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【サーフィン研究所】コスモス・サーフボードTheOneのカブト・チョップとブルドラの仲間たち_(1431文字)

ドラグラ総帥

Alex Knost

Amsterdam Community

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中南米の岬波だろうか。

総帥がすばらしボトムターンを切っていた。

ここまでのサイズは全くないが、

このような波に乗った。

その波の元となったのは、

前線付きの低気圧だ。

どの低気圧が親玉かはわからないが、

混沌と引き合わせていたのだろうか。

とにかくこの気象が北上していったが、

低気圧という中心はなく、

線なので、

ずいぶんと長いあいだ雨が降った。

ひさしぶりにブルドラでサーフすると、

大雨にかすむベンチュラ・セイジ夫妻がいた。

セイジは、

海から上がったばかりだというのに、

一緒にサーフしましょうということになった。

その後すぐにシャッチョさんがやってきた。

すると、

さっきまでうろうろしていたタヌ氏は、

シャッチョさんが怖いらしく、

さっと着替えて、

ボードを車内に積み込みつつ宇佐方向に去っていった。

知らない人には何もわからないだろうが、

タヌ氏にまつわる危険は、

DJ VCA氏で知られるうーやんだったり、

ハイカラMたちから確聞していたので準備期間があった。

(左からしんじょうヤス君、

ハイカラM、そしてラカ法王)

スマイリー・グリズリーではないが、

タヌ号に向けて、

「ガォ〜」とやったら、

狭い後部座席からタヌ氏は顔を出して笑った。

「あのメンタル、見習いたいです」

心が誰よりも強いはずのベンチュラ・セイジがそう言った。

クラシック8でパドルアウトすると、

偉人タマちゃんのオヤカタ川村さんがいらして、

「ほっほっほ〜波が倒れん〜」

すかさず波質を教えてくれた。

タマちゃんは、

新しい家の改装に忙しそうやねとも教えてくれた。

川村さんの言うように波はあまり来なかったが、

奥のピークからファーストセクションに飛び込んだシャッチョさんは、

そのままセカンド、

ショアブレイク前のサードまで飛び込む初打席マンライが出た。

(公式記録では493フィート)

私はブルペン(波待ちエリア)にて、

カブト・チョップスを受ける効力を知った。

さらにドラグラ泉くん、

しんじょうヤスくんがやってきて、

それぞれ自慢の滑りを見せていた。

海上がりにイズミくんより、

信くん謹製の山北みかんをいただくと、

あまりのおいしさに驚いてしまった。

糖度14度というが、

これは獲れたてなのでまだ酸味があるというのだから、

追熟したらどうなるのだろうか?

ちなみに信くんは、

人格者と科学農家の二刀流で知られ、

TV出演などに忙しいサーファーだ。

町中華やサウナが人気だが、

私はワンタンメンと水風呂が好きだと、

90年代に大手出版社のコラムに書いたことを思い出した。

(モノマガジン)

噂のコスモス・サーフボード。

シャッチョさんのTheOne64が完成しましたと、

以前ここで書いた。

ごらんのようにツインザー仕様だ。

(巻末リンクを参照ください)

博士から直接受け取って、

無事にお届けすることができた。

「人生で初めてのカスタムオーダー」

そんなサーフボードを受け取るシャッチョさんは、

少々緊張しているように見えた。

時間が前後するが、

冒頭付近に書いたファースト・ウェーブによる

「*カブト・チョップ」は、

この64由来のものでもあった。

*Kabuto Chopping = 今年のエンジェルスのホームラン・セレブレーション

【巻末リンク:シャッチョさんの64】

【サーフィン研究所】少し前_コスモス・サーフボードTheOne64_(1026文字)

【巻末リンク*2:コスモス関係】

【サーフィン研究所・特大号】昨日書いた『トリスケル波とコスモス80シングルフィン』のエピローグ〜長活中のワタシ_(1774文字)

Happy Surfing and  Happy Lifestyles!!