The Blue Dragon’s Moon
横浪半島青龍寺裏手
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これは横波半島に生息するニャーズのコチャー。
ニャーズともしばしのお別れだが、
いわば野生猫軍団なので、
明日の命の保証は一切なく、
また会えるだろうかと思うだけで切なくなった。
けれどそれは私自身も同じことなので、
仏教用語のいくつかを思い浮かべていた。
高知から湘南まで移動したと、
ここで土曜日に書いた。
これは道中に見かけた赤富士の山頂部分。
雪景色が始まっている。
湘南では、
辻堂海浜公園で開催されたお祭りに参加すると、
カルちゃんと清水さん(カリフォルニア・ジェネラルストア)たちは、
ピア建設について意見を交わしていた。
意見をのべたので、
パネラーたちと一緒に壇上に上げられた。
緑シャツの私の左隣に富山さん(湘南スタイル)がいる。
富山さんはサーフマガジンのときにお世話になって、
いくつかのエピソードがあるので、
それは*3と*4として巻末にリンクしておきます。
ピアの話だが、
木造の小さいものから実現すればいいのにと、
しばし夢想していた。
さて本題。
「予約の取れない店」
そんなことをよく聞くが、
辻堂東海岸にあるヘア・カリフォルニアは、
まさしくそんなプライベート・サロンだ。
私たちは、
略してヘアカリとも呼ぶし、
もっと大きく「カルちゃんのところ」とも言う。
ここはカルちゃんこと、
軽部京介さんのオンリー・サロンだ。
カルちゃんは、
スタイルのあるサーファーで、
ログやミッドあたりではよく知られた存在だろう。
スタイリストでもあり、
ヘア・カッター方面、
デザインの着想、
またはファッション相談だったり、
サーフボードにおける加重論を教示してくれる唯一無二のサロンだ。
ナッキーと私は、
ヘアカリ渾身の施術を受けた。
カルちゃんは、
人々を魅了し、
魂を磨きつつ、
運気を心から上げてくれる。
これはカルちゃん家代々が持つ優しさ、
そして柔らかさと、
あくなき探究心の結晶みたいなものだろう。
今回もセブンティーズ、
つまり1970年代のセミショートにしてもらい、
白髪が増えてきたので、
前回と同じくゴールドのハイライトを入れていただき、
安定の三毛となった。
カルちゃんといると、
格調とか、
高雅、
気品、
ユーモア、
聖人(セイント)とか守護という言葉が浮かぶのがうれしい。
マンライでヘア・カリフォルニア・スタジオを出発し、
アクアラインの「海ほたるPA」で仮眠すると、
いつのまにか夜明けとなっていた。
そのまま外海を目指し、
房総半島を木更津・市原と横切っていくと、
長南となり、
茂原のわきをすり抜けて睦沢を越えると一宮に到着する。
朝霧が美しい日で、
波も最小サイズだったが、
そのおかげで3連休にも関わらずガラ空きだった。
千葉北の海は冷たいだろうと身がまえていたが、
なんと水温21度もあって、
気温23度とあわせてまるで初夏のような暖かさだった。
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【巻末リンク:ヘア・カリフォルニア・スタジオについて】
【巻末リンク*2:ニャーズ】
【巻末リンク*3:サーフマガジン記事】
【巻末リンク*4:サーフマガジン記事2】
Happy Surfing and Happy Lifestyles!!
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