ドラグラ総帥
Alex Knost
Amsterdam Community
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中南米の岬波だろうか。
総帥がすばらしボトムターンを切っていた。
ここまでのサイズは全くないが、
このような波に乗った。
その波の元となったのは、
前線付きの低気圧だ。
どの低気圧が親玉かはわからないが、
混沌と引き合わせていたのだろうか。
とにかくこの気象が北上していったが、
低気圧という中心はなく、
線なので、
ずいぶんと長いあいだ雨が降った。
ひさしぶりにブルドラでサーフすると、
大雨にかすむベンチュラ・セイジ夫妻がいた。
セイジは、
海から上がったばかりだというのに、
一緒にサーフしましょうということになった。
その後すぐにシャッチョさんがやってきた。
すると、
さっきまでうろうろしていたタヌ氏は、
シャッチョさんが怖いらしく、
さっと着替えて、
ボードを車内に積み込みつつ宇佐方向に去っていった。
知らない人には何もわからないだろうが、
タヌ氏にまつわる危険は、
DJ VCA氏で知られるうーやんだったり、
ハイカラMたちから確聞していたので準備期間があった。
(左からしんじょうヤス君、
ハイカラM、そしてラカ法王)
スマイリー・グリズリーではないが、
タヌ号に向けて、
「ガォ〜」とやったら、
狭い後部座席からタヌ氏は顔を出して笑った。
「あのメンタル、見習いたいです」
心が誰よりも強いはずのベンチュラ・セイジがそう言った。
クラシック8でパドルアウトすると、
偉人タマちゃんのオヤカタ川村さんがいらして、
「ほっほっほ〜波が倒れん〜」
すかさず波質を教えてくれた。
タマちゃんは、
新しい家の改装に忙しそうやねとも教えてくれた。
川村さんの言うように波はあまり来なかったが、
奥のピークからファーストセクションに飛び込んだシャッチョさんは、
そのままセカンド、
ショアブレイク前のサードまで飛び込む初打席マンライが出た。
(公式記録では493フィート)
私はブルペン(波待ちエリア)にて、
カブト・チョップスを受ける効力を知った。
さらにドラグラ泉くん、
しんじょうヤスくんがやってきて、
それぞれ自慢の滑りを見せていた。
海上がりにイズミくんより、
信くん謹製の山北みかんをいただくと、
あまりのおいしさに驚いてしまった。
糖度14度というが、
これは獲れたてなのでまだ酸味があるというのだから、
追熟したらどうなるのだろうか?
ちなみに信くんは、
人格者と科学農家の二刀流で知られ、
TV出演などに忙しいサーファーだ。
町中華やサウナが人気だが、
私はワンタンメンと水風呂が好きだと、
90年代に大手出版社のコラムに書いたことを思い出した。
(モノマガジン)
噂のコスモス・サーフボード。
シャッチョさんのTheOne64が完成しましたと、
以前ここで書いた。
ごらんのようにツインザー仕様だ。
(巻末リンクを参照ください)
博士から直接受け取って、
無事にお届けすることができた。
「人生で初めてのカスタムオーダー」
そんなサーフボードを受け取るシャッチョさんは、
少々緊張しているように見えた。
時間が前後するが、
冒頭付近に書いたファースト・ウェーブによる
「*カブト・チョップ」は、
この64由来のものでもあった。
*Kabuto Chopping = 今年のエンジェルスのホームラン・セレブレーション
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【巻末リンク:シャッチョさんの64】
【巻末リンク*2:コスモス関係】
【サーフィン研究所・特大号】昨日書いた『トリスケル波とコスモス80シングルフィン』のエピローグ〜長活中のワタシ_(1774文字)
Happy Surfing and Happy Lifestyles!!
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