紙はキング・テリーこと、
湯村輝彦さんの芸術作品によるものだ。
1968年(昭和43年)の増刊号は、
つげ義春さんの特集だった。
私はこれでつげ作品を再読することになったのだが、
2023年に読むと、
やたらと秀逸で、
50年以上前の作品とは思えなかった。
リアルタイムでこの時代を通過した華厳さんによると、
「つげさんの『ねじ式』は、
*ネルヴァルと、
**シュルレアリスムの真骨頂(しんこっちょう)でした」
ということだった。
*ネルヴァル=ジェラール・ド・ネルヴァル、19世紀のロマン主義詩人
**シュルレアリスム=思考の真の動きを表現しようとする文学・芸術運動
その後華厳さんは、
ドラグラ式につげ義春さんを表現すると発言し、
このように翻訳してくれた。
『××式』
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ジェフリーズ・エリア、
エックス前のヨード温泉で「ぼく」は、
シン・クラゲに左腕を刺され、
上総一宮駅周辺でイシャを探しまわるという夢を見た。
けれど誰もいっこうにイシャを教えてくれない。
そこへ横須賀線直通・逗子行きの汽車がやってきて、
これさいわいと飛び乗るのだが、
汽車はオーハラに戻るばかりでちっとも進まない。
それでもイシャを探すうちに、
金太郎アメ製法でジローアメをつくる婆さんに出会う。
婆さんは、
「ぼく」のおっ母さんに似ていたが、
ジローアメの製法とタキビ神のことを説明するばかり。
とにかく、
シン・クラゲに刺されたシジュツをしてほしい
「ぼく」は、
アメ婆さんからイシャのありかを聞き出すと、
そこはドラグラ会館だった。
新しいパナソニック冷蔵庫の向こうで、
Tファールの鍋を使った総料理長が、
モナコ特製マカロニグラタンを作っていて、
居間で法王がショーヘーにホームランを打たせたとき
(巻末リンク*3)、
「ぼく」は左腕にネジを装着されてシジュツは成功した。
「そういうわけで、
このネジを締めると、
ぼくの左腕はしびれるようになったのです」
コスモス・クラシック8フィートを持った
「ぼく」が説明して夢は終わる。
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【巻末リンク:コスモス・クラシック8の初乗日】
【サーフィン研究所台風3号特大号】トリスケル波とコスモス80シングルフィン_夢の550mライド_台風波や兵どもが夢の跡_(2773文字)
【巻末リンク*2:キング・テリーとサーフィン業界】
【巻末リンク*3:法王が大谷翔平くんにホームランを、の巻】
Happy Surfing and Happy Lifestyles!!
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